必要な周波数帯域は?
システムの周波数帯域によって、アナログ信号を測定する際の、オシロスコープの基本性能と正確な測定が可能な最大周波数レンジが決まります。 周波数帯域が100MHzの場合、20MHzまでの正弦波信号を正確に(2%以内の誤差で)測定できます。
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2シリーズMSOは、タブレットのように便利で簡単に扱えます。直感的なインタフェースにより、設計のデバッグが容易に行えます。また、軽量なフォーム・ファクタとオプションのバッテリ・パックにより、簡単に持ち運ぶことができます。
TBS1000Cシリーズは、直感的で使いやすい新しいユーザ・インタフェースと、一新された外観および使用感を備えています。内蔵コースウェア機能 は、実習に取り組む学生はもちろん、教育者にも役立ちます。
画面の大きなTBS2000Bシリーズでは、より多くの信号を見ることができます。TekVPI™プローブ・インターフェースを使用すると、標準のBNCプローブだけでなく、最新世代のアクティブ電圧/電流プローブも活用できます。
クラス最大のディスプレイ、低レベル信号測定精度の向上、さらにスペクトラム・アナライザを内蔵した、業界をリードするプローブ性能を備えた3シリーズMDOは、ベンチトップ・オシロスコープの新しい基準を打ち立てます。
機能 | TBS1000Cシリーズ |
TBS2000Bシリーズ |
MSO2000Bシリーズ |
2シリーズMSO |
3シリーズMDO |
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周波数帯域 必要な周波数帯域は? |
50MHz~200MHz | 70MHz~200MHz | 70MHz~200MHz | 70MHz~500MHz | 100MHz~1GHz |
サンプル・レート 必要なサンプル・レートは? |
1GS/s | 1GS/s~2GS/s | 1GS/s | 1.25GS/s~2.5GS/s | 2.5GS/s~5GS/s |
レコード長 長いほど望ましい |
20Kポイント | 5 Mポイント | 1 Mポイント | 10 Mポイント | 10 Mポイント |
アナログ・チャンネル数 必要なチャンネル数は? |
2(アナログ) | 2~4(アナログ) | 2~4(アナログ) | 2~4(アナログ) | 2~4(アナログ) |
デジタル・チャンネル数 ミックスド・シグナルのデバッグが必要ですか? |
- | - | 16 | 16(オプション) | 16 |
ディスプレイ | 7型(178mm)WVGA カラー・ディスプレイ |
9型(228mm)WVGA カラー・ディスプレイ |
7型(180mm)WQVGA カラー・ディスプレイ |
10.1型WXGA(1280 x 800) マルチタッチ・タッチスクリーン |
11.6型HD タッチスクリーン対応 |
トリガ 拡張トリガが必要ですか? |
エッジ、パルス幅、 ラント、ライン |
エッジ、パルス幅、 ラント、ライン |
エッジ、パルス/グリッチ、ビデオ ラント、セットアップ/ホールド、 ロジック、シリアル |
エッジ、パルス幅、ラント、タイムアウト、ロジック、セットアップ/ホールド時間、立上り/立下り時間、パラレル・バス、シーケンス | エッジ、シーケンス、ロジック、パルス幅、ラント、タイムアウト、セットアップ、シリアル、パラレル/ホールド、立上り/立下り時間、ビデオ |
シリアル・バス・オプション | - | - | SPI、I2C、CAN、LIN、 RS232、UART (オプション) |
I2C、SPI、RS232/422/485/UART、CAN、CAN-FD、LIN、SENT | オプション:I2C、SPI、RS-232、RS-422、RS-485、UART、CAN、CAN FD、LIN、FlexRay、MIL-STD-1553、ARINC 429、I2S、 LJ、RJ、TDM、USB 2.0 |
波形演算<br /> および解析 | 加算、減算、乗算、平均、FFT | 加算、減算、乗算、平均、FFT | 加算、減算、乗算、平均、FFT、 バス・デコード(オプション) |
