クイーンズボロ・コミュニティ・カレッジの導入事例

イノベーションへの情熱

クイーンズボロ・コミュニティ・カレッジの電子工学プログラムで実習に取り組む学生たち

教育への投資こそイノベーションの未来への鍵です。テクトロニクスは、世界中の大学のエンジニアリング・プログラムが、学生や教員に未来を切り開くために必要なツールを提供できるよう支援しています。

顧客事例

クイーンズボロ・コミュニティ・カレッジの電子工学プログラムの非常勤教授であったエンリケ・ハロ氏は、機器の不足によって学生の教育に限界が生じていることに懸念を抱いていました。

彼は、エンジニアリングは頭で覚えるものではない。実習を通じた試行錯誤ほど有益なことはない、と固く信じていました。つまり、学生がハードウェア・ソリューションの構築経験を積むためには、設計の特性評価やトラブルシューティングを行うためのテスト装置が必要だと考えたのです。

エンリケはまた、新卒にどのようなスキルや経験を求めているかについて、採用予定先の担当者とさまざまな話し合いを行いました。彼らのフィードバックは、彼の信念を裏付けるものでした。

実践的な経験を積むことが、彼自身がエンジニアの道を歩む上でも非常に重要なものでしたが、彼は学生にも同じ機会を与えたいと考えたのです。彼は、産業界では需要が高いにも関わらず、大学では比較的教えられる機会が少ない分野である、RF解析を教えることに特に興味を持っていました。

ソリューション

ハロ氏とQCCは、どの機器が学生に最も役立つかを決定するために、テクトロニクスと提携することにしました。当社のチームは、効率的で費用対効果の高い最先端のRFベンチ・ソリューションを提供するために、QCCと緊密な連携が続けられました。私たちは、学生にあらゆるRFプロジェクトに必要なRFツールを提供するだけでなく、他校の工学部の卒業生よりも就職する際に有利になるように、必要な実践的な経験を積んでもらえるようにしたかったのです。

新しいRFベンチを選定して納入した後、テクトロニクスは学校に出向き、学生と教員を対象に2回に分けてトレーニングを実施し、関係者全員が快適に機器を使用でき、プログラムのニーズに合ったものになっていることを確認しました。

新しいスペクトラム・アナライザ、ベクトル信号発生器、ベクトル・ネットワーク・アナライザにより、クイーンズ・コミュニティ・カレッジの学生は、成功するために必要な最先端のRFベンチ機器を使用できるようになったのです。

テクトロニクスとエンリケおよびクイーンズボロ・コミュニティ・カレッジのパートナーシップの詳細は、ビデオ（tek.com/stories）をご覧ください。

「シミュレーションでは教えられない、無線周波数の物理的な側面を教えることができるのです。この研究室をとても誇りに思います」

エンリケ・ハロ
非常勤講師・テレコミュニケーション・コース・ディレクタ

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ベンチ構成
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