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主な性能仕様
- 1.オシロスコープ
- 4アナログ・チャンネル
- 1GHz、500MHz、350MHz、200MHzの周波数帯域
- 帯域は最大1GHzまでアップグレード可能
- 最高サンプルレート5GS/s
- 全チャンネルのレコード長:20Mポイント
- 最大波形取込みレート:340,000波形/秒以上
- 標準受動電圧プローブ(負荷容量3.9pF、アナログ帯域1GHzまたは500MHz)
- 2.スペクトラム・アナライザ(オプション)
- 周波数レンジ:9kHz~3GHzまたは9KHz~6GHz
- 超ワイド取込帯域:1GHz以上
- アナログ/デジタルのアクイジションに加えて、スペクトラム・アナライザによる取込みの時間同期が可能
- 周波数対時間、振幅対時間、および位相対時間の波形を表示可能
- 3.任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプション)
- 13種類の標準波形
- 50MHzの波形生成
- 任意波形ジェネレータのレコード長:128k
- 任意波形ジェネレータのサンプル・レート:250MS/s
- 4.ロジック・アナライザ(オプション)
- 16デジタル・チャンネル
- レコード長:20Mポイント(全チャンネル同時)
- 最高タイミング分解能:60.6ps
- 5.プロトコル・アナライザ(オプション)
- I2C、SPI、RS-232/422/485/UART、USB 2.0、Ethernet、CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、MIL-STD-1553、ARINC-429、オーディオ・シリアル・バス・サポート
- 6.デジタル・ボルトメータ/周波数カウンタ(製品登録で無償)
- 4桁のAC RMS、DC、AC+DC RMS電圧測定
- 5桁の周波数測定
代表的アプリケーション
- 組込み設計
シリアル・バスや無線技術など組込みシステムのミックスド・シグナルに対して、システム・レベルのデバッグを実行することで、問題をすばやく特定し、解決できます。
- 電源設計
豊富なパワー。プローブの選択が可能な、電源品質、スイッチング損失、高調波、リップル、変調、および安全動作領域(SOA)の自動測定により、信頼性と再現性に優れた電圧/電流/パワー測定を低コストで実現できます。
- EMIのトラブルシュート
不要なEMIの原因となっている時間ドメインの信号を特定することにより、組込みシステムにおけるEMIの発生源をすばやく見つけ出します。システムのEMI(エミッション)に影響している時間ドメインの信号をリアルタイムで観測できます。
- 無線のトラブルシューティング
Bluetooth、802.11 WiFi、ZigBeeなど、無線技術の種類に関わらず、MDO4000Cシリーズを使用することで、アナログ、デジタル、およびRFシステムが時間同期された状態でシステム全体を観測できるため、無線の真の動作を把握できます。超ワイドバンドを1回で取込めるため、複数の無線技術間における相互作用を観測することができ、802.11/adなどの最新規格のブロードバンドの全周波数範囲に対応できます。
- 教育
ベンチ上の複数の機器を管理するのは面倒な作業になりがちです。MDO4000Cシリーズを使用すれば、6種類の機器を1台に統合できるため、複数の機器を管理する手間が省けます。スペクトラム・アナライザが統合されていることにより、投資を最小限に抑えながら、最先端の無線技術を教えるコースを構築できます。すべての機能がアップグレードに対応しており、必要に応じて、あるいは予算に合わせて随時機能を追加することができます。
- 製造テストとトラブルシューティング
機器のサイズが大きすぎたり、設置面積が広すぎると、製造現場に不都合が生じる場合があります。6-in-1タイプのMDO4000Cシリーズでは、複数の機器が1台の小型パッケージに統合されているため、ラックまたはベンチの占有面積が最小に抑えられます。統合化により、製造テストやトラブルシューティングに複数の異なる種類の機器を利用しなければならない場合に発生する、さまざまなコストを削減できます。
1-オシロスコープ
MDO4000Cシリーズは世界トップクラスのオシロスコープがベースとなっており、デバッグの効率化に役立つ多彩なツールが搭載されています。これらを使用することで、迅速に波形異常を発見して取込んだり、波形レコードの中から目的のイベントを探したり、イベントの特性やDUTの挙動を解析したりできます。
FastAcq®(高速取込み)搭載のデジタル・フォスファ技術
MSO/DPO4000シリーズは、設計デバッグの各ステップを迅速に実行するための強力な機能を装備しています。異常をすばやく検出し、取込み、波形レコードからすばやくサーチし、デバイスの特性と動作を解析します。
MSO/DPO4000Cシリーズに搭載されたFastAcqとデジタル・フォスファ技術により、デバイスの実際の動作を確認することかできます。毎秒340,000波形以上という高速の波形取込レートにより、デジタル・システムでよく見られるラント・パルス、グリッチ、タイミング問題など、間欠的に発生する問題も非常に高い確率ですばやく観測することができます。
まれにしか発生しないイベントをはっきりと表示させるため、輝度階調表示を使用することで、通常の信号特性に対する、まれなトランジェントの発生頻度を表示します。FastAcq取込みモードには4種類の波形パレットが用意されています。
- 色温度パレット: 発生頻度の高いイベントを赤や黄色などの暖色で、発生頻度の低いイベントを青や緑などの寒色でグラデーション表示します。
- スペクトラル・パレット: 発生頻度の高いイベントを青などの寒色で、発生頻度の低いイベントを赤などの暖色でグラデーション表示します。
- 通常パレット: デフォルトのチャンネル・カラー(チャンネル1は黄色、など)と輝度階調を組み合わせて使用し、発生頻度の高いイベントほど高輝度で表示します。
- 反転パレット: デフォルトのチャンネル・カラーと輝度階調を組み合わせて使用し、発生頻度の低いイベントほど高輝度で表示します。
これらのカラー・パレットにより、そのイベントが頻繁に発生しているのか、まれにしか発生していないのかを判断することができます。
画面上での波形の残像時間は無限または可変パーシスタンスによって設定でき、波形異常の発生頻度を見極めるのに役立ちます。
デジタル・フォスファ技術で実現される、毎秒340,000波形を超える取込レートとリアルタイム輝度階調表示
トリガ
デバイスの障害を検出するのは、デバッグの第1段階です。次に、原因を特定するために、想定されるイベントを取込まなければなりません。MDO4000Cシリーズでは、ラント、ロジック、パルス幅/グリッチ、セットアップ/ホールド時間違反、シリアル・パケット、パラレル・データなど、125通り以上のトリガの組み合わせが可能であり、目的のイベントを素早く特定することができます。また、レコード長は最大20Mポイントで、目的のイベントを数多く取込むことができます。数千というシリアル・パケットでも1回で取込むことができ、信号をズーム表示しても高い分解能が維持され、細部を詳しく観測し、信頼性の高い測定値を記録することができます。
125通り以上のトリガの組み合わせで目的のイベントを容易に捕捉可能
Wave Inspector®による取込波形内の移動と検索
長いレコード長では、数千画面の情報に相当する場合があります。Wave Inspector®では、波形内の移動/検索機能により、目的のイベントを迅速に見つけることができます。
革新的なWave Inspector機能により、長いレコード長のデータ解析の効率が飛躍的に向上。外側のノブ(1)を回してロング・メモリを移動する。わずか数秒でレコード全体の詳細を把握。詳細に観察する部分が見つかったならば、内側のノブ(2)を回してズーム表示する
ズーム/パン
前面パネルに配置された2段の専用ノブにより、ズームとパンを行います。 内側のノブではズーム倍率を設定します。時計方向に回すことでズームがオンになり、回転量に応じてズーム倍率も高くなります。反対側に回すとズーム倍率は低くなり、最後にはオフになります。 このように、ズーム表示させるために複数のメニューを操作する必要はありません。 外側のノブを回すと、ズーム・ボックスを拡大したい波形部分にすばやく移動することができます。回す力に応じて波形上の移動速度が変化し、 大きく回すほどズーム・ボックスの移動が速くなります。 移動方向を変える場合は、ノブを反対側に回します。
ユーザ・マーク
気になる波形部分を見つけたならば、前面パネルにあるSet Markボタンを押すことで、波形にマークを付けることができます。 マークを付けた部分は、前面パネルの(←)ボタン、(→)ボタンを押すことで簡単に移動することができます。
マークの検索
Searchボタンを押すと、独自に定義した条件でロング・メモリ上のイベントを検索することができます。条件に該当するすべてのイベントには検索マークが付き、(←)、(→)ボタンを押すことでイベント箇所に簡単に移動することができます。検索する項目としてはエッジ、パルス幅/グリッチ、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド、立上り/立下り時間、パラレル・バス、I2C、SPI、RS-232/422/485/UART、USB 2.0、Ethernet、CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、MIL-STD-1553、ARINC-429、I2S/LJ/RJ/TDMのパケット内容があります。イベント・テーブルには、自動検索で見つかったイベントがリスト表示されます。各イベントはタイムスタンプ付きで表示され、イベント間のタイミング測定が容易に行えます。
検索手順1:検索条件を定義する
検索手順2:Wave Inspectorは波形メモリを自動的に検索し、該当イベントに白い三角(▽)でマークを付けて記録。(←)、(→)ボタンを押して次のイベントに移動
検索手順3:イベント・テーブルには、自動検索で見つかったイベントが表示される。各イベントはタイムスタンプ付きで表示され、イベント間のタイミング測定が容易に行える
波形解析
プロトタイプの性能がシミュレーションと一致し、プロジェクトの設計目標に到達していることを確認するためには、信号の動きを解析する必要があります。作業としては、立上り時間とパルス幅の単純なチェックから、洗練された電力損失の解析やノイズ源の調査まであります。
波形およびスクリーンでカーソル測定機能、自動測定、任意数式演算を含む拡張波形演算、FFT解析、波形ヒストグラム、時間による測定値の変化を示すトレンド・プロットなどの、包括的な統合解析機能が提供されます。
波形特性の自動測定と測定結果の統計。
各測定項目の測定方法を説明するためのテキストとグラフィック表示。
波形ヒストグラムは、時間の経過に伴う波形の変化を視覚的に示します。水平軸方向の波形ヒストグラムは、クロック信号にどれだけのジッタが存在しているか、そのジッタの分布はどのようなものかを知る上で特に役に立ちます。垂直方向の波形ヒストグラムは、信号にどれだけのノイズが存在しているか、そのノイズの分布はどのようなものかを知る上で特に役に立ちます。
波形ヒストグラムの測定値は波形ヒストグラムの分布に関する解析情報を提供します。この情報を基に、分布の広さ、標準偏差の度合い、平均値などを確認することができます。
立下りエッジの波形ヒストグラム表示により、時間に伴うエッジ位置(ジッタ)の分布がわかる。波形ヒストグラム・データには、数値測定データも含まれる。
ビデオ回路設計(オプション)
ビデオ回路設計エンジニアには、いまだにアナログ・オシロスコープの愛用者が多く存在します。これは、アナログ・オシロスコープの輝度階調でなければビデオ波形の細部を表示できないと思っているからです。しかし、デジタル・オシロスコープでも、高速な波形取込レートと輝度階調表示機能を組み合わせることで、アナログ・オシロスコープと同等の優れた波形表示を実現できます。しかもデジタル・オシロスコープならではの機能もあります。
IRE、mVの波形目盛、フィールドによるホールドオフ機能、ビデオ極性、オートセット機能などを標準で装備しており、ビデオ信号を確実に捉えることができるので、ビデオ・アプリケーションに最適なオシロスコープとなっています。広い周波数帯域、最大4チャンネルのアナログ入力など、アナログ・ビデオでもデジタル・ビデオでも十分な性能を備えています。
また、ビデオ解析機能は、オプションのビデオ・アプリケーション・モジュールを装備することでさらに拡張されます。HDTVおよび規格外のビデオに対してトリガすることができます。さらに、ビデオ・ピクチャ・モードでは、観測対象のビデオ信号(NTSCおよびPAL)の映像を表示することもできます。また、30日間試用可能なオプションのビデオ解析機能も提供されます。この無料試用期間は機器の電源を最初に投入した時点で自動的に開始されます。
NTSCビデオ信号の観測例。NTSCビデオ・イメージの観測例。ビデオ・ピクチャ・モードでは、コントラストと輝度の手動調整に加え、自動設定が可能
パワー解析(オプション)
長時間のバッテリ駆動が可能なデバイスや省電力タイプの製品需要が高まるにつれ、電源回路の設計エンジニアは、電源におけるスイッチング損失を抑えて電源効率を向上する必要性に迫られています。また、電源の出力レベル、電源出力品質、高調波の電源ラインへのフィードバックなどは、各国、地域の電源品質規格に適合しなければなりません。従来、オシロスコープを使用してこのようなパワー測定を行うことは、時間がかかり、手作業が多く、面倒な作業とされてきました。オプションのパワー解析モジュールを使用することでこのような作業が大幅に簡素化でき、電源品質、スイッチング損失、高調波、SOA、変調、リップル、スルー・レート(di/dt、dv/dt)をすばやく、正確に測定することができます。オシロスコープに組込んで使用できるため、オシロスコープのボタン操作だけでパワー自動測定が実行できます。PCや複雑なソフトウェアのセットアップも必要ありません。また、30日間試用可能なオプションのパワー解析機能も提供されます。この無料試用期間は機器の電源を最初に投入した時点で自動的に開始されます。
電力品質測定:パワー解析オプションにより、パワー回路のパラメータを簡単に、正確に測定可能
リミット/マスク・テスト(オプション)
開発段階における一般的な作業には、システム内の特定信号の動作評価があります。その一つの方法に、リミット・テストと呼ばれるものがあります。既知の良品信号、またはこの信号に垂直軸、水平軸方向の許容値を持たせたユーザ定義の信号に対して、テスト信号を比較します。もう一つの方法がマスク・テストと呼ばれるもので、テスト信号をマスクと比較し、信号がマスクから外れないかチェックします。MDO4000Cシリーズには、リミット・テスト、マスク・テストの両方の機能が用意されており、長時間の監視、設計時の信号特性評価、または製造ラインでのテストに使用できます。テレコム通信およびコンピュータ規格をサポートしており、規格に対する適合性をテストすることができます。マスクは任意に作成することもでき、信号の特性評価に使用することもできます。独自のテスト要件を作成することもでき、テスト波形の数や時間、フェイルと判定するための違反スレッショルドを設定したり、統計情報とともにマスク・ヒット数をカウントしたり、さらには違反時、テスト・フェイル時、テスト終了時のアクションを設定することができます。既知の良品信号またはオリジナル/規格のマスクを指定してパス/フェイル・テストを実行することで、グリッチなどの波形異常が簡単に検出できます。また、30日間試用可能なオプションのリミット/マスク・テスト機能も提供されます。この無料試用期間は機器の電源を最初に投入した時点で自動的に開始されます。