基本波形演算、FFT、高度な数式エディタ | 自動測定、波形/スクリーン・カーソル、演算波形、FFT、拡張演算、 測定統計、オプション:パワー解析 |
Wave Inspector®波形ナビゲーション Wave Inspector®波形ナビゲーションとは? |
- | - | ○ | - | ○ |
自動測定 自動測定とは |
32 | 32 | 29 | 36 | 33 |
TekVPITMプローブ・インタフェース TekVPIとは? |
- | ○ | ○ | - | ○ |
接続機能 | USB | USB、Ethernet | USB、Ethernet(オプション) | USB(x2)、LAN(10/100MB/s Base-T Ethernet) | USBホスト(×3)、USB 2.0デバイス、LAN(10/100 BASE-T Ethernet、1.4 LXI Core 2011準拠)、HDMI |
Wi-Fi | - | Wi-Fiアダプタ対応 | - | 近日中に利用可能 | - |
内蔵ヘルプ システム ヘルプ・システムとは? |
○ | ○ | - | ○ | ○ |
教育分野向けソリューション 教育現場向けの専用ツール |
○ | ○ | - | ○ | - |
5年保証 | ○ | ○ | ○ | 1年間保証 | 3年保証 |
システムの周波数帯域によって、アナログ信号を測定する際の、オシロスコープの基本性能と正確な測定が可能な最大周波数レンジが決まります。 周波数帯域が100MHzの場合、20MHzまでの正弦波信号を正確に(2%以内の誤差で)測定できます。
十分な波形の詳細が取り込まれるように、測定する回路の最大周波数成分の5倍のサンプル・レートを使用することをお勧めします。
キャプチャ時間=レコード長/サンプル・レート。したがって、レコード長が1Mポイント、サンプル・レートが250MS/sであれば、オシロスコープは4msの長さの信号を取り込みます。高性能なベーシック・オシロスコープであれば、2,000ポイント以上のデータを格納できるため、安定した正弦波信号(約500ポイント以上必要)を表示できます。ただし、複雑なデジタル・データ・ストリームのタイミング異常の原因を解明したい場合などには、レコード長が1Mポイント以上のオシロスコープの使用を検討してください。
時間相関のとれたアナログ/デジタル・チャンネルの数が多いほど、回路内の多くのポイントで同時測定が可能になるため、たとえば、ワイド・パラレル・バスのデコードなどが容易になります。 アプリケーションのニーズに適したチャンネル数を選択することが重要です。 アナログ・チャンネルが2つまたは4つの場合、波形の信号のタイミングの表示や比較を行うことができますが、パラレル・データを使用するデジタル・システムのデバッグなどでは、さらに8または16、場合によってはそれ以上の数のデジタル・チャンネルが必要になります。
ハイまたはローの状態を示すデジタル・チャンネルを追加することで、バス波形として同時に表示できます。
エッジ・トリガの機能は、すべてのオシロスコープに備わっています。パルス幅トリガについても、ほとんどのオシロスコープで使用できます。 ただし、異常を的確に検出するため、さらにオシロスコープのレコード長を有効に利用するためには、複雑な信号にも対応できる高度なトリガ機能を備えたオシロスコープが必要になります。 利用可能なトリガ・オプションの選択肢が広いほど、オシロスコープの用途が広がり、問題の根本原因を効率的に突き止めることができます。
テクトロニクスのWave Inspector®波形ナビゲーションは、波形操作が簡単で、波形データの自動検索も可能です。
サーチ処理を自動化することで、時間の節約に役立つ各種のツールを提供しています。ズーム/パン、再生/一時停止、マーカ、拡張サーチなどがあります。
TekVPI™プローブは、標準的なBNCプローブだけでなく、最新のアクティブ電圧プローブや電流プローブもサポートしています。さまざまなアプリケーションに対応でき、減衰比を手動で設定する必要もありません。
HelpEverywhere機能は、状況に応じたヘルプを表示します。
オシロスコープの基本や操作手順を解説したオンライン・ハンドブックも内蔵しています。
コースウェア機能:画面上に実習課題に関するガイダンスを表示可能
教育現場向けTekSmartLab管理ソフトウェアに完全対応