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PC向け信号解析ソフトウェアのベクトルとRFスイート
SignalVu-PCアプリケーション・データシート
SignalVu-PCは、RF設計が簡単に検証できるRF/ベクトル信号解析ソフトウェアの根幹となる機能を提供します。RSA5000シリーズ・リアルタイム・シグナル・アナライザの信号解析エンジンをベースにしており、PCまたはWindowsタブレット上で動作します。そのため、計測器を占有することなく取込んだ信号を解析することができます。SignalVu-PCはまた、テクトロニクスのUSBリアルタイム・スペクトラム・アナライザの解析およびテクトロニクスのMDO/MSO/DPOシリーズ・オシロスコープを動作させるために必要なコンパニオン・ソフトウェアでもあります。ワイドバンド・レーダ、ワイドバンド高速データ通信、無線LANまたは周波数ホッピングによる通信における複雑な信号の設計検証であっても、包括的な機能を備えたツール/アプリケーション・ソフトウェアであるSignalVu-PCを使用することで、時間によって変化するワイドバンド信号の観測を容易にし、解析に要する時間を短縮することができます。
主な特長
- スペクトラム解析、ベクトル信号解析、復調などのためのマルチドメイン・ツールセット:
- テクトロニクスの全スペクトラム・アナライザで取り込んだ波形のオフライン解析およびオシロスコープ規格
- テクトロニクスのRSAシグナル・アナライザ(RSA7100、RSA600、RSA500、RSA306シリーズ)規格を使用した、リアルタイムでの記録と解析
- 5シリーズ/6シリーズ/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDシリーズ・オシロスコープを、Connect(CON-SVPC)を使用して最大2 GHzの解析帯域幅を持つ広帯域ベクトル信号アナライザ(VSA)に変換するオプション。
- アクイジション・ハードウェアなしで解析可能
- ワイドバンド設計の解析
- 機器を占有せずに、解析はオフラインで実行
- Windowsタブレットまたは強力なPCワークステーションの使用
- SignalVu-PCオプション・アプリケーションごとにノード・ロック(固定)ライセンスおよびフローティング・ライセンスを選択可能
- 解析
- 3GPPリリース15/16規格に基づく、5G New Radio(NR)アップリンク/ダウンリンクRFパワー、パワー・ダイナミクス、信号品質、およびエミッション測定値
- 時間相関があり、マルチドメインで接続の問題を時間、頻度、フェーズ、および振幅で表示することで、トラブルシューティング時の原因と影響をより迅速に把握可能
- パワー測定と信号統計は、コンポーネントとシステムの特性評価に有用:ACLR、マルチキャリアACLR、パワー対時間、CCDF、およびOBW/EBW
- RSA信号アナライザを使用したEMC/EMIのプリコンプライアンス/トラブルシューティング - CISPR検波器、事前定義された規格、リミット・ライン、アクセサリ設定の簡易化、環境信号の取込み、障害解析、レポート生成
- IEEE 802.11 a/b/g/j/p/n/ac/ad/ay規格に基づく、WLANスペクトラムおよび変調トランスミッタの測定値
- Bluetooth SIG RF仕様に基づく、Basic Rate、Low Energy、Bluetooth 5のBluetooth®トランスミッタ測定。EDR(Enhanced Data Rate)の一部測定にも対応
- セトリング時間測定、周波数、位相により、広帯域で周波数変動するオシレータの特性評価が可能
- 高度なパルス解析スイート - 自動パルス測定により、パルス・トレインの動作を詳細に把握可能。複数回のアクイジション(数百万パルス)のパルス統計測定。マルチチャンネル・サポートは、5/6シリーズMSO機器でのみ有効です。
- 汎用デジタル変調解析(SVM)は、25種類の変調タイプの変調解析を提供
- カスタムOFDM信号の柔軟なOFDM解析を実現
- 周波数オフセット・コントロールにより、ほぼゼロの中間周波数(IF)でベースバンド信号を解析可能
- AM/FM/PM変調とオーディオ測定により、アナログ・トランスミッタとオーディオ信号の特性評価が可能
- フェーズ1(C4FM)およびフェーズ2(TDMA)のAPCO Project 25に対応したトランスミッタのコンプライアンス・テストおよび解析機能
- USBスペクトラム・アナライザ(RSA306型、RSA500型、RSA600型)で記録されたファイルの再生。
- LTE™ FDD/TDD基地局(eNB)トランスミッタRF測定
- 位相ノイズ/ジッタ測定の自動化
- 信号識別/調査
- マッピング
アプリケーション(A)
- ワイドバンド・レーダとパルスRF信号の特性評価
- 周波数ホッピングを用いた通信
- 広帯域の衛星通信やマイクロ波バックホール・リンク
- 無線LAN、Bluetooth、商用無線
- 陸上移動無線(LMR)、APCO P25
- 教育
- LTE(Long Term Evolution)、セルラー
- 5G NRセルラー基地局またはユーザ機器トランスミッター・テスト