リミット・テストでは、良品の波形からマスク波形を作成し、ライブ波形と比較する。テスト結果は統計情報とともに表示される
2-スペクトラム・アナライザ(オプション)
迅速、正確なスペクトラム解析
オプションのスペクトラム・アナライザのみを使用する場合、MDO4000Cシリーズは全画面で周波数ドメイン表示になります。
中心周波数、スパン、リファレンス・レベル、分解能帯域幅などの主なスペクトラム・パラメータは、専用のフロントパネル・メニューとキーパッドを使用して、すばやく簡単に設定できます。
MDO4000Cシリーズの周波数ドメイン表示
効率的なマーカ
従来のスペクトラム・アナライザでは、マーカをオンにし、特定のピークすべてにマーカを付けることは、非常に面倒な作業でした。MDO4000Cシリーズはピークに自動的にマーカを付け、それぞれのピークにおける周波数と振幅の両方を表示できるため、この作業がより効率的に行えます。ピークの定義は、ユーザによって設定することができます。
最も大きな振幅ピークには、赤いリファレンス・マーカが付きます。マーカのリードアウトは、絶対値とデルタ(Δ)で切り替えることができます。デルタ(Δ)を選択すると、各ピークのリードアウトは、リファレンス・マーカからの差分の周波数、振幅になります。
2つのマニュアル・マーカを使用すると、スペクトラムのピークでない部分を測定することができます。マニュアル・マーカをオンにすると、1 つのマーカはリファレンス・マーカに付き、任意のスペクトラムからのデルタ測定が行えます。周波数と振幅以外にも、マニュアル・マーカでは絶対値またはデルタを選択することでノイズ密度と位相ノイズのリードアウトも含まれます。"Reference Marker to Center"を選択すると、リファレンス・マーカの付いた周波数が中心周波数に移動します。
自動ピーク・マーカにより、重要な情報が一目でわかる。この例では、設定したスレッショルド/範囲条件に合った5つの振幅ピークに自動的にマーカが付いている。また、ピークにおける周波数と振幅も表示される
スペクトログラム
MDO4000Cシリーズ(Opt. SA3またはSA6を使用)にはスペクトログラム表示機能があり、ゆっくり変化するRF現象の観測に適しています。X軸は一般的なスペクトラム表示と同じように周波数になります。しかし、Y軸は時間を表し、振幅は色で表されます。
スペクトログラムのスライスは各スペクトラムで生成され、下側方向に順次貼り付けます。高さは1ピクセルになり、周波数における振幅のピクセルには色が割り当てられます。青や緑などの寒色は振幅が小さいことを、黄色や赤などの暖色は振幅が大きいことを示します。新しい取込みごとに、スペクトログラムの一番下に新しいスライスが追加され、上に行くにしたがって履歴は古くなります。取込みを停止すると、スペクトログラムを遡ってスクロールでき、個々のスペクトラム・スライスを観測することができます。
スペクトログラム表示は、ゆっくり変化するRF現象の表示に適している。この例では、複数のピークが観測されている。ピークの周波数と振幅が時間とともに変化しており、その変化はスペクトログラム表示で容易に観測できる
超ワイド取込帯域
最新の無線通信は、最先端のデジタル変調やバースト出力による伝送技術を使用しており、時間とともに大きく変動します。このような変調では、非常に広い帯域幅を使用することがあります。従来の掃引タイプまたはステップ・タイプのスペクトラム・アナライザでは、このような信号のごく一部分しか一度に観測することができません。
一回に取込めるスペクトラムの量を、取込帯域と呼びます。従来のスペクトラム・アナライザは、所定のスパンで掃引またはステップすることで必要なスペクトラム・イメージを構築しています。このため、スペクトラム・アナライザがスペクトラムの一部分を取込んでいる間に、本当に取込みたいイベントがスペクトラムの別の部分で発生していることがあります。現在市場に出回っているほとんどのスペクトラム・アナライザの取込帯域は10MHzであり、高価なオプションを付けることで20MHz、40MHz、あるいは160MHzまで拡げられるものもあります。
最新のRFの帯域要件に対応するため、MDO4000Cシリーズは1GHz以上の取込帯域を実現しました。1GHz以下のスパンであれば、掃引の必要がありません。1回の取込みでスペクトラムが生成されるため、周波数ドメインで確実にイベントを観測できます。スペクトラム・アナライザは専用のRF入力を備えているため、入力チャンネルの定格帯域幅で3dBまでロール・オフしてしまうスコープのFFTとは異なり、3GHzまたは6GHzまでのすべての範囲で一定した周波数特性を持っています。
900MHzのZigbeeで受信されたものと、2.4GHzのBluetoothで送信されたバースト状の通信が、1回の取込みで表示された例
スペクトラム波形
MDO4000Cシリーズ。スペクトラム・アナライザには、ノーマル、アベレージ、MAXホールド、MINホールドという4種類の波形/表示機能があります。波形ごとに独立して検波方法を設定できます。あるいは、デフォルトのオート・モードに設定することで、現状の設定に最適な検波タイプにすることもできます。検波タイプには、+ピーク、-ピーク、アベレージ、サンプルがあります。
ノーマル、アベレージ、MAXホールド、MINホールドのスペクトラム表示例
トリガまたはフリーラン
時間ドメインと周波数ドメインの両方が表示されている場合、表示されるスペクトラムは常にシステム・トリガ・イベントによってトリガされたものであり、アクティブになっている時間ドメインの波形と時間同期されています。しかし、周波数ドメインのみが表示されている場合は、スペクトラム・アナライザをフリーランに設定することができます。これは、周波数ドメインのデータが連続していて、時間ドメインで発生するイベントと相関性がない場合に適しています。
アナログ、デジタル、RF(スペクトラム・アナライザ)チャンネルの拡張トリガ
最新のRFアプリケーションにおける時間変化に対応するため、MDO4000Cシリーズはアナログ、デジタル、スペクトラム・アナライザ・チャンネルに完全に統合したトリガ・アクイジション・システムを装備しています。1つのトリガ・イベントですべてのチャンネルのアクイジションが連動するため、任意の時間ドメインにおけるイベント発生で、その時間ポイントにおける正確なスペクトラムを取込むことができます。数多くの時間ドメイン・トリガが用意されています-エッジ、シーケンス、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック、セットアップ/ホールド時間違反、立上り/立下り時間、ビデオ、さまざまなパラレル/シリアル・バス・パケット・トリガ。さらに、スペクトラム・アナライザ入力のパワー・レベルでトリガすることもできます。たとえば、RFトランスミッタのオンまたはオフでトリガすることもできます。
オプションのMDO4TRIG型アプリケーション・モジュールを装備すると、拡張RFトリガが利用できます。シーケンス、パルス幅、タイムアウト、ラント、ロジック・トリガのソースとして、スペクトラム・アナライザに入力されたRF信号のパワー・レベルを使用することができます。例えば、特定の長さのRFパルスにトリガしたり、ロジック・トリガの入力としてスペクトラム・アナライザ・チャンネルが使用できるため、他の信号 が有効で、RFがオンのときのみトリガすることができます。
RF測定
MDO4000Cシリーズには、チャンネル・パワー、隣接チャンネル・パワー比(ACPR)、占有帯域幅(OBW)の3つの自動RF測定方法があります。いずれかの測定項目がオンになると、自動的にアベレージのスペクトラム波形になり、最適な測定になるように検波タイプもアベレージに設定されます。
自動チャンネル・パワー測定
EMIのトラブルシュート
EMCのテストは、テスト機器を購入して社内でテストする場合、社外のテスト施設で製品の承認試験を受ける場合に関わらず、非常に高価なものになります。これは、製品が一回で合格する場合の話です。EMCサイトに何回も通うとさらにコストは膨らみ、プロジェクトの遅延にもつながります。このコストを最小に抑えるには、早期でのEMI問題の発見とデバッグが必要になります。従来、スペクトラム・アナライザと近接界プローブを使用して問題の周波数の位置と振幅を特定していましたが、原因の特定能力は非常に限られたものでした。最新の設計では、EMI問題は多数のデジタル回路の複雑な相関関係によるトランジェントの性質を持っているため、オシロスコープとロジック・アナライザを使用する設計エンジニアが増えています。
オシロスコープ、ロジック・アナライザ、スペクトラム・アナライザを統合したMDO4000Cシリーズは、最新のEMI問題のデバッグにおける究極のツールです。EMI問題の多くは、クロック、電源、シリアル・データ・リンクなど、時間ドメインのイベントが原因となって発生します。アナログ信号、デジタル信号、RF信号を時間相関をとって観測できるMDO4000Cシリーズは、時間ドメインのイベントと問題のスペクトラム放射との関連性を把握することができる、唯一の計測器です。
RFプロービング
一般的に、スペクトラム・アナライザへの信号入力は、ケーブル接続またはアンテナに限定されます。しかし、MDO4000CシリーズにはオプションでTPA-N-VPI型アダプタが用意されており、50Ω TekVPIインタフェース対応のアクティブ・プローブをスペクトラム・アナライザで使用できます。これにより、ノイズ源の検出に柔軟に対応でき、RF入力で信号を当たることでスペクトラム解析が容易になります。
さらに、オプションのプリアンプを使用すると、低振幅の信号が観測できます。TPA-N-PRE型プリアンプ-9kHz~6GHzの周波数範囲で12dBのゲイン(公称値)
オプションのTPA-N-VPI型アダプタを使用することで、50Ω TekVPIインタフェース対応のアクティブ・プローブをRF入力コネクタに接続できる
RF信号変化の観測
MDO4000Cシリーズに表示される時間ドメイン目盛は、スペクトラム・アナライザ入力の基本となるI、Qデータから得られる3種類のRF時間ドメイン波形をサポートしています。
- 振幅-スペクトラム・アナライザ入力の瞬時振幅対時間
- 周波数-スペクトラム・アナライザ入力の瞬時周波数(中心周波数に対する相対値)対時間
- 位相-スペクトラム・アナライザ入力の瞬時位相(中心周波数に対する相対値)対時間
これらの波形は個別にオン/オフすることも、3つ同時に表示することもできます。RF時間ドメイン波形は、時間とともに変化するRF信号の理解に役立ちます。
時間ドメインのオレンジ色の波形は、スペクトラム・アナライザに入力されたRF信号からの周波数対時間の波形。スペクトラム・タイムは最も高い周波数から最も低い周波数へのトランジションにあるため、エネルギーはいくつかの周波数に拡散されている。周波数対時間波形から、さまざまな周波数へのホッピングが容易にわかり、デバイスが周波数を変更するときの特性評価が簡素化できる
優れたRF解析
SignalVu-PCおよびその接続オプションを組み合わせて使用すると、MDO4000Cシリーズを最高1GHzの周波数帯域に対応した、業界トップクラスの帯域を誇るベクトル・シグナル・アナライザとしてご利用になれます。無線LAN、ワイドバンド・レーダ、ワイドバンド高速データ通信または周波数ホッピングによる通信における複雑な信号の設計検証であっても、SignalVu-PCベクトル・シグナル解析ソフトウェアを使用することで、時間によって変化するワイドバンド信号の観測を容易にし、解析に要する時間を短縮することができます。Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/j/n/p/ac)信号の品質解析、Bluetooth Txコンプライアンス、パルス解析、オーディオ測定、AM/FM/PM変調解析、汎用デジタル変調などのオプションもご利用になれます。
MDO4000CシリーズとSignalVu-PCを組み合わせて802.11ac変調を解析する
アナログ、デジタル、およびRFの時間同期による分析
MDO4000Cシリーズは、スペクトラム・アナライザを内蔵した世界初のオシロスコープです。優れたデバッグ・ツールであるオシロスコープを使いながら、スペクトラム・アナライザの操作方法を学習し直すことなく周波数ドメインを観測できます。
しかも、MDO4000Cシリーズが優れているのは、単にスペクトラム・アナライザで周波数ドメインが観測できるということだけではありません。真のメリットは、周波数ドメインのイベントを、その原因となっている時間ドメインの現象と相関をとって観測できる点にあります。
スペクトラム・アナライザ・チャンネルと、アナログまたはデジタルのチャンネルの両方がオンの場合、オシロスコープには2つの波形が分割表示されます。ディスプレイの上半分には、時間ドメインによる従来のオシロスコープ波形が表示されます。また、ディスプレイの下半分には、スペクトラム・アナライザの周波数ドメインの波形が表示されます。周波数ドメインの波形は、単にアナログまたはデジタル・チャンネルのFFT波形ではなく、スペクトラム・アナライザ入力から取込まれたスペクトラムです。
従来のオシロスコープのFFTでは、一度に表示できるのはFFT表示または他の時間ドメインの信号のいずれかで、同時に両方は表示できません。これは、従来のオシロスコープにはアクイジション・システムが1つしかなく、データ表示を決定するユーザ設定、たとえば、レコード長、サンプル・レート、時間/div などが1組しかないことが理由です。一方、MDO4000Cシリーズは、アナログ/デジタルのアクイジション・システムから独立し、このアクイジション・システムと時間相関がとれているスペクトラム・アナライザのためのアクイジション・システムを装備しています。これにより、各ドメインは最適に設定され、アナログ、デジタル、RFの信号が、システムレベルで完全に時間相関のとれた状態で表示されます。
周波数ドメインに表示されるスペクトラムは、時間ドメインにある「スペクトラム・タイム」と呼ばれる短いオレンジ色のバーで示される時間のものです。MDO4000Cシリーズではこのスペクトラム・タイムが移動でき、RFスペクトラムが時間の経過でどのように変化したかを確認することができます。しかも、これはオシロスコープが取込んでいる間でも、取込みを停止した後でも可能です。
上の波形はアナログとデジタルのチャンネルの時間ドメインの表示を、下の波形はスペクトラム・アナライザ・チャンネルの周波数ドメイン表示を示している。オレンジ色のバーは「スペクトラム・タイム」であり、RFスペクトラムの計算で使用される時間間隔を示している
