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MDO4000シリーズ
優れた性能を備えたミックスド・ドメイン・オシロスコープ、MDO4000シリーズは、ファンクション・ジェネレータ、内蔵スペクトラム・アナライザといったオプションのほか、最大6種類の計測器の機能を備えています。他社の計測器とは異なり、RF、アナログ、デジタルのチャンネルを同期させることができるため、従来の製品にはない詳細な解析が可能です。すべてのオシロスコープを見る
最高1GHz
20Mポイント
4
最大5GS/s
拡張性に優れた高性能オシロスコープ
今日のエンジニアリング・デザインは、さまざまなプロセッサ、シリアル・バス、無線インタフェースが混在しており、複雑化しています。MDO4000Cシリーズは、テクトロニクスのオシロスコープ本来の優れた性能を受け継ぎながら、優れた拡張性も備えています。テストのニーズに合わせて、柔軟にカスタマイズできます。16のロジック・チャンネル、50MHzの任意波形/ファンクション・ジェネレータの追加や、3GHzまたは6GHzのハードウェア・スペクトラム・アナライザの統合が可能であり、複雑な設計にともなうさまざまな課題に対応できます。
特長
- トリガ・アクイジション・システムの統合:時間領域および周波数領域で125通り以上の組み合わせが可能
- 20Mポイントのレコード長、Wave Inspector®を装備
- ハードウェア・スペクトラム・アナライザの内蔵により、高度なスペクトラム解析が可能
- 機能拡張が可能なため、将来にわたって高度な機能を保証
優れた確度の測定機能
MDOシリーズ・オシロスコープの最大の特長は、業界トップの優れた確度の測定機能を備えていることです。そのため、他社のツールよりも設計を詳細に解析できます。 MDO4000Cシリーズは、実際に取り込んだデータに対して測定を行います。一方、他社の多くの計測器では、表示データに対して測定が行われるため、データのスナップショットを捉えることしかできません。 他にもさまざまな機能を備えています。 他社の製品と比較していただければ、MDO4000Cシリーズこそ、お客様の信頼に応える製品であることがご理解いただけるはずです。 測定確度は、設計のインテグリティに大きな影響を及ぼします。 いかなる妥協も許されません。
業界最先端の高性能プローブが付属
測定の信号経路を検証する際に、見逃してはならない重要な要素となるのがプローブです。MDO4000Cシリーズには、業界最先端の高性能プローブが付属しています。3.9pFという優れた容量負荷や、さまざまなオシロスコープに対応可能な周波数帯域を備えたTPPシリーズ・プローブは、お客様の主力プローブとして、あらゆる測定にご使用いただけます。
特長
- TPPシリーズ・プローブが標準で付属(アナログ・チャンネルごとに1本)
- 業界トップクラスの3.9pFの容量負荷
- プローブの周波数帯域:500MHzまたは1GHz
新しいレベルの無線測定を実現
お客様が取り組んでおられるRF測定がどのようなものであれ、MDO4000Cシリーズ・オシロスコープと内蔵ハードウェア・スペクトラム・アナライザ、それにSignalVu-PCソフトウェアがあれば、すべて対応できます。 FFTによる"スペクトラム解析"を謳った他社のオシロスコープとは異なり、本物のスペクトラム・アナライザを内蔵したMDO4000Cシリーズは、アナログ/デジタル・チャンネルに加えて、スペクトラム・アナライザ・チャンネルも統合された、トリガ・アクイジション・システムを提供します。 最高6GHzのRF測定を実行し、周波数ドメインのイベントを、その原因となっている時間ドメインの現象と相関をとって観測できます。
ミックスド・ドメイン・オシロスコープによるデジタル/アナログ/RF 信号の測定
特長
- 3GHzまたは6GHzのスペクトラム・アナライザを利用可能(オプション)
- 本物のハードウェア・スペクトラム・アナライザを統合した唯一の製品
- スペクトラム解析はアナログ波形とデジタル波形と時間同期
トラブル発生への対応は万全ですか
当社は、不慮の機器損傷にも対応した、業界唯一のプランをご用意しています。スクリーンの損傷、こぼれ、マウントの破損、静電放電または過剰電圧による事象も含まれます。当社のトータル保証プランで、予期しない修理や交換のコストを抑えてください。詳細はビデオをご覧になるか、以下をクリックしてください。
競合製品との比較
MDO4000Cシリーズ・オシロスコープ
InfiniiVision 4000Xシリーズ
オシロスコープ
20Mポイント(4チャンネル、最大) |
レコード長(ポイント) |
2Mポイント(4チャンネル、最大) |
波形データ |
測定項目 |
表示データ |
専用のハードウェア・スペクトラム・アナライザ |
スペクトラム・アナライザ |
なし。 |
9kHz~6GHz |
RF周波数レンジ |
最大レンジは水平軸スケール(時間)により制限される |
最高1GHz ‐ 1年保証 |
付属の受動プローブ |
700MHz ‐ 90日間保証 |
3.9pF |
プローブの容量負荷 |
9.5pF |
型名 | アナログ帯域 | サンプル・レート | レコード長(ポイント) | アナログ・チャンネル数 | デジタル・チャンネル数 | スペクトラム・アナライザ | 任意波形/ファンクション・ジェネレータ出力 | 価格 | Configure And Quote |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MDO4024C | 200MHz | 2.5GS/s |
20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $11,600 | 構成と見積り |
MDO4034C | 350MHz | 2.5GS/s |
20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $18,000 | 構成と見積り |
MDO4054C | 500MHz | 2.5GS/s |
20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $23,900 | 構成と見積り |
MDO4104C | 1GHz | 2.5~5GS/s | 20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $29,500 | 構成と見積り |