- EMC/EMIプリコンプライアンス/トラブルシューティング
多彩な信号取込機能
一度信号を取込めば、再度取込むことなく複数の測定が実行できます。パフォーマンス・オシロスコープ(MSOシリーズ)を使って最大4チャンネルを同時に取り込み、それらを個別にSignalVu-PCソフトウェアで解析できます。入力チャンネルには、RF、I/Q、差動入力が入力できます。SignalVu-PCによる解析の前に、オシロスコープの演算機能を適用することもできます。取込時間は、選択した取込帯域によって異なります。全帯域の取込は、モデルとオプションの選択に応じて1~25 msの範囲で行われます。リアルタイム・シグナル・アナライザでは、最高の取込帯域で7.15秒まで、帯域を狭くした場合は数時間の範囲で信号を取込めます。
一度メモリに取込んだ信号はマルチ・ドメインで詳細に解析が可能です。スペクトログラム表示(左下のパネル)は、時間とともに変化するLFM変調パルスの周波数を示します。スペクトログラムのパルス上の時間ポイントを選択すると、低い周波数から高い周波数に掃引されているチャープの様子を観測できる(右上)
5シリーズ/6シリーズ/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDまたはMDO4000シリーズ・オシロスコープと接続
Connect(CON-SVPC)オプションがインストールされている場合、SignalVu-PCは5/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDシリーズ・オシロスコープ(ハードウェア・オプションSV-RFVT)の機能を拡張します。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより、オシロスコープが、最大4つの独立したチャンネル上で最大2 GHzの取込帯域幅を持つ広帯域ベクトル信号アナライザ(VSA)に変換されます。2 Ghzのスパンで10 m/sを超える取込時間をサポートするには、RL-1(125ポイント記録長)のライセンスをインストールする必要があります。SignalVu-PCは、機器上(オプションのWindows 10 SSD、5/6-WINを搭載)または機器内の別のWindows PCで動作できます。
SignalVu-PCでMSO RFフロントエンドを制御し、ベクトル校正されたI/Qデータを取込んで、ワイドバンドで時間相関の取れたマルチドメイン測定を行うことができます。時間、周波数、位相、振幅、変調の問題を解析、関連付け、トラブルシューティングできます。
同時マルチチャンネル・スペクトル、スペクトログラム、チャンネル・パワー、ACPR、OBW、 RF振幅、周波数および位相対時間波形、トリガ、IQキャプチャ機能に加えて、SignalVu-PCおよびConnectオプションにより、RF I&Q対時間、CCDF、MCPR、SEM、スプリアス、AM、FM、PM、および自動マスク検索の表示、アラートなどの基本的なVSA測定および統計解析が追加されます。
MSOトリガ機能と低位相ノイズ性能を活用して、デバッグ作業を組み込みRFデバイスのシステム・レベルの検証とトラブルシューティングにまで広げることができます。オプションのSignalVu-PCアプリケーションを使用して、ほとんどの一般的な無線規格および変調タイプの変調解析とパス/フェイル・テストを実行できます。
解析
SignalVu-PCベクトル・シグナル解析ソフトウェアは、シリーズ・リアルタイム・シグナル・アナライザと同じ解析機能を備えています。
時間相関を取った測定は、周波数、位相、振幅、変調対時間について行うことができます。周波数、位相、振幅、変調の各ドメインで時間相関のとれた測定が行えるため、周波数ホッピング、パルスの特性評価、変調方式の切り替え、セトリング時間、帯域幅の変更、間欠信号などの信号解析に最適です。
ミックスド・ドメイン・オシロスコープのRF入力を含む、USBスペクトラム・アナライザや当社のすべてのMDO/MSO/DPOシリーズ・オシロスコープで取り込んだアクイジションは、SignalVu-PCで解析可能であり、これらの広帯域アクイジション・システムに強力な解析機能が加わることになります。
時間相関を取ったマルチドメイン表示は、従来の解析ソリューションではなし得なかった、設計や運用時のトラブルシュートにおける新しいレベルの問題解決方法を提供します。ここでは、ナローバンド信号のホッピング・パターンをスペクトログラムで観測し(右上)、そのホッピング特性を周波数対時間表示(左下)で正確に観測できます。右側の2つの画面で、信号が次の周波数にホッピングする様子から、時間と周波数の応答を観測できます。これらすべての解析は、SignalVu-PCの標準構成で無償で利用可能
RFアプリケーションに最適なオプション・アプリケーション
標準構成のSignalVu-PCバージョンが付属しており、スペクトラム解析、RFパワーと統計、スペクトログラム、振幅、周波数/位相対時間、およびアナログ変調測定が可能です。パルスおよびOFDM解析、汎用変調解析、セトリング時間、自動位相ノイズ測定、EMIプレコンプライアンス、商用標準解析(WLAN、Bluetooth、LTE、5G NR)、記録ファイルの再生など、フィールド・アップグレード可能なソフトウェア・オプションを追加できます。