1. PLLのターンオンの時間および周波数ドメインの表示例。Ch1(黄色)は、VCOをイネーブルにする制御信号にプロービング。Ch2(シアン)は、PLL電圧にプロービング。PLLを所定の周波数にプログラムするSPIバスは、3つのデジタル・チャンネルでプロービングされ、自動的にデコードされる。スペクトラム・タイムはVCOがイネーブルになった後に置かれ、その位置にあるSPIバスのコマンドはPLLの所定周波数2.400GHzを示している。回路がオンでのRFは2.5564 GHz
2. スペクトラム・タイムを右に約90μs移動した様子。このポイントでは、PLLが所定の周波数(2.400GHz)に同期しつつあり、周波数は2.4924GHzまで上がっている
3. スペクトラム・タイムをさらに右に160μs移動した様子。このポイントでは、PLLは所定の周波数よりも行き過ぎており2.3888GHzに下がっている
4. VCOがイネーブルになってから約320μs後に、PLLは所定の2.400GHzで安定している
3-任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプション)
MDO4000Cシリーズにオプションの任意波形/ファンクション・ジェネレータ(Opt. MDO4AFG)を追加すると、被測定回路のセンサ信号のシミュレーション信号を出力したり、信号にノイズを付加してマージン・テストを実行することができます。
統合されたファンクション・ジェネレータは、最高50MHzの標準波形(サイン、方形、パルス、ランプ/三角、DC、ノイズ、sin(x)/x (Sinc)、ガウシャン、ローレンツ、指数立上り/立下り、ハーバサイン、心電図)を出力します。
内蔵AFGの波形タイプの選択。
任意波形ジェネレータの128kポイント・レコードには、アナログ入力、保存済み内部ファイル、USBマス・ストレージ・デバイス、外部PCから波形を取得して保存することができます。任意波形ジェネレータの編集メモリに取り込んだ波形は、画面に表示したエディタで修正し、その信号を出力することができます。MDO4000Cシリーズは当社のArbExpress(PCベースの波形作成/編集ソフトウェア)にて作成された波形ファイルに対応しており、複雑な波形を迅速かつ容易に出力できます。波形ファイルをMDO4000Cシリーズの編集メモリに転送するには、USBまたはLANポート、USBマス・ストレージ・デバイスを経由します。
任意波形エディタ(波形ポイントごとの編集)
4-ロジック・アナライザ(オプション)
ロジック・アナライザ(Opt. MDO4MSO)の16のデジタル・チャンネルは、オシロスコープのユーザ・インタフェースに完全に統合されています。ミックスド・シグナルに関する問題解決を容易にすることができます。
MDO4000Cシリーズ・ミックスド・シグナル・オシロスコープには、16のデジタル・チャンネルが装備されており、アナログ信号とデジタル信号の時間的な相関をとって観測することができる
カラーコードによるデジタル波形表示
カラーコードによってデジタル波形を表示し、1は緑、0は青で表示します。このカラーコードはデジタル・チャンネル・モニタでも使用します。たとえば、信号の状態がハイ、ロー、遷移中によって色分けされるので、チャンネルのアクティビティが一目でわかり、ディスプレイに不要なデジタル波形を表示させる必要はありません。
複数のトランジションを検出するハードウェアを搭載しており、白いエッジでそれを表します。白エッジは、拡大表示するか、より高速なサンプル・レートで取込むことにより、より詳細な情報が得られることを意味します。ほとんどの場合、拡大表示することにより、その前の設定では見えなかったパルスが見えるようになります。可能な限り拡大してもまだ白いエッジが見える場合は、サンプル・レートを高速にすることで、詳しい情報が得られます。
デジタル波形をグループ化して、USBキーボードから波形ラベルを入力することができます。デジタル波形を隣り合わせに配置するとグループが作成されます。
デジタル波形はカラーコードによって表示され、デジタル波形を隣り合わせに配置してグループを作成すれば、グループ内のすべてのチャンネルをまとめてポジショニング可能。
グループを作成すると、グループ内のすべてのチャンネルをまとめてポジショニングできます。各チャンネルを個別にポジショニングしなくても済むので、設定時間が大幅に短縮できます。
MagniVu®による高速アクイジション
MDO4000Cシリーズのメイン・デジタル・アクイジション・モードでは、500MS/s(2ns分解能)で最大20Mポイントまで取込むことができます。メイン・モードの他に、MagniVuと呼ばれる超高分解能モードがあり、最高16.5GS/s(60.6ps分解能)で10,000ポイントを取込むことができます。アナログ波形、MagniVu波形とも、すべてのトリガで同時に取込むことができ、取込み中、停止中であっても表示の切替えが可能です。MagniVuは、市場にある他のMSOに比べて高いタイミング分解能があるため、デジタル波形における重要なタイミング測定を正確に行うことができます。
MagniVuでは60.6psのタイミング分解能が得られ、デジタル波形の正確なタイミング測定が行える
P6616型MSOプローブ
P6616型プローブは、2組の8チャンネル・ポッドで構成されています。各チャンネルには、被測定デバイスに簡単に接続できるように、グランドが埋め込まれた新プローブ・チップが付属しています。各ポッドの第1チャンネルの同軸ケーブルは、一目で見分けられるように青くなっています。コモン・グランドには自動車タイプの平型コネクタを使用しており、被測定デバイスのカスタム・グランドを簡単にとることができます。P6616型をヘッダ・ピンに接続する場合、プローブ・ヘッドに付属のアダプタを使用します。グランド入力と信号入力を同一平面にできますので、簡単にヘッダ・ピンとの接続ができます。P6616型の容量負荷はわずか3pF、入力抵抗は100kΩという優れた電気特性を持っており、500MHzのトグル・レート、1nsまでのパルスを取込むことができます。
P6616型デジタル・プローブには2組の8チャンネル・ポッドが付属しており、デバイスに簡単に接続できる
5-シリアル・プロトコル・トリガ/解析(オプション)
シリアル・バスでは、1つの信号にアドレス、コントロール、データ、クロック情報が含まれているため、イベントの分離は難しくなっています。
シリアル・バスのイベント/条件による自動トリガ、デコード、サーチ機能は、シリアル・バスの強力なデバッグ・ツールとなります。また、30日間試用可能なオプションのシリアル・プロトコルのトリガ/解析機能も提供されます。この無料試用期間は機器の電源を最初に投入した時点で自動的に開始されます。
USBフルスピード・シリアル・バスの特定のOUTトークン・パケットにトリガした例。黄色の波形はD+を、青色の波形はD-を示す。バス波形は、スタート、シンク、PID、アドレス、エンド・ポイント、CRC、データの値、ストップなど、デコードされたパケットの内容を表示
シリアル・トリガ
I2C、SPI、USB 2.0、Ethernet、CAN、CAN FD(ISOおよび非ISO)、LIN、FlexRay、RS-232/422/485/UART、MIL-STD-1553、ARINC-429、I2S/LJ/RJ/TDMなどのシリアル・バスにおいて、パケットの開始、特定のアドレス、特定のデータ内容、ユニーク識別子などのパケット内容にトリガすることができます。
バス表示
バスを構成するClock、Data、Chip Enableなどの個々の信号に沿ってわかりやすく表示でき、パケットの開始と終了、アドレス、データ、識別子、CRCなどのサブパケット・コンポーネントを容易に認識することができます。
バス・デコード
また、波形からクロック数を数えて各ビットが1か0かを判定したり、各ビットをまとめてHex表示したりすることも面倒な作業です。MSO/DPO4000Cシリーズでは、バスの各パケットを自動的にデコードし、Hex、バイナリ、10進(USB、Ethernet、MIL-STD-1553、ARINC-429、CAN、CAN FD、LIN、FlexRayのみ)、符号付10進(I2S/LJ/RJ/TDMのみ)またはASCII(USB、Ethernet、RS-232/422/485/UARTのみ)で表示することができます。
テクノロジ | トリガ、デコード、検索 | 型名 | |
---|---|---|---|
組込み | I2C | ○ | DPO4EMBD型 |
SPI | ○ | DPO4EMBD型 | |
コンピュータ | RS232/422/485、UART | ○ | DPO4COMP型 |
USB | USB LS、FS、HS | ○(LS FS、HSでトリガ) HSは1GHzの機種でのみ使用可能 |
DPO4USB型 |
Ethernet | 10BASE-T、100BASE-TX | ○ | DPO4ENET型 |
自動車 | CAN、CAN FD(ISOおよび非ISO) | ○ | DPO4AUTO型またはDPO4AUTOMAX型 |
LIN | ○ | DPO4AUTO型またはDPO4AUTOMAX型 | |
FlexRay | ○ | DPO4AUTOMAX型 | |
航空宇宙通信 | MIL-STD-1553、ARINC-429 | ○ | DPO4AERO型 |
オーディオ | I2S | ○ | DPO4AUDIO型 |
LJ、RJ | ○ | DPO4AUDIO型 | |
TDM | ○ | DPO4AUDIO型 |
イベント・テーブル
デコードされたパケット・データがバス波形上で見えるだけでなく、取込んだすべてのパケットを、ロジック・アナライザのようにリスト形式で見ることができます。パケットにはタイムスタンプが付き、アドレス、データなど、コンポーネントごとにカラムとして連続にリスト表示されます。イベント・テーブル・データは .csvフォーマットで保存できます。
イベント・テーブル表示では、ロング・メモリに取込まれたすべてのCANパケットの識別子、DLC、データ、CRCが、トリガからの時間表示とともに表示される
検索(シリアル・トリガ)
シリアル・トリガは特定のイベントを検出するのに非常に便利な機能ですが、取込んだ波形全体に対して解析するこてはできません。 従来は波形全体をマニュアルでスクロールして該当する現象を探し、イベントの原因を探す必要がありました。 MDO3000シリーズでは、シリアル・パケットの内容などを定義して、取込んだ後でもデータをオシロスコープで自動的に検索することができます。 検出されたイベントには検索マークが付き、 前面パネルの(←)ボタンや(→)ボタンを押すだけで、マーク間をすばやく移動することができます。
6-デジタル・ボルトメータ(DVM)と周波数カウンタ
MDO4000Cシリーズには、4桁のデジタル・ボルトメータ(DVM)と5桁の周波数カウンタも統合されています。一般のオシロスコープ用と同じ付属のプローブを使用して、任意のアナログ入力を電圧計の測定対象にすることができます。ディスプレイには、時々刻々と変化する測定値が数値とグラフ表示の両方で明瞭に表示されます。さらに、ディスプレイには測定値の最小値、最大値、平均値の他、直前の5秒間に測定された値の範囲も表示されます。デジタル電圧計と周波数カウンタは、MDO4000Cシリーズに標準搭載されており、製品を登録することで使用可能となります。
DC測定値は、最小、最大、平均電圧値と共に、5秒間の変動が表示されます。波形の周波数も表示されます。
MDO4000Cシリーズ・プラットフォーム
MDO4000Cシリーズは、作業が簡単になるように設計されている。大型、高解像度タッチスクリーン・ディスプレイにより複雑な信号でも細部まで表示可能。前面パネルの専用ボタンにより、操作は簡単。前面パネルに2個のUSBホスト・ポートが装備されているため、スクリーンショット、機器の設定、波形データなどをUSBメモリに簡単に保存できる。
大型、高解像度ディスプレイ
MDO4000Cシリーズは10.4型(264mm)XGAカラー・ディスプレイを搭載しており、複雑な信号を細部まで表示することができます。
拡張性
MDO4000Cシリーズは複数の外部接続ポートを経由して、ネットワーク接続、PCへの直接接続、または他のテスト機器に接続することができます。
- 前面パネルに2個、さらに後部パネルにも2個のUSB 2.0ホスト・ポートが装備されているため、スクリーンショット、機器の設定、波形データなどをUSBメモリに簡単に保存できます。USBキーボードをUSBホスト・ポートに接続し、文字入力に使用することもできます
- 後部パネルのUSB 2.0デバイス・ポートは、PCからオシロスコープをリモート制御したり、PictBridge®タイププリンタに直接出力するのに便利です。
- 後部パネルには10/100/1000BASE-Tイーサネット・ポートがあり、計測器の制御、ネットワーク印刷に使用できます(LXI Core 2011にも対応)。ネットワーク・ドライブを接続することもできるため、スクリーン・イメージ、設定ファイル、データ・ファイルを簡単に保存することができます。
- 後部パネルのビデオ出力ポートから、画面を外部モニタまたはプロジェクタに映し出すことができます。
リモート接続で機器をコントロール
USBケーブルでPCと接続することにより、オシロスコープで取込んだデータ、測定値を簡単にPCに送ることができます。OpenChoice® Desktop、Microsoft Excel、Wordのツール・バーなどのキー・ソフトウェア・アプリケーションを標準で装備しており、Windows PCとのデータの受渡しも容易です。
OpenChoiceデスクトップを使用することで、USBまたはLAN経由でオシロスコープとPCを接続し、設定、波形、スクリーン・イメージを簡単に受け渡すことができます。
内蔵のe*Scope®機能を使用すると、標準Webブラウザを通じて、ネットワーク経由でオシロスコープを制御することもできます。オシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、ブラウザにWebページが表示されます。このWebページから、設定、波形、測定値、画面イメージを転送および保存したり、オシロスコープの設定をWebブラウザから直接変更することもできます。
プローブ
MDO4000Cシリーズには標準で受動電圧プローブが付属しており、TekVPIプローブ・インタフェースを使用します。
付属の受動電圧プローブ:MDO4000Cシリーズに付属の受動電圧プローブは、容量負荷がわずか3.9pFと業界最小レベルです。付属のTPPプローブはDUTに与える影響が極めて小さく、取込みや解析のための信号を高確度でオシロスコープに受け渡します。また、プローブの周波数帯域がオシロスコープの帯域と同等かそれを超えるため、高速のアプリケーションで重要となる信号の高周波成分を観測することもできます。TPPシリーズは、広いダイナミック・レンジ、豊富なプロービング・オプション、堅牢な機械設計などの汎用プローブの特長と、アクティブ・プローブの優れた性能を併せ持っています。
MDO4000Cシリーズの型名 | 付属プローブ |
---|---|
MDO4024C型、MDO4034C型、MDO4054C型 | TPP0500B型: 500MHz、10:1受動電圧プローブ。アナログ・チャンネルにつき1本 |