型名 | アナログ帯域 | サンプル・レート | レコード長(ポイント) | アナログ・チャンネル数 | デジタル・チャンネル数 | スペクトラム・アナライザ | 任意波形/ファンクション・ジェネレータ出力 | 価格 | Configure And Quote |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MDO4024C | 200MHz | 2.5GS/s |
20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $11,600 | 構成と見積り |
MDO4034C | 350MHz | 2.5GS/s |
20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $18,000 | 構成と見積り |
MDO4054C | 500MHz | 2.5GS/s |
20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $23,900 | 構成と見積り |
MDO4104C | 1GHz | 2.5~5GS/s | 20Mポイント | 4 | 16(オプション) | 最高6 GHz | 1(オプション) |
US $29,500 | 構成と見積り |
テクトロニクス MDO4000Cシリーズ |
テクトロニクス MDO3000シリーズ |
Keysight 4000Xシリーズ |
LeCroy HDO4000 |
R&S RTE1000シリーズ |
R&S RTM2000シリーズ |
|
---|---|---|---|---|---|---|
周波数帯域 | 200MHz~1GHz | 100MHz~1GHz | 200MHz~1.5GHz | 200MHz~1GHz | 200MHz~1GHz | 200MHz~1GHz |
周波数帯域のアップグレード | ○ | ○ | ○ | -- | -- | ○ |
アナログ・チャンネル数 | 4 | 2または4 | 2または4 | 2または4 | 2または4 | 2または4 |
アナログ・サンプル・レート | 最大5GS/s | 最大5GS/s | 最大5GS/s | 最大2.5GS/s | 最大5GS/s | 最大5GS/s |
標準レコード長(全チャンネル) | 20M | 10M | 2M | 12.5M | 10M | 10M |
任意波形/ファンクション・ジェネレータ | 50MHz(オプション) | 50MHz(オプション) | 20MHz(オプション) | -- | -- | -- |
統合ロジック・チャンネル(MSO) | 16(オプション) | 16(オプション) | 16(オプション) | 16(オプション) | 16(オプション) | 16(オプション) |
ハードウェア・スペクトラム・アナライザの統合 | 最高6GHz(オプション) | 最高3GHz(オプション) | -- | -- | -- | -- |
アナログ、デジタル、RFの完全同期 | ○ | -- | -- | -- | -- | -- |
標準プローブ | 最高1GHz、受動 | 最高1GHz、受動 | 最高700MHz、受動 | 最高500MHz、受動 | 最高500MHz、受動 | 最高500MHz、受動 |
標準保証期間 | 3年間 | 3年間 | 3年間 | 3年間 | 3年間 | 3年間 |
組込みシリアル・バスのトリガ/デコード/解析
シリアル・バスの場合、1つの信号にアドレス、コントロール、データ、クロック情報が含まれているため、特定のイベントの分離が困難な場合があります。 MDO4000Cシリーズ用のシリアル・アプリケーション・モジュールを使用することで、自動トリガ/デコード/検索が可能になり、オシロスコープはシリアル・バスをデバッグに役立つ強力なツールになります。
特長
- I2C、SPI、RS-232/422/485/UART
- CAN/CAN FD、LIN、FlexRay
- I2S/LJ/RJ/TDM
- MIL-STD-1553、USB、Ethernet
パワー測定/解析
より優れたエネルギー効率が追求されている今日では、設計者だけでなくテスト機器にも新しい要求が突きつけられています。 待機電力の制限、高性能化するスイッチング速度や信号レンジに対応しなければならないだけでなく、半導体デバイスのわずかなリーク電流も測定できなければならないため、テスト条件はこれまで以上に厳しくなっています。 MDO4000Cシリーズは、これらの要件の進化に対応できる、優れたパワー・テスト・ソリューションを提供します。
特長
- スイッチング・デバイスの電力損失測定
- リップル/ノイズの測定および解析
- パワー半導体デバイスの特性評価
- アクティブ力率補正回路のデバッグ
電磁干渉(EMI)と電磁環境両立性(EMC)
EMI/EMCテストの実施には、不合格になるリスクが常に伴います。不合格になると、スケジュールや予算が悪影響を受けます。スペクトラム・アナライザを内蔵し、 アナログ/デジタル/RF信号の時間相関が取れた、MDO4000Cシリーズがあれば、お客様のラボでプリコンプライアンス・テストを実行することにより、EMIコンプライアンス・テストに1回で合格できる可能性が高くなります。
EMIトラブルシューティングでエミッションの発生源を特定する方法(ビデオ)
車載シリアル・バス ‐ CAN/CAN FDのトリガ/デコード/解析
今日の自動車は技術的要件が高く、かつてないほど精密で高感度な電子部品/システムが使用されています。 1台で6種類の計測器の機能を備えた、テクトロニクスの MDO4000Cシリーズは、そうした高度な技術のテストや検証に伴うさまざまな問題に対処するために開発されました。 1台の計測機で、さまざまなアプリケーションに対応できます。
- CAN FD、CAN、LIN、FlexRayのデバッグ/検証
- ハイブリッド/電気自動車のハイパワー・テスト
- 車載無線システムの検証
- MEMSセンサ、LEDドライバ、LEDなど、新しい部品の評価
データシート | アクセサリ | 概要 |
---|---|---|
119414600 | プローブ・セット、RF測定、ニアフィールド・プローブ・セット、受動、ハンドヘルド | |
HCTEK54 | ハード・キャリング・ケース | |
RMD5000 | ラックマウント・キット | |
表示(View) データシート | TPA-N-PRE | 外部プリアンプ、TPAコネクタ、SMA入力 |
TPA-N-VPI | プローブ・アダプタ(N型コネクタ-TekVPI) |