MDO4104C型 | TPP1000型: 1GHz、10:1受動電圧プローブ。アナログ・チャンネルにつき1本 |
別売のTPP0502型の減衰比は2:1であるため、低電圧の測定に適しています。一般的な低い減衰比の受動プローブと違い、TPP0502型の周波数帯域は500MHzでありながら、容量負荷も12.7pFと抑えられています。
TekVPI®プローブ・インタフェース:TekVPIプローブ・インタフェースは、プローブの使い勝手を格段に向上、セキュアで信頼性の高い接続を実現します。補正ボックスには、ステータス・インジケータ、操作ボタンおよびプローブ・メニュー・ボタンがあります。このプローブ・メニュー・ボタンを押すと、すべてのプローブ設定や操作メニューがオシロスコープ上にプローブ・メニューとして表示されます。TekVPIインタフェースは、外部電源の必要なしに電流プローブを直接接続することができます。さらにTekVPIプローブは、USB、GPIBあるいはLAN経由でリモート制御できますので、自動試験装置においても汎用性の高いソリューションが可能になります。また、内部電源から最高25Wの電力を前面パネルのコネクタに供給できます。
TekVPIプローブ・インタフェースにより、オシロスコープとプローブの接続が簡単
仕様
すべての仕様は、特に断らないかぎり、保証値を示します。すべての仕様は、特に断りのないかぎり、すべての機種に適用されます。
1-オシロスコープ
MDO4024C型 | MDO4034C型 | MDO4054C型 | MDO4104C型 | |
---|---|---|---|---|
アナログ・チャンネル数 | 4 | 4 | 4 | 4 |
アナログ・チャンネル周波数帯域 | 200MHz | 350MHz | 500MHz | 1GHz |
立上り時間(代表値) | 1.75ns | 1ns | 700ps | 350ps |
サンプル・レート(1Ch) | 2.5Gbps | 2.5Gbps | 2.5Gbps | 5GS/s |
サンプル・レート(2Ch) | 2.5Gbps | 2.5Gbps | 2.5Gbps | 5GS/s |
サンプル・レート(4Ch)Opt. SA3またはSA6なし Opt. SA3またはSA6を使用 |
2.5Gbps 2.5Gbps |
2.5Gbps 2.5Gbps |
2.5Gbps 2.5Gbps |
5GS/s 2.5Gbps |
レコード長(1Ch) | 20M | 20M | 20M | 20M |
レコード長(2Ch) | 20M | 20M | 20M | 20M |
レコード長(4Ch) | 20M | 20M | 20M | 20M |
デジタル・チャンネル追加(Opt. MDO4MSO) | 16 | 16 | 16 | 16 |
任意波形/ファンクション・ジェネレータ追加(Opt. MDO4AFG) | 1 | 1 | 1 | 1 |
スペクトラム・アナライザ・チャンネル(Opt. SA3またはSA6を使用) | 1 | 1 | 1 | 1 |
スペクトラム・アナライザの周波数レンジ | ||||
Opt. SA3を使用 Opt. SA6を使用 |
9kHz~3GHz 9kHz~6GHz |
9kHz~3GHz 9kHz~6GHz |
9kHz~3GHz 9kHz~6GHz |
9kHz~3GHz 9kHz~6GHz |
垂直軸システム-アナログ部
- ハードウェア帯域制限
-
- 350MHz以上のモデル
- 20MHzまたは250MHz
- 200MHzモデル
- 20MHz
- 入力カップリング
- AC、DC
- 入力インピーダンス
- 1MΩ ±1%(13pF)、50Ω ±1%
- 入力感度
-
- 1MΩ
- 1mV/div~10V/div
- 50Ω
- 1mV/div~1V/div
- 垂直軸分解能
- 8ビット(ハイレゾでは11ビット)
- 最大入力電圧
-
- 1MΩ
- 300VRMS CAT II(ピーク電圧:±425V以下)
- 50Ω
- 5VRMS(ピーク電圧:±20V以下)
- DCゲイン確度
- ±1.5%(1mV/divでは±2.0%)、30℃以上では0.10%/℃の割合で低下
±3.0%(可変ゲイン)、30℃以上では0.10%/℃の割合で低下
- オフセット確度
- ±(0.005צオフセット-ポジション¦+DCバランス)
- DCバランス
- 0.1div、スコープの入力インピーダンス:DC~50Ω(BNC、50Ω終端)
- チャンネル間アイソレーション(代表値)
- 100:1以上(100MHz以下)、30:1以上(100MHzを超えて定格周波数まで)、(任意の2ch、同じ垂直軸スケールにおいて)
- ランダム・ノイズ (代表値)
-
垂直軸スケールの設定 50Ω、実効値 MDO4104C(すべての構成) MDO40x4C(Opt. SA3またはSA6を使用した構成) MDO40x4C(Opt. SA3またはSA6を使用しない構成) 1 mV/div 0.093 mV 0.084 mV 0.163 mV 100 mV/div 3.31 mV 2.37 mV 2.01 mV 1V/div 24.27 mV 20.62 mV 20.51 mV
- オフセット・レンジ
-
V/div設定 オフセット・レンジ 1MΩ入力 50Ω入力 1mV/div~50mV/div ±1V ±1V 50.5mV/div~99.5mV/div ±0.5V ±0.5V 100mV/div~500mV/div ±10V ±10V 505mV/div~995mV/div ±5V ±5V 1V/div~10V/div ±100V ±5V 5.05V/div~10V/div ±50V -
水平軸システム - アナログ部
- 時間軸レンジ
-
- 1GHzモデル(Opt. SA3またはSA6なし)および1GHzモデル(Opt. SA3またはSA6を使用、2チャンネル)
- 400ps ~ 1000s
- 500MHz以下のモデルおよび1GHzモデル(Opt. SA3またはSA6を使用、4チャンネル)
- 1ns~1000s
- 最高サンプル・レートでの最長記録時間(全/ハーフ・チャンネル)
-
- 1GHzモデル(Opt. SA3またはSA6なし)および1GHzモデル(Opt. SA3またはSA6を使用、2チャンネル)
- 8/4ms
- 500MHz以下のモデルおよび1GHzモデル(Opt. SA3またはSA6を使用、4チャンネル)
- 8/8ms
- 遅延時間レンジ
- -10div~5000s
- チャンネル間デスキュー・レンジ
- ±125ns
- 時間軸確度
- 1ms以上の任意の間隔において±5ppm
トリガ・システム
- トリガ・モード
- オート、ノーマル、シングル
- トリガ・カップリング
- DC、AC、HF除去(50KHz以上で減衰)、LF除去(50KHz以下で減衰)、ノイズ除去(感度を低下)
- トリガ・ホールドオフ範囲
- 20ns~8s
- トリガ感度
- 内部DCカップリング
- 1mV/div~4.98mV/div
- 1.8div
- 5mV/div~9.98mV/div
- 0.6div
- 10mV/div~19.98mV/div
- 1.2div
- 20mV/div以下
- 0.5div
- トリガ・レベル・レンジ
-
- 任意の入力チャンネル
- 画面中心から±8div、垂直軸LF除去のトリガ・カップリングが選択されている場合は0Vから±8div
- 電源ライン
- ライン・トリガ・レベルはACライン電圧の約50%に固定
- トリガ周波数のリードアウト
- トリガ可能なイベントの6桁の周波数リードアウトが表示
- トリガ・タイプ
-
- エッジ
- 任意のチャンネルの立上り、立下り、またはその両方。カップリングにはDC、AC、HF除去、LF除去、ノイズ除去があります。
- シーケンス(Bトリガ)
- 時間遅延トリガ:8ns ~ 8s。またはイベント遅延トリガ:1から4,000,000イベント。両エッジが選択されている場合、使用不可能
- パルス幅
- 正または負のパルス幅との>、<、=、≠、または指定した時間範囲の内外でトリガ可能
- タイムアウト
- 指定された時間(4ns~8s)、High、Low、あるいはHigh/Lowいずれかのままのイベントでトリガ
- ラント
- 2つのスレッショルド・レベルのうち、1つ目のスレッショルドを横切り、2つ目のスレッショルドを横切ることなく、再び1つ目のスレッショルド・レベルを横切る場合にトリガ
- ロジック
- 任意の信号のロジック・パターンが「偽」になったり、指定した時間(4ns ~ 8 s)「真」の状態L続いた場合にトリガ。エッジを検出するためのクロックは、任意の入力信号が使用可能。すべてのアナログ、デジタルの入力チャンネルのパターン(AND、OR、NAND、NOR)は、High、LowまたはDon't Careとして定義
- セットアップ/ホールド時間
- 1つまたは複数のアナログ/デジタル・チャンネルで、クロックとデータの間にセットアップ時間とホールド時間の違反がある場合にトリガ
セットアップ/ホールド・トリガの種類 説明 セットアップ時間レンジ -0.5ns~1.024ms ホールド時間レンジ 1.0ns~1.024ms セットアップ+ホールド時間レンジ 0.5ns~2.048ms - 立上り/立下り時間
- 指定したパルス・エッジ・レートよりも速いまたは遅い場合にトリガ。スロープは立上り、立下り、またはそのいずれか、時間レンジは4.0ns~8sに設定可能
- ビデオ
- NTSC、PAL、およびSECAMビデオ信号の全ライン、奇数ライン、偶数ライン、または全フィールドでトリガ
カスタムの2値または3値同期信号規格
- 拡張ビデオ(オプション)
- 480p/60、576p/50、720p/30、720p/50、720p/60、875i/60、1080i/50、1080i/60、1080p/24、1080p/24sF、1080p/25、1080p/30、1080p/50、1080p/60、またはカスタムの2値または3値同期信号規格
カスタムの2値または3値同期信号規格
- パラレル(Opt. MDO4MSOが必要)
- パラレル・バスのデータ値でトリガ。パラレル・バスは1 ~ 20ビット(デジタル・チャンネルおよびアナログ・チャンネルから)。バイナリまたはHexをサポート
アクイジション・システム
- アクイジション・モード
-
- サンプル
- サンプル値の取込み
- ピーク・ディテクト
- すべての掃引速度において、800ps(Opt. SA3またはSA6を使用した2チャンネル以下のMDO4104C型の場合。Opt. SA3またはSA6を使用した3チャンネル以上のMDO4104C型、およびその他のすべてのモデルの場合は、1.6ns)までのグリッチを取込み可能
- アベレージング
- 2~512回の波形の平均
- エンベロープ
- 複数回の波形取込みから、最小値と最大値の包絡線を表示することでピーク値を検出エンベロープの波形数は、1~2,000の間、および無限大に設定可能
- ハイレゾ
- リアルタイム・ボックスカー・アベレージングにより、ランダム・ノイズを低減して垂直軸分解能を向上
- ロール
- 掃引速度40ms/div以下で、画面の右から左に流れるようにスクロール表示
- FastAcq®
- FastAcqを使用すると、1GHzモデルでは毎秒340,000回以上、200 MHz~500MHzモデルでは270,000回以上の波形取込みが可能となり、ダイナミックに変動する信号やまれにしか発生しないイベントの解析に有効
波形測定
- カーソル
- 波形およびスクリーン
- DC測定確度
- ±((DCゲイン確度)צ読み値-(オフセット―ポジション)¦+オフセット確度+0.15div+0.6mV)
- 自動測定(時間ドメイン)
- 30項目。最大8項目を一度に表示可能。測定項目:測定項目:周波数、周期、遅延、立上り時間、立下り時間、正のデューティ・サイクル、負のデューティ・サイクル、正のパルス幅、負のパルス幅、バースト幅、位相、正のオーバシュート、負のオーバシュート、トータル・オーバシュート、P-P、振幅、ハイ、ロー、最大値、最小値、平均値、サイクル平均値、実効値、サイクル実効値、正のパルス・カウント、負のパルス・カウント、立上りエッジ・カウント、立下りエッジ・カウント、面積、サイクル面積
- 自動測定(周波数ドメイン)
- 3項目。一度に表示できるのは1項目。測定項目:チャンネル・パワー、隣接チャンネル・パワー比(ACPR)、占有帯域幅(OBW)
- 測定結果の統計値
- 平均値、最小値、最大値、標準偏差
- リファレンス・レベル
- 自動測定で使用されるリファレンス・レベルは、%または単位でユーザ定義が可能
- ゲーティング
- 画面上または波形上のカーソルを使用して、取込んだ波形の任意の部分を指定して測定することが可能
- 波形ヒストグラム
- ユーザがディスプレイ内で設定した領域内にヒットするトータルのデータ数を示す。波形ヒストグラムは、ヒット分布のグラフ表示であり、測定される数値。
- ソース
- Ch1、Ch2、Ch3、Ch4、Ref1、Ref2、Ref3、Ref4、Math
- タイプ
- 垂直、水平
- 波形ヒストグラム測定
- 12項目。最大8項目を一度に表示可能。波形数カウント、ボックス内のヒット数、ピーク・ヒット数、中央値、最大値、最小値、P-P、平均値(μ)、標準偏差(σ)、μ+1σ、μ+2σ、μ+3σ
波形演算
- 演算
- 波形の加算、減算、乗算、除算。
- 演算関数
- 積分、微分、FFT
- FFT
- スペクトラム振幅、FFT垂直軸スケール:リニアRMS、またはdBV RMS FFT窓関数:方形波、ハミング、ハニング、ブラックマン・ハリス
- スペクトラム演算
- 周波数ドメイン波形の加算または減算
- 拡張演算
- 波形、リファレンス波形、演算関数を含む拡張演算式を定義。複雑な式による演算が可能:FFT、積分、微分、対数、指数、平方根、絶対値、サイン、コサイン、タンジェント、ラジアン、度、スカラ、2つまでのユーザ定義の変数、測定結果(周期、周波数、遅延、立上り時間、立下り時間、正のパルス幅、負のパルス幅、バースト幅、位相、正のデューティ・サイクル、負のデューティ・サイクル、正のオーバシュート、負のオーバシュート、P-P、振幅、RMS、サイクルRMS、ハイ、ロー、最大値、最小値、平均値、サイクル平均値、面積、サイクル面積、トレンド・プロット。例: (Intg(Ch1 - Mean(Ch1)) × 1.414 × VAR1)
イベントに対するアクション
- イベント
- なし、トリガが発生した場合、または指定回数(1~1,000,000)のアクイジションが完了した場合
- アクション
- 取込みの停止、波形のファイル保存、画面イメージのファイル保存、画面印刷、AUX OUTパルス出力、リモート・インタフェースSRQ、電子メールによる通知、画面での通知
- 繰返し
- イベントごとにアクションを繰り返す(1~1,000,000、および無限大に設定可能)
ビデオ・ピクチャ・モード(オプション、DPO4VID型が必要)
- ソース
- Ch1、Ch2、Ch3、Ch4
- ビデオ規格
- NTSC、PAL
- コントラストおよび輝度
- 手動および自動
- フィールド選択
- 奇数、偶数、インタレース
- 画面上の映像の位置
- X軸およびY軸の位置指定、幅および高さの調節、開始ラインとピクセル、ライン間のオフセット制御が可能
パワー測定(オプション、DPO4PWR型が必要)
- 電力品質測定
- 実効電圧、クレスト・ファクタ電圧、周波数、実効電流、クレスト・ファクタ電流、有効電力、皮相電力、無効電力、力率、位相角
- スイッチング損失測定
-
- 電力損失
- Ton、Toff、導通、トータル
- エネルギー損失
- Ton、Toff、導通、トータル
- 高調波
- THD-F、THD-R、RMS 測定。高調波歪のグラフ表示とリスト表示IEC61000-3-2 Class AおよびMIL-STD-1399 Section 300Aに準拠したテスト
- リップル測定
- リップル電圧、リップル電流
- 変調解析
- 正のパルス幅、負のパルス幅、周期、周波数、正のデューティ・サイクル、負のデューティ・サイクルの変動をグラフ表示
- 安全動作領域
- スイッチング・デバイスの安全動作領域測定のグラフ表示およびマスク・テスト。
- dV/dtおよびdI/dt測定
- スルー・レートのカーソル測定
リミット/マスク・テスト(オプション、DPO4LMT型が必要)
- 含まれる規格マスク1
- ITU-T、ANSI T1.102、USB
1帯域350MHz以上のモデルは、55Mbpsのテレコム標準のテストに推奨されます。また1GHz帯域モデルは、ハイスピード(HS)USBのマスク・テストに推奨されます。
- テスト・ソース
- リミット・テスト:任意のCh1~Ch4、または任意のRef1~Ref4
マスク・テスト: 任意のCh1~Ch4
- マスクの作成
-
マスクの作成リミット・テストの垂直軸マージン:0 ~ 1 div(1mdivステップ)、リミット・テストの水平軸マージン:0 ~ 500mdiv(1mdivステップ)
内部メモリから規格マスクをロード
テキスト・ファイルから、最大8セグメントまでのカスタム・マスクをロード
- マスク・スケーリング
- マスクにソースをロックする(ソース・チャンネルの設定変更時、マスクのスケールを自動調節する)
マスクにソースをロックしない(ソース・チャンネルの設定変更時、マスクのスケールを自動調節しない)
- テストの実行回数
- 最小波形数(1~1,000,000、および無限大)
最小経過時間(1秒~48時間、および無限大)
- 違反のスレッショルド
- 1~ 1,000,000
- テスト・フェイル時のアクション
- 取込みの停止、スクリーン・イメージのファイル保存、波形のファイル保存、スクリーン・イメージの印刷、トリガ・パルス出力、リモート・インタフェースSRQのセット
- テスト完了時のアクション
- トリガ出力パルス、リモート・インタフェースSRQのセット
- テスト結果の表示
- テストのステータス、トータルの波形数、違反数、違反レート、トータルのテスト回数、テスト・フェイルの数、経過時間、各マスク・セグメントへのトータルのヒット数
2-スペクトラム・アナライザ(Opt. SA3またはSA6が必要)
- スパン
-
1kHz~3GHz(Opt. SA3を使用したモデル)または1kHz~6GHz(Opt. SA6型を使用したモデル)
スパンは1-2-5シーケンスで調整可能
可変分解能 = 次のスパン設定の1%
- 分解能帯域幅レンジ
-
ウィンドウ関数の分解能帯域幅レンジは次のとおりです。
カイザー(デフォルト):20Hz~200MHz
方形:10Hz~200MHz
ハミング:10Hz~200MHz
ハニング:10Hz~200MHz
ブラックマンハリス:20Hz~200MHz
フラットトップ:30Hz~200MHz
1-2-3-5シーケンスで調整
- RWBシェープ・ファクタ(カイザー)
- 60dB/3dBシェープ・ファクタ4:1以上
- リファレンス・レベル
- 設定範囲:-140dBm~+30dBm(1dBステップ)
- 入力垂直軸レンジ
- 垂直測定レンジ:+30dBm~DANL
垂直軸設定:1dB/div~20dB/div(1-2-5シーケンス)
- 垂直軸ポジション
- -100div~+100div
- 垂直軸単位
- dBm、dBmV、dBμV、dBμW、dBmA、dBμA
- 表示平均ノイズ・レベル(DANL)
-
周波数範囲 DANL 9kHz~50kHz -116dBm/Hz未満(-123dBm/Hz未満、代表値) 50kHz~5MHz -130dBm/Hz未満(-141dBm/Hz未満、代表値) 5MHz~400MHz -146dBm/Hz未満(-150Bm/Hz未満、代表値) 400MHz~3GHz -147dBm/Hz未満(-150dBm/Hz未満、代表値) 3GHz~4GHz(Opt. SA6を使用したモデルのみ) -148dBm/Hz未満(-151dBm/Hz未満、代表値) 4GHz~6GHz(Opt. SA6を使用したモデルのみ) -140dBm/Hz未満(-145dBm/Hz未満、代表値)
- TPA-N-PRE型プリアンプを装備した場合のDANL
- プリアンプを"Auto"に、リファレンス・レベルを-40dBに設定
プリアンプがバイパスの状態のMDO4000CシリーズのDANLは、プリアンプなしのMDO4000CシリーズのDANLより最大で3dB高くなります。
周波数レンジ DANL 9kHz~50kHz -119dBm/Hz未満(-125dBm/Hz未満、代表値) 50kHz~5MHz -140dBm/Hz未満(-146dBm/Hz未満、代表値) 5MHz~400MHz -156dBm/Hz未満(-160dBm/Hz未満、代表値) 400MHz~3GHz -157dBm/Hz未満(-160dBm/Hz未満、代表値) 3GHz~4GHz(Opt. SA6を使用したモデルのみ) -158dBm/Hz未満(-161dBm/Hz未満、代表値) 4GHz~-6GHz(Opt. SA6を使用したモデルのみ) -150dBm/Hz未満(-155dBm/Hz未満、代表値)
- スプリアス応答
-
- 2次および3次高調波歪(100MHz以上)
- -60dBC未満(-60dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低い場合
- 2次および3次高調波歪(9kHz~100MHz)
- -57dBC未満(-65dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低く、リファレンス・レベルが-15dBm以下の場合
- 2次相互変調歪(200MHz以上)
- -60dBC未満(-65dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低い場合
- 2次相互変調歪(100MHz以上~200MHz)
- -57dBC未満(-60dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低く
- 2次相互変調歪(10MHz~100MHz)
- -60dBC未満(-65dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低く、リファレンス・レベルが-15dBm以下の場合
- 3次相互変調歪(10MHz以上)
- -62dBC未満(-65dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低く、リファレンス・レベルが-15dBm未満の場合
- 3次相互変調歪(9kHz~10MHz)
-
-62dBC未満(-65dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより10dB低く、リファレンス・レベルが-15dBm未満の場合
- A/Dスプリアス
- -60dBC未満(-65dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより5dB低い場合。A/Dエイリアシング・スプリアスを除く
- A/Dエイリアシング・スプリアス
-
(5GHz-Fin)および(8GHz-Fin):-55dBC未満(-60dBc未満、代表値)、自動設定オン、信号がリファレンス・レベルより5dB低い場合
- Opt. SA6を使用したモデルにのみ適用される仕様
-
IF除去:(次の周波数を除く全入力周波数:1.00GHz~1.25GHz および2GHz~2.4GHz):-55dBc未満(代表値)
1.00GHz~1.25GHz(5GHz-Fin)におけるIFスプリアス:-50dBc未満(代表値)
2GHz~2.4GHz(6.5GHz-Fin)におけるIFスプリアス:-50dBc未満(代表値)
イメージ除去:-50dBc未満(入力周波数:5.5GHz~9.5GHz)
- 残留応答
- -85dBm未満(3.75GHz、4.0GHz、5.0GHz、6.0GHz(代表値):-78dBm未満、2.5GHz:-73dBm未満)、リファレンス・レベル:-25dBm以下、入力終端:50Ω
- 絶対振幅確度
- 中心周波数におけるパワー・レベル測定確度。中心周波数から離れた周波数では、チャンネル応答が絶対振幅確度に加算されます。40dB以上のS/N比に適用されます。
-
±1.0dB未満(±0.5dB、代表値)、温度範囲:18℃~28℃、周波数レンジ:50kHz~6GHz、リファレンス・レベル:-25、-20、-15、-10、-5、0、5、10dBm
- ±1.0dB未満、代表値、50kHz~6GHz、他のすべてのリファレンス・レベル、温度範囲:18℃~28℃
- ±1.5dB未満、代表値、50kHz~6GHz、他のすべてのリファレンス・レベル、温度範囲:0℃~50℃
- ±2.0dB未満、代表値、9kHz~50GHz、他のすべてのリファレンス・レベル、温度範囲:18℃~28℃
- ±3.0dB未満、代表値、9kHz~50GHz、他のすべてのリファレンス・レベル、温度範囲:0℃~50℃
- チャンネル応答
- 温度範囲18℃~28℃で有効
仕様は、S/N(信号対ノイズ)比40dB以上で適用
測定中心周波数レンジ スパン 振幅フラットネス、pk-pk 振幅フラットネス、RMS 位相リニアリティ、RMS 15MHz~6GHz 10MHz 0.3dB 0.15dB 1.5 ° 60MHz~6GHz 100MHz以下 0.75dB 0.27dB 1.5 ° 170MHz~6GHz 320MHz以下 0.85dB 0.27dB 2.5 ° 510MHz~6GHz 1,000MHz以下 1.0dB 0.3dB 3.0 ° 任意(開始周波数:10MHz以上) 1,000MHz以上 1.2dB N/A N/A
- 絶対振幅確度(AAA)およびチャンネル応答(CR)、TPA-N-PRE型プリアンプを接続
-
AAA:±0.5dB未満(代表値)温度範囲:18℃~28℃、50kHz~6GHz、プリアンプのどちらの状態でも
AAA:±2.0dB未満(代表値)温度範囲:18℃~28℃、9kHz~50kHz、プリアンプのどちらの状態でも
AAA:±2.3dB以下(代表値)、全温度範囲、プリアンプのどちらの状態でも
CR:0.0dB
- オシロスコープ・チャンネルからスペクトラム・アナライザへのクロストーク
-
- 入力周波数1GHz以下において
- リファレンス・レベルから-68dB未満
- 入力周波数1GHz~2GHz:
- リファレンス・レベルから-48dB未満
- 位相ノイズ(1GHz CW)
-
- 1kHz
- -104dBc/Hz未満(代表値)
- 10kHz
- -108dBc/Hz未満、-111dBc/Hz未満(代表値)
- 100kHz
- -110dBc/Hz未満、-113dBc/Hz未満(代表値)
- 1MHz
- -120dBc/Hz未満、-123dBc/Hz未満(代表値)
- 基準周波数誤差(累積値)
-
累積誤差:1.6 x 10-6
年間エージング、基準周波数の校正確度、温度安定度のための許容値を含む
推奨される1年の校正期間にわたり有効、0℃~+50℃
- 周波数測定分解能
- 1Hz
- 最大動作入力レベル
-
- 平均連続パワー
-
+30dB(1W)、リファレンス・レベル:-20dBm以上
+24dB(0.25W)、リファレンス・レベル:-20dBm未満
- 非破壊最大DC電圧
- ±40VDC
- 非破壊最大パワー(CW)
-
+32dB(1.6W)、リファレンス・レベル:-20dBm以上
+25dB(0.32W)、リファレンス・レベル:-20dBm未満
- 非破壊最大パワー(パルス)
-
ピーク・パルス電力:+45dBm(32W)
ピーク・パルス電力は、パルス幅10μs未満、デューティ・サイクル1%未満、リファレンス・レベル+10dBm以上
- TPA-N-PRE型プリアンプを装備した場合の最大動作入力レベル
-
- 平均連続パワー
- +30dBm(1W)
- 非破壊最大DC電圧
- ±20VDC
- 非破壊最大パワー(CW)
- +30dBm(1W)
- 非破壊最大パワー(パルス)
- +45dBm(32W)(パルス幅:10μs未満、デューティ・サイクル:1%未満、+10dBm以上のリファレンス・レベル)
- パワー・レベル・トリガ
-
- 周波数範囲
-
Opt. SA3を使用したモデル:1MHz~3GHz
Opt. SA6を使用したモデル:1MHz~3.75GHz; 2.75GHz~4.5GHz、3.5GHz~6.0GHz
- 振幅動作レベル
- 0~-30dB(リファレンス・レベルから)
- 振幅レンジ
- +10~-40dB(リファレンス・レベルから、-65dBm~+30dBmのレンジ内)
- 最小パルス期間
- 10μsのオン時間と10μsの最小セトリング・オフ時間
- スペクトラム・アナライザからアナログ・チャンネルのスキュー
- 5ns未満
- RF取込時間
-
スパン 最長RF取込時間 2GHz以上 5ms 1GHz~2GHz 10ms 800MHz~1GHz 20ms 500MHz~800MHz 25ms 400MHz~500MHz 40ms 250MHz~400MHz 50ms 200MHz~250MHz 80ms 160MHz~200MHz 100ms 125MHz~160MHz 125ms 125MHz未満 158ms
- FFTウィンドウ・タイプ、係数、RBW確度
-
FFTウィンドウ 帯域幅係数 RBW確度 カイザー 2.23 0.90% 方形 0.89 2.25% ハミング 1.30 1.54% ハニング 1.44 1.39% ブラックマンハリス 1.90 1.05% フラットトップ 3.77 0.53%
3-任意波形/ファンクション・ジェネレータ(Opt. MDO4AFGが必要)
- 波形
- サイン、方形、パルス、ランプ/三角、DC、ノイズ、Sin(x)/x (Sinc)、ガウシャン、ローレンツ、指数立上り、指数立下り、ハーバサイン、心電図波形、任意波形
- サイン波形
-
- 周波数範囲
- 0.1Hz~50MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~2.5Vp-p(50Ω負荷)
- 振幅フラットネス(代表値)
- 1kHzの振幅に対して±0.5dB(振幅20mVp-p未満の場合±1.5dB)
- 全高調波歪み(代表値)
- 1%(50Ω負荷)
2%(振幅50mV未満、周波数10MHz以上の場合)
3%(振幅20mV未満、周波数10MHz以上の場合)
- スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(SFDR)(代表値)
- -40dBc(振幅0.1V以上)、-30dBc(振幅0.1V未満)、50Ω負荷
- 方形波/パルス
-
- 周波数範囲
- 0.1Hz~25MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~2.5Vp-p(50Ω負荷)
- デューティ・サイクル
- 10%~90%または最小パルス(10ns)、どちらか長い方
- デューティ・サイクル分解能
- 0.1%
- 最小パルス幅(代表値)
- 10ns
- 立上り/立下り時間(代表値)
- 5ns(10%~90%)
- パルス幅分解能
- 100ps
- オーバシュート(代表値)
- 2%未満、100mVを超える信号ステップ
- 非対称性
- ±1% ±5ns、デューティ・サイクル50%のとき
- ジッタ(タイム・インターバル・エラー、代表値)
- 500ps未満
- ランプ/三角
-
- 周波数範囲
- 0.1Hz~500kHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~2.5Vp-p(50Ω負荷)
- シンメトリ
- 0%~100%
- シンメトリの分解能
- 0.1%
- DC
-
- レベル・レンジ(代表値)
- ±2.5V(オープン回路)、±1.25V(50Ω負荷)
- ノイズ
-
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~5Vp-p (Hi-Z終端)、10mVp-p~2.5Vp-p(50Ω終端)
- 振幅分解能
- 0%~100%、1%刻み
- Sin(x)/x(Sinc)
-
- 周波数範囲(代表値)
- 0.1Hz~2MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~3.0Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~1.5Vp-p(50Ω負荷)
- ガウシアン
-
- 周波数範囲(代表値)
- 0.1Hz~5MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~2.5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~1.25Vp-p(50Ω負荷)
- ローレンツ波形
-
- 周波数範囲(代表値)
- 0.1Hz~5MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~2.4Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~1.2Vp-p(50Ω負荷)
- 指数立上り/立下り
-
- 周波数範囲(代表値)
- 0.1Hz~5MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~2.5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~1.25Vp-p(50Ω負荷)
- ハーバサイン波形
-
- 周波数範囲(代表値)
- 0.1Hz~5MHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~2.5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~1.25Vp-p(50Ω負荷)
- 心電図波形(代表値)
-
- 周波数範囲
- 0.1Hz~500kHz
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~2.5Vp-p(50Ω負荷)
- 任意波形
-
- メモリ容量
- 1~128k
- 振幅レンジ
- 20mVp-p~5Vp-p(オープン回路)、10mVp-p~2.5Vp-p(50Ω負荷)
- 繰返しレート
- 0.1Hz~25MHz
- サンプル・レート
- 250MS/s
- 周波数確度
-
- サイン波およびランプ
- 130ppm(周波数10kHz未満)
50ppm(周波数10kHz以上)
- 方形波とパルス
- 130ppm(周波数10kHz未満)
50ppm(周波数10kHz以上)
- 分解能
- 0.1Hzまたは4桁、どちらか大きい方
- 振幅確度
- ±[(振幅設定の1.5%)+(DCオフセット設定の1.5%)+1mV ](周波数=1kHz)
- DCオフセット
-
- DCオフセット・レンジ
- ±2.5V(オープン回路)、±1.25V(50Ω負荷)
- DCオフセット分解能
- 1mV(オープン回路)、500μV(50Ω負荷)
- オフセット確度
- ±[(オフセット電圧設定の1.5%)+1mV]、25℃以上では10℃毎に3mV低下
- ArbExpress®
-
MDO4000Cシリーズは、PCベースのシグナル・ジェネレータ用波形生成/編集ソフトウェア、ArbExpress®に対応しています。MDO4000Cシリーズ・オシロスコープで取込んだ波形をArbExpressに転送して編集することができます。ArbExpressで作成した複雑な波形をMDO4000Cシリーズに転送し、任意波形/ファンクション・ジェネレータ機能を使用して出力することもできます。ArbExpressソフトウェアをダウンロードするには、
jp.tek.com/software/downloadsにアクセスしてください。
4-ロジック・アナライザ(Opt. MDO4MSOが必要)
- 入力チャンネル数
- 16デジタル(D15~D0)
- スレッショルド
- チャンネルごとに設定可能
- スレッショルドの選択肢
- TTL、CMOS、ECL、PECL、ユーザ定義
- ユーザ定義のスレッショルド範囲
- ±40V
- スレッショルド確度
- ±[100mV+スレッショルド設定の3%]
- 最大入力電圧
-
±42Vpeak(代表値)
- 入力ダイナミック・レンジ
- 30Vp-p(200MHz以下)
10Vp-p(200MHz以上)
- 最小電圧スイング
- 400mVp-p
- プローブ負荷
-
- 入力インピーダンス
- 100kΩ
- 入力容量
- 3pF
- 垂直軸分解能
- 1ビット
水平軸システム - デジタル部
- 最高サンプル・レート(メイン)
- 500MS/s(2ns分解能)
- 最大レコード長(メイン)
- 20M
- 最高サンプル・レート(MagniVu)
- 16.5GS/s (60.6ps分解能)
- 最大レコード長(MagniVu)
- トリガを中心に10kポイント
- 検出可能最小パルス幅
- 1ns
- チャンネル間スキュー(代表値)
- 200ps
- 最大入力トグル・レート
- 500MHz(ロジック方形波として正確に再現できる正弦波の最高周波数。各チャンネルで短い延長リードを使用する必要があります。最小スイング振幅における最高周波数。振幅が高くなるとより高いトグル・レートが可能)
5-シリアル・プロトコル・アナライザ(オプション)
I2C、SPI、RS-232/422/485/UART、USB 2.0、CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、MIL-STD-1553、ARINC-429、オーディオ・バスに対して、自動シリアル・トリガ/デコード/サーチが可能。
シリアル・バスをサポートした製品の詳細については、シリアル・トリガ/解析アプリケーション・モジュールのデータ・シートを参照してください。
- トリガ・タイプ
-
- I2C
-
10MbpsまでのI2Cバスのスタート、リピーテッド・スタート、ストップ、ミッシング・アクノレッジ、アドレス(7または10ビット)、データ、またはアドレスとデータでトリガ
- SPI
- 50MbpsまでのSPIバスのSSアクティブ、フレームの開始、MOSI、MISOまたはMOSIとMISOにトリガ
- RS-232/422/485/UART
- 10MbpsまでのTxのスタート・ビット、Rxのスタート・ビット、Txのパケットの最後、Rxのパケットの最後、Txのデータ、Rxのデータ、Txのパリティ・エラー、Rxのパリティ・エラーにトリガ
- USB:ロースピード
- シンク、フレームの開始、リセット、サスペンド、レジューム、パケットの終了、トークン(アドレス)パケット、データ・パケット、ハンドシェイク・パケット、スペシャル・パケット、エラーにトリガ
トークン・パケット・トリガ-任意のトークン・タイプ、SOF、OUT、IN、SETUP。アドレスは任意のトークン、OUT、IN、SETUPトークン・タイプ。また、アドレスの条件(特定の値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能。SOFトークンのフレーム番号は、バイナリ、16進、符号なし10進、Don't Careデジットで指定可能
データ・パケット・トリガ-任意のデータ・タイプ、DATA0、DATA1。データの条件(特定の値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能
ハンドシェイク・パケット・トリガ-任意のハンドシェイク・タイプ、ACK、NAK、STALL
スペシャル・パケット・トリガ-任意のスペシャル・タイプ、リザーブ
エラー・トリガ-PIDチェック、CRC5、またはCRC16、ビット・スタッフィング
- USB:フルスピード
-
シンク、リセット、サスペンド、レジューム、パケットの終了、トークン(アドレス)パケット、データ・パケット、ハンドシェイク・パケット、スペシャル・パケット、エラーにトリガ
トークン・パケット・トリガ-任意のトークン・タイプ、SOF、OUT、IN、SETUP。アドレスは任意のトークン、OUT、IN、SETUPトークン・タイプ。また、アドレスの条件(特定の値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能。SOFトークンのフレーム番号は、バイナリ、16進、符号なし10進、Don't Careデジットで指定可能
データ・パケット・トリガ-任意のデータ・タイプ、DATA0、DATA1。データの条件(特定の値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能
ハンドシェイク・パケット・トリガ-任意のハンドシェイク・タイプ、ACK、NAK、STALL
スペシャル・パケット・トリガ-任意のスペシャル・タイプ、PRE、リザーブ
エラー・トリガ-PIDチェック、CRC5またはCRC16、ビット・スタッフィング
- USB:ハイスピード1
-
シンク、リセット、サスペンド、レジューム、パケットの終了、トークン(アドレス)パケット、データ・パケット、ハンドシェイク・パケット、スペシャル・パケット、エラーにトリガ
トークン・パケット・トリガ-任意のトークン・タイプ、SOF、OUT、IN、SETUP。アドレスは任意のトークン、OUT、IN、SETUPトークン・タイプ。また、アドレスの条件(特定の値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能。SOFトークンのフレーム番号は、バイナリ、16進、符号なし10進、Don't Careデジットで指定可能
データ・パケット・トリガ-特定のデータ・タイプ、DATA0、DATA1、DATA2、MDATA。データの条件(特定の値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能
ハンドシェイク・パケット・トリガ-任意のハンドシェイク・タイプ、ACK、NAK、STALL、NYET
スペシャル・パケット・トリガ-任意のスペシャル・タイプ、ERR、SPLIT、PING、リザーブ。指定可能なSPLITパケット・コンポーネント:
ハブ・アドレス
スタート/コンプリート-Don't care、スタート(SSPLIT)、コンプリート(CSPLIT)
ポート・アドレス
スタート/エンド・ビット-Don't Care、コントロール/バルク/インタラプト(フルスピード・デバイス、ロースピード・デバイス)、アイソクロナス(データは、Middle、Data is End、Data is Start、Data is All)
エンドポイント・タイプ-Don't Care、コントロール、アイソクロナス、バルク、インタラプト
エラー・トリガ-PIDチェック、CRC5またはCRC16
- Ethernet2
-
10BASE-Tおよび100BASE-TX:スタート・フレーム・デリミタ、MACアドレス、MAC Qタグ・コントロール・インフォメーション、MAC長/タイプ、IPヘッダ、TCPヘッダ、TCP/IPv4/MACクライアント・データ、パケットの終了、FCS(CRC)エラーでトリガ
100BASE-TX:アイドル
MACアドレス-ソース、48ビット・アドレス値の宛先にトリガ
MAC Qタグ・コントロール・インフォメーション-Qタグ32ビット値にトリガ
MAC長/タイプ - アドレスの条件(特定の16ビット値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能
IPヘッダ-IPプロトコル8ビット値、ソース・アドレス、宛先アドレスにトリガ
TCPヘッダ-ソース・ポイント、宛先ポイント、シーケンス番号、Ack番号にトリガ
TCP/IPv4/MACクライアント・データ-データの条件(特定のデータ値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能。トリガするバイト数は1~16から選択可能Don't Careのバイト・オフセット・オプション:0~1499
- CAN、CAN FD(ISOおよび非ISO)
-
1MbpsまでのCAN信号および10MbpsまでのCAN FD信号上でフレームの開始、フレーム・タイプ(データ、リモート、エラー、オーバーロード)、識別子(標準または拡張)、データ、識別子とデータ、フレームの終了、Ackなし、またはビット・スタッフィング・エラーでトリガ。また、特定のデータの条件(≦、<、=、>、≧、≠)、特定のデータ値でトリガ可能。ユーザ設定可能なサンプル・ポイントはデフォルトで50%に設定
- LIN
- 100Kbpsまで(LINの定義では20Kbps)のSYNC、ID、データ、IDとデータ、ウェイクアップ・フレーム、スリープ・フレーム、エラー(同期、パリティ、またはチェックサム・エラーなど)でトリガ
- FlexRay
- 100Mbpsまでのフレームの開始、フレーム・タイプ(ノーマル、ペイロード、ヌル、同期、スタートアップ)、ID、サイクル・カウント、ヘッダ・フィールドの完了、データ、IDとデータ、フレームの終了またはエラー(ヘッダCRC、トレーラCRC、ヌル・フレーム、同期フレーム、またはスタートアップ・フレーム・エラーなど)でトリガ
- MIL-STD-1553
-
シンク、ワード・タイプ2(コマンド、ステータス、データ)、コマンド・ワード(RTアドレス、T/R、サブアドレス/モード、データ・ワード・カウント/モード・コード、パリティを個々に設定)、ステータス・ワード(RTアドレス、メッセージ・エラー、インスツルメンテーション、サービス・リクエスト・ビット、ブロードキャスト・コマンド・レシーブ、ビジー、サブシステム・フラッグ、ダイナミック・バス・コントロール・アクセプタンス(DBCA)、ターミナル・フラッグ、パリティを個々に設定)、データ・ワード(ユーザ定義の16ビット・データ値)、エラー(シンク、パリティ、マンチェスタ、不連続データ)、アイドル・タイム(最短時間は2μs~100μsから選択可能、最長時間は2μs~100μsから選択可能、最短以下、最長以上、範囲内、範囲外でトリガ)。RTアドレスの条件(特定の値との=、≠、<、>、≦、≧)または範囲の内外でトリガ可能
- ARINC-429
-
ワードの開始/終了、ラベル、SDI、データ、ラベルとデータ、エラーの条件(任意、パリティ、ワード、ギャップ)でトリガ
- I2S/LJ/RJ/TDM
-
ワード・セレクト、フレーム・シンク、またはデータにトリガ。また、データの条件(特定のデータ値との≦、<、=、>、≧、≠)または範囲の内外でトリガ可能。I2S/LJ/RJの最高データ・レートは12.5Mbps。TDMの最大データ・レートは25Mbps
1ハイスピードは、アナログ・チャンネルの帯域が1GHzのモデルのみでサポートされます。
2100BASE-TXには、帯域350MHz以上のモデルを推奨します。
6-デジタル・ボルトメータと周波数カウンタ
- ソース
- Ch1、Ch2、Ch3、Ch4
- 測定項目
- AC RMS、 DC、AC+DC RMS(読み値の単位はVまたはA)、周波数
- 電圧確度
- ±(1.5%¦読み値-オフセット-ポジション¦)+(0.5%¦(オフセット-ポジション)¦)+(0.1×Volts/div))
- 分解能
- ACV、DCV:4桁
周波数:5桁
- 周波数確度
- ±(10µHz/Hz+1カウント)
- 測定レート
- 100回/秒。測定値の表示の更新回数は4回/秒。
- 垂直軸設定のオートレンジ
- 垂直軸設定を自動調節して測定のダイナミック・レンジを最適化: 任意の非トリガ・ソースに使用可能
- グラフィカル測定
- 最小値、最大値、現在値、直前の5秒間に測定された値のレンジを示すグラフィカル・インジケータ
一般性能
- ディスプレイ・タイプ
- 10.4型(264mm)液晶TFTカラー・ディスプレイ
- ディスプレイ解像度
- 1,024×768ピクセル(XGA)
- 補間方式
- Sin(x)/x
- 波形スタイル
- ベクタ、ドット、可変パーシスタンス、無限パーシスタンス
- 波形目盛
- フル、グリッド、ソリッド、クロスヘア、フレーム、IRE、mV
- フォーマット
- YT、XY、XY/YT同時
- 波形取込レート
- 340,000波形/秒以上(1GHzモデル、FastAcqアクイジション・モード)
270,000波形/秒以上(200 MHz~500MHzモデル、FastAcqアクイジション・モード)
50,000波形/秒以上(全モデル、DPOアクイジション・モード)
入出力ポート
- USB 2.0ハイスピード・ホスト・ポート
- USBマス・ストレージ・デバイス、キーボードをサポート。前面パネルに2ポート、後部パネルに2ポート。
- USB 2.0デバイス・ポート
- 後部パネルにあり、USBTMCまたはTEKUSB-488によるGPIB経由でオシロスコープと通信/制御、またはPictBridge対応プリンタを接続して直接出力可能。
- 印刷
- PictBridgeプリンタ、または電子メールの印刷が可能なプリンタへの出力。注:本製品には、OpenSSL Projectによって開発されたソフトウェアが含まれていますが、これはOpenSSL Toolkitで使用します(http://www.openssl.org/)。
- LANポート
- RJ-45コネクタ、10/100/1000 Base-Tをサポート
- ビデオ出力ポート
- DB-15 Feコネクタ。外部モニタやプロジェクタに接続し、ライブ波形などのオシロスコープ画面を表示。XGA分解能。
- プローブ補正出力端子
- 前面パネルに出力ピン
- 振幅
- 0 ~ 2.5V
- 周波数
-
1KHz
- 補助出力
- 後部パネルのBNCコネクタ
VOUT(ハイ): オープン回路に対して2.5V以上、50Ω負荷でグランドに対して1.0V以上
VOUT(ロー): 4mA以下の負荷で0.7V以下、50Ω負荷でグランドに対して0.25V以下
オシロスコープのトリガ、オシロスコープの内部リファレンス・クロック出力、またはリミット/マスク・テストのイベント出力においてパルス信号出力が可能
- 外部リファレンス入力
- 時間軸システムは外部10MHzリファレンス(10MHz ±1%)に位相ロック可能
- ケンジントン・ロック
- 後部パネルにケンジントン・ロック用のセキュリティ・スロットを装備
- VESAマウント
- VESA標準(MIS-D 100)の100mm VESAマウント・ポイントを後部パネルに装備
LXI(LAN eXtensions for Instrumentation)
- クラス
- LXI Core 2011
- バージョン
- バージョン1.4
ソフトウェア
- OpenChoice®デスクトップ
-
オシロスコープとWindows PCが、USBまたはLAN経由で高速かつ簡単に通信できます。設定、波形、測定値、および画面イメージの転送、保存が可能です。WordとExcelのツールバーが含まれ、オシロスコープからのアクイジション・データと画面イメージをWordとExcelに自動転送して、すばやくレポートを作成したり、さらに解析することができます。jp.tek.com/software/downloadsからダウンロードできます。
- IVIドライバ
- LabVIEW、LabWindows/CVI、Microsoft .NET、およびMATLABなど、一般的なアプリケーション用の標準測定器プログラム・インタフェースを提供。
- Webベースのe*Scope®インタフェース
- 標準Webブラウザを通じて、ネットワーク接続経由でオシロスコープの制御を可能にします。オシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、ブラウザにWebページが表示されます。このWebページから、設定、波形、測定値、画面イメージを転送および保存したり、オシロスコープの設定をWebブラウザから直接変更することもできます。
- LXI Webインタフェース
- ブラウザのアドレス・バーにオシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、標準のWebブラウザ経由でオシロスコープと接続できます。Webインタフェースで、機器のステータスと構成、ネットワーク設定のステータスと変更、e*Scope Webベースのリモート・コントロールを通じた機器の制御を行うことができます。すべてのWebのやり取りがLXI Core仕様、バージョン1.4に準拠しています。
電源
- 電圧
- 100~240V ±10%
- 周波数
- 50~60Hz ±10%(100~240V ±10%)
400Hz±10%(115V ±13%)
- 消費電力
- 250W(最大)
物理特性
- 寸法
-
mm in 高さ 229 9 幅 439 17.3 奥行 147 5.8
- 質量
-
- Opt. SA3またはSA6を装備していない機器
-
kg ポンド 本体 5.1 11.2 梱包時 10.8 23.8 - Opt. SA3またはSA6を装備した機器
-
kg ポンド 本体 5.5 12.2 梱包時 11.2 24.8
- ラックマウント・タイプ
- 5U
- 冷却に必要なスペース
- 左側と後部に51mmの空間が必要
EMC適合性および安全性
- 温度
-
- 動作時
- 0~+50℃
- 非動作時
- -30~+70℃
- 湿度
-
- 動作時
- 高温:40~50℃で相対湿度10~60%、低温:0~40℃で相対湿度10~90%
- 非動作時
- 高温:40~60℃で相対湿度5~55%、低温:0~40℃で相対湿度5~90%
- 高度
-
- 動作時
- 3,000m
- 非動作時
- 12,000m
- 規制
-
- CEマーク(EU)、UL認定(米国/カナダ)
ご注文の際は以下の型名をご使用ください。
ステップ1:MDO4000Cシリーズの基本モデルを選択する
MDO4000Cシリーズ
- MDO4024C
- ミックスド・ドメイン・オシロスコープ、200MHzアナログ・チャンネル×4
- MDO4034C
- ミックスド・ドメイン・オシロスコープ、350MHzアナログ・チャンネル×4
- MDO4054C
- ミックスド・ドメイン・オシロスコープ、500MHzアナログ・チャンネル×4
- MDO4104C
- ミックスド・ドメイン・オシロスコープ、1GHzアナログ・チャンネル×4
スタンダード・アクセサリ
プローブ
- 500MHz以下のモデル
- TPP0500B型(500MHz、10:1、3.9pF)、アナログ1Chにつき1本の受動電圧プローブ。
- 1GHzモデル
- TPP1000型(1GHz、10:1、3.9pF)アナログ1Chにつき1本の受動電圧プローブ。
- Opt. MDO4MSOを追加した機種
- P6616型16チャンネル・デジタル・プローブ×1、ロジック・プローブ・アクセサリ・キット(部品番号:020-2662-xx)。
アクセサリ
- 200-5130-xx
- 前面カバー
- 016-2030-xx
- アクセサリ・バッグ
- 071-3448-xx
- インストールと安全確保に関するマニュアル(英語、フランス語、日本語、簡体字中国語版)。その他の製品マニュアルは、jp.tek.com/manual/downloadsからダウンロードが可能
- -
- 電源ケーブル
- -
- OpenChoice®デスクトップ・ソフトウェア(ドキュメントCDに収録、jp.tek.com/software/downloadsからダウンロードも可能)
- -
- 計量標準総合センターへのトレーサビリティと、ISO9001 品質システム登録を文書化した校正証明書
- Opt. SA3またはSA6を使用した103-0045-xxモデル
- N-BNCアダプタ
保証期間
本体と部品はすべて3年保証。付属プローブに関連する部品と技術料は1年保証。ステップ2:オプションを追加してMDO4000Cシリーズ・オシロスコープを構成する
機器のオプション
すべてのMDO4000Cシリーズは、以下のオプションを工場内で事前設定し、出荷することができます。
- MDO4AFG
- 任意波形/ファンクション・ジェネレータを追加(13種類の標準波形と任意波形の生成が可能)
- MDO4MSO
- 16デジタル・チャンネルを追加(P6616型デジタル・プローブとアクセサリ付き)
- SA3
- 内蔵スペクトラム・アナライザの周波数レンジを9kHz~3GHzに拡張
- SA6
- 内蔵スペクトラム・アナライザの周波数レンジを9kHz~6GHzに拡張
- MDO4SEC
- 全ポートのオン/オフ制御とファームウェア更新をパスワードで保護し、機器のセキュリティを強化
電源ケーブルとプラグ
- Opt.A0
- 北米仕様電源プラグ(115 V、60 Hz)
- Opt.A1
- ユニバーサル欧州仕様電源プラグ(220 V、50 Hz)
- Opt.A2
- イギリス仕様電源プラグ(240 V、50 Hz)
- Opt.A3
- オーストラリア仕様電源プラグ(240 V、50 Hz)
- Opt.A5
- スイス仕様電源プラグ(220 V、50 Hz)
- Opt.A6
- 日本仕様電源プラグ(100 V、50/60 Hz)
- Opt.A10
- 中国仕様電源プラグ(50 Hz)
- Opt.A11
- インド仕様電源プラグ(50 Hz)
- Opt.A12
- ブラジル仕様電源プラグ(60 Hz)
- Opt.A99
- 電源コードなし
言語オプション
すべてのMDO4000Cシリーズ製品は、インストールと安全確保に関するマニュアル(英語、日本語、簡体字中国語、またはフランス語版)付きで出荷されます。完全なユーザ・マニュアルは以下に示す各言語版とも、jp.tek.com/manual/downloadsからPDFフォーマット版をダウンロードできます。言語オプションには、その言語版の前面パネル用オーバーレイが付属します(L0を除く)。
- Opt. L0
- 英語(前面パネル・ラベル)
- Opt. L1
- フランス語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L2
- イタリア語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L3
- ドイツ語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L4
- スペイン語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L5
- 日本語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L6
- ポルトガル語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L7
- 簡体字中国語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L8
- 繁体字中国語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L9
- 韓国語(前面パネル・オーバーレイ)
- Opt. L10
- ロシア語(前面パネル・オーバーレイ)
サービス・オプション
テクトロニクスでは、製品の耐用年数を延長し、また予期せぬコストにより損害が生じることがないように、お客様の多様なニーズに対応したさまざまなタイプの保証/サービス・プランを提供しています。事故による損害を防止するため、あるいは校正プランによりメンテナンスの費用を節約するためなど、お客様のさまざまなニーズに合わせて最適なサービス・オプションをご利用になれます。
- Opt.C3
- 3年標準校正(納品後2回実施)
- Opt.C5
- 5年標準校正(納品後4回実施)
- Opt.D1
- 英文試験成績書
- Opt.D3
- 3年試験成績書(Opt. C3と同時発注)
- Opt.D5
- 5 年試験成績書(Opt. C5 と同時発注)
- Opt.R5
- 5年保証期間
- Opt. T3
- 3年間のトータル保証サービス・プランにより、ご使用の機器を常に新品同様の状態に保つことができます。
- Opt. T5
- 5年間のトータル保証サービス・プランにより、ご使用の機器を常に新品同様の状態に保つことができます。
オシロスコープのプローブとアクセサリは、保証およびサービスの対象外です。プローブとアクセサリの保証と校正については、それぞれのデータ・シートをご参照ください。
ステップ3:アプリケーション・モジュールとアクセサリを選択する
- アプリケーション・モジュール
- 別売のアプリケーション・モジュールは、MDO4000Cシリーズ製品の購入時または導入後に購入することができます。また、30日間試用可能なオプションのアプリケーション・モジュール機能も提供されます。この無料試用期間は、電源を最初に投入した時点で自動的に開始されます。
アプリケーション・モジュールにはライセンスがあり、アプリケーション・モジュールとオシロスコープ間で移動できます。ライセンスはモジュールに含めることもできるため、モジュールを他のオシロスコープに移動することができます。または、ライセンスをオシロスコープに残しておくこともできるため、モジュールを外して保管しておくこともできます。ライセンスをオシロスコープに移動してモジュールを外すことができるため、4種類以上のアプリケーションを同時に使用することができます。
- DPO4BND
- DPO4AERO型、DPO4AUDIO型、DPO4AUTO型、DPO4COMP型、DPO4EMBD型、DPO4ENET型、DPO4LMT型、DPO4PWR型、DPO4USB型およびDPO4VID型アプリケーション・モジュールのすべての機能を1台のモジュールで提供するアプリケーション・モジュール・バンドル。複数のシリアル・バス・デバッグ/解析アプリケーション・モジュールが必要な場合に経費節約になり、さらに必要な機能全体を機器間で簡単に移動可能。
- DPO4AERO
- 航空/宇宙通信用シリアル・トリガ/解析モジュール。MIL-STD-1553/ARINC-429バスにおけるパケット・レベルでのトリガが可能で、信号のデジタル表示、バスの観測、パケット・デコーディング、検索ツール、タイムスタンプ付パケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。
信号入力-任意のCh1~Ch4、Math、Ref1~Ref4
推奨プローブ-差動またはシングルエンド(1つのシングルエンド信号のみ必要)
- DPO4AUDIO
- オーディオ用シリアル・トリガ/解析モジュール。I2S、LJ、RJ、TDMオーディオ・バスにおけるパケット・レベルでのトリガが可能で、信号のデジタル表示、バスの観測、パケット・デコーディング、検索ツール、タイムスタンプ付パケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。
信号入力-任意のCh1~Ch4、任意のD0~D15
推奨プローブ-シングルエンド
- DPO4AUTO
- 車載用シリアル・トリガ/解析モジュール。CAN、CAN FD(ISOおよび非ISO)、LINバスにおけるパケット・レベルでのトリガが可能で、信号のデジタル表示、バスの観測、パケット・デコーディング、検索ツール、タイムスタンプ付パケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。
信号入力-LIN:任意のCh1~Ch4、任意のD0~D15、CAN, CAN FD:任意のCh1~Ch4、任意のD0~D15
推奨プローブ-LIN:シングルエンド、CAN, CAN FD:シングルエンドまたは差動
- DPO4AUTOMAX
- DPO4AUTO型の機能に加えて、FlexRayに対応したトリガ、デコード、サーチ/デコード・テーブルを提供。PCベースのソフトウェア・パッケージにより、拡張アイ・ダイアグラム解析にも対応。
- DPO4COMP
- コンピュータ・シリアル・トリガ/解析モジュール。RS-232/422/485/UARTバスにおけるパケット・レベルでのトリガが可能で、信号のデジタル表示バスの観測、パケット・デコーディング、検索ツール、タイムスタンプ付パケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。
信号入力-任意のCh1~Ch4、任意のD0~D15
推奨プローブ-RS-232/UART:シングルエンド、RS-422/485:差動
- DPO4EMBD
- 組込み用シリアル・トリガ/解析モジュール。I2C、SPIバスにおけるパケット・レベルでのトリガが可能で、信号のデジタル表示、バスの観測、パケット・デコーディング、検索ツール、タイムスタンプ付きパケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。
信号入力-I2CまたはSPI:任意のCh1~Ch4、任意のD0~D15
推奨プローブ-シングルエンド
- DPO4ENET
-
Ethernet用シリアル・トリガ/解析モジュール。Ethernet用シリアル・トリガ/解析モジュール。10BASE-T、100BASE-TX1バスにおけるパケット・レベルでのトリガが可能で、信号のデジタル表示、バスの観測、パケット・デコーディング、検索ツール、タイムスタンプ付パケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。
信号入力-任意のCh1~Ch4、Math、Ref1~Ref4
推奨プローブ-10BASE-T: シングルエンドまたは差動、100BASE-TX:差動
- DPO4USB
- USB用シリアル・トリガ/解析モジュール。ロースピード、フルスピードUSBシリアル・バスでは、パケットレベルの内容にトリガ可能。さらに、ロースピード、フルスピード、ハイスピードUSBシリアル・バスにおける信号のデジタル表示、バス表示、パケット・デコード、検索ツール、タイムスタンプ付パケット・デコード・テーブルなどの解析ツールを提供。2
信号入力-ロースピード/フルスピード: 任意のCh1~Ch4、任意のD0~D15、ロースピード/フルスピード/ハイスピード:任意のCh1~Ch4、Math、Ref1~Ref4
推奨プローブ-ロースピード/フルスピード:シングルエンドまたは差動、ハイスピード:差動
- DPO4PWR
- パワー解析アプリケーション・モジュール。電源品質、スイッチング損失、高調波、SOA、変調、リップル、スルーレート(dI/dt、dV/dt)をすばやく、正確に測定可能。
- DPO4LMT
- リミット/マスク・テスト用アプリケーション・モジュール。リミット/マスク・テスト用アプリケーション・モジュール。見本波形から作成したリミット・テンプレートに対するテスト、およびカスタム・マスクを使用したマスク・テストが可能。3
- DPO4VID
- HDTVおよびカスタム(非標準)ビデオ・トリガ/ビデオ・ピクチャ・モジュール。
- MDO4TRIG
- 拡張RFパワー・レベル・トリガ・モジュール。パルス幅、ラント、タイムアウト、ロジック、およびシーケンスのトリガ・タイプで、スペクトラム・アナライザ入力のパワー・レベルをトリガ・ソースとして使用可能にします。
1100BASE-TXには、帯域350MHz以上のモデルを推奨します。
2USBハイスピードは、アナログ・チャンネルの帯域が1GHzのモデルのみで使用できます。
3帯域350MHz以上のモデルは、55Mbpsのテレコム標準のテストに推奨されます。USBハイスピード(HS)は、アナログ・チャンネルの帯域が1GHzのモデルのみで使用できます。
推奨アクセサリ
プローブ
当社は、お客様のアプリケーションに合った、数多くのプローブをご用意しています。プローブの詳細については、当社Webサイトja.tektronix.com/probesを参照してください。
- TPP0500B
- 500MHz、10:1 TekVPI® 受動電圧プローブ、入力容量:3.9pF
- TPP0502
- 500MHz、2:1 TekVPI®受動電圧プローブ、入力容量12.7pF
- TPP0850
- 2.5kV、800MHz、50:1 TekVPI®受動高電圧プローブ
- TPP1000
- 1GHz、10:1 TekVPI® 受動電圧プローブ、入力容量:3.9pF
- TAP1500
- 1.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ
- TAP2500
- 2.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ
- TAP3500
- 3.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ
- TCP0030
- 120MHz TekVPI® 30A AC/DC電流プローブ
- TCP0150
- 20MHz TekVPI® 150A AC/DC電流プローブ
- TDP0500
- 500MHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±42V
- TDP1000
- 1GHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±42V
- TDP1500
- 1.5GHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±8.5V
- TDP3500
- 3.5GHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±2V
- THDP0200
- ±1.5kV、200MHz TekVPI®高電圧差動プローブ
- THDP0100
- ±6kV、100MHz TekVPI®高電圧差動プローブ
- TMDP0200
- ±750V、200MHz TekVPI®高電圧差動プローブ
- P5100A
- 2.5kV、500MHz、100:1高電圧受動プローブ
- P5200A
- 1.3kV、50MHz高電圧差動プローブ
アクセサリ
- TPA-N-PRE
- プリアンプ、公称ゲイン12dB、9kHz~6GHz
- 119-4146-00
- 近接界プローブ・セット、100kHz~1GHz
- 119-6609-00
- フレキシブル・モノポール・アンテナ
- TPA-N-VPI
- N-TekVPI変換アダプタ
- 077-0585-xx
- サービス・マニュアル(英語版のみ)
- TPA-BNC
- TekVPI®-TekProbe™ BNC変換アダプタ
- TEK-DPG
- TekVPIデスキュー・パルス・ジェネレータ
- 067-1686-xx
- パワー測定用デスキュー/校正フィクスチャ
- SignalVu-PC-SVE
- ベクトル・シグナル解析ソフトウェア
- TEK-USB-488
- GPIB-USB変換アダプタ
- ACD4000B
- ソフト・キャリング・ケース
- HCTEK54
- ハード・キャリング・ケース(ACD4000B型が必要)
- RMD5000
- ラックマウント・キット
その他のRFプローブ
詳細については、Beehive Electronics社のウェブ・サイトをご参照ください。http://beehive-electronics.com/probes.html
- 101A
- EMCプローブ・セット
- 150A
- EMCプローブ増幅器
- 110A
- プローブ・ケーブル
- 0309-0001
- SMAプローブ・アダプタ
- 0309-0006
- BNCプローブ・アダプタ
ステップ4:購入後にアップグレード製品を購入する
機器のアップグレード
MDO4000Cシリーズ製品は購入後、様々な方法で機能を追加することができます。以下に、用意されているさまざまな製品アップグレードと、各製品のアップグレード方法を示します。
- 機能拡張オプション
- MDO4000Cシリーズは、以下のオプション製品を追加購入することで機能を拡張することができます。
- MDO4AFG
- 任意波形/ファンクション・ジェネレータ。任意のMDO4000Cシリーズ製品に追加できます。
任意の機種を一度だけアップグレードできるアプリケーション・モジュール・ハードウェア・キーです。機能追加したモデルではその機能は永久に有効です。機能を追加した後にハードウェア・キーは必要ありません。
- MDO4MSO
- チャンネル数を16追加します(P6616型デジタル・プローブとアクセサリ付き)。
任意の機種を一度だけアップグレードできるアプリケーション・モジュール・ハードウェア・キーです。機能追加したモデルではその機能は永久に有効です。機能を追加した後にハードウェア・キーは必要ありません。
- MDO4SA3
- 内蔵スペクトラム・アナライザの入力周波数レンジを9kHz~3GHzに拡張します。
任意の機種を一度だけアップグレードできます。このアップグレードは当社サービス・センターで実施する必要があり、機器校正も必要です。
- MDO4SA6
- 内蔵スペクトラム・アナライザの入力周波数レンジを9kHz~6GHzに拡張します。
任意の機種を一度だけアップグレードできます。このアップグレードは当社サービス・センターで実施する必要があり、機器校正も必要です。
- MDO4SEC
- 全ポートのオン/オフ制御をパスワードで保護し、ファームウェア更新機能を追加して、機器のセキュリティを強化します。
任意の機種を一度だけアップグレードできるソフトウェア・オプション・キーです。ソフトウェア・オプション・キー製品の購入時には、オシロスコープの型名とシリアル番号が必要です。ソフトウェア・オプション・キーは、型名と特定のシリアル番号の組み合わせに対してのみ有効です。
- スペクトラム・アナライザのアップグレード・オプション
- スペクトラム・アナライザの入力周波数の最大レンジを、3GHzから6GHzにアップグレードできます。このアップグレードは、当社サービス・センターで実施する必要があり、機器校正も必要です(スペクトラム・アナライザのアップグレードと機器校正は、注文明細行に個別の項目として表示されます。ご依頼があれば、オプションで受託校正にも対応いたします)。
- MDO4SA3T6
- MDO4000Cシリーズのスペクトラム・アナライザを、3GHzから6GHzにアップグレードします。
- 購入後のサービス製品
-
以下のアップグレードを追加することにより、各製品の標準保証期間を延長することができます。
- MDO4024C-R5DW
- 5年間の修理サービス(MDO4024C型、製品保証期間を含む)
- MDO4034C-R5DW
- 5年間の修理サービス(MDO4034C型、製品保証期間を含む)
- MDO4054C-R5DW
- 5年間の修理サービス(MDO4054C型、製品保証期間を含む)
- MDO4104C-R5DW
- 5年間の修理サービス(MDO4104C型、製品保証期間を含む)
- MDO4000CT3
- 3年間の完全保証プランにより、ご使用の機器を常に新品同様の状態に保つことができます。機器をご購入された日から30日経過した後にご利用になれます。
- MDO4000CT5
- 5年間の完全保証プランにより、ご使用の機器を常に新品同様の状態に保つことができます。機器をご購入された日から30日経過した後にご利用になれます。
- 帯域アップグレード・オプション
- MDO4000Cシリーズ製品は購入後、アップグレードにより帯域を拡張することができます。アップグレード製品は、いずれもオシロスコープのアナログ帯域を拡張します。帯域のアップグレードは、現在の帯域と必要な帯域の組み合わせ、および現在使用中の機器にスペクトラム・アナライザが内蔵されているかどうかに基づいて購入してください。該当する帯域アップグレード製品には新しいアナログ・プローブが付属します。アナログ帯域のアップグレードは、すべて当社サービス・センターで実施する必要があり、機器校正も必要です(帯域のアップグレードと機器校正は、注文明細行に個別の項目として表示されます。ご依頼があれば、オプションで受託校正にも対応いたします)。