広帯域衛星リンクとマイクロ波中継回線の波形は、SignalVu-PC解析ソフトウェアで直接観測できます。ここでは、汎用デジタル変調解析機能(SVM)により、312.5Mシンボル/秒で動作している16QAMの変調信号を復調している
セトリング時間測定(SVT)は、簡単で自動化されています。測定帯域幅、トレランス・バンド、リファレンス周波数(自動またはマニュアル)が選択でき、3種類までのトレランス・バンド対時間を設定したうえで、パス/フェイル・テストが自動実行できる。セトリング時間は、最後に落ち着いた周波数または位相から外部トリガまたは内部トリガまでの時間となります。この例では、ホッピング・オシレータの周波数セトリング時間は、DUTの外部トリガ・ポイントからの測定となる
WLANサブ6 GHz Wi-Fiトランスミッタ・テスト
WLAN測定アプリケーションを使用すると、規格ベースのトランスミッタ測定を、時間、周波数、変調のドメインで実行することができます。
- SV23は、IEEE 802.11a、b、g、j、pの信号をサポート
- SV24は、IEEE 802.11n 20MHzおよび40MHz SISO信号をサポート
- SV25は、IEEE 802.11ac 20/40/80/160MHz SISO信号をサポート
下表に示す全変調方式を測定することができます。
標準 | 標準PHY | 周波数帯 | 信号 | 変調形式 | 帯域幅(最大) | 802.11- 2012セクション |
---|---|---|---|---|---|---|
802.11b | DSSS HR/DSSS | 2.4 GHz | DSSS/CCK 1~11 Mbps | DBSK、DQPSK CCK5.5M型, CCK11M型 | 20 MHz | 16および17 |
802.11g | ERP | 2.4 GHz | DSSS/CCK/PBCC 1~33 Mbps | BPSK DQPSK | 20 MHz | 17 |
802.11a | OFDM | 5 GHz | OFDM 64 <54 Mbps | BPSK QPSK 16QAM 64QAM | 20 MHz | 18 |
802.11g | 2.4 GHz | 20 MHz | 19 | |||
802.11j/p | 5 GHz | 5、10、20MHz | 18 | |||
802.11n | HT | 2.4GHzおよび5GHz | OFDM 64、128 150 Mbps以下 | BPSK QPSK 16QAM 64QAM | 20、40MHz | 20 |
802.11ac | VHT | 5 GHz | OFDM 64、128、256、512 ≦867 Mbps | BPSK QPSK 16QAM 64QAM 256QAM | 20、40、80、160MHz | 22 |
WLANプリセットにより、エラー・ベクトル振幅(EVM)、コンスタレーション、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)測定が表示されます。
WLAN RFトランスミッタの測定は、規格IEEE 802.11- 2012リビジョンにより定義されています。1024-QAM 802.11ac信号の解析も行えます。
IEEE 802.11 RFレイヤ・テスト | IEEEリファレンス802.11-2012 | リミット・テスト済み |
---|---|---|
送信電力オン/オフ・ランプ | 16.4.7.8(DSSS) | (10~90 %)2 usec |
17.4.7.7(「b」) | (10~90 %)2 usec | |
送信スペクトラム・マスク | 16.4.7.5(DSSS) | 標準マスク |
17.4.7.4(「b」) | 標準マスク | |
18.3.9.3(「a」) | 標準マスク | |
19.5.5(「g」) | 標準マスク | |
20.3.20.1(「n」) | 標準マスク | |
22.3.18.1(「ac」) | 標準マスク | |
RFキャリア抑制 | 16.4.7.9(「DSSS」) | -15 dB |
17.4.7.8(「b」) | -15 dB | |
中心周波数リーク | 18.3.9.7.2(「a」) | 平均サブキャリア・パワーに対して-15 dBcまたは+2 dB |
20.3.20.7.2(「n」) | 20 MHz:18.3.9.7.2に準拠 | |
平均サブキャリア・パワーに対して40 MHz -20 dBcまたは0 dB | ||
送信スペクトル平坦性 | 18.3.9.7.3(「a」) | +/-4 dB(SC = -16...16)、+4/-6 dB(その他) |
20.3.20.2(「n」) | +/-4 dB、 +4/-6 dB | |
22.3.18.2(「ac」) | +/-4 dB、+4/-6 dB(各種帯域幅、20~160 MHz) | |
送信スペクトル平坦性 | 18.3.9.7.3(「A」) | +/-4 dB(SC = -16...16)、+4/-6 dB(その他) |
20.3.20.2(「n」) | +/-4 dB、 +4/-6 dB | |
22.3.18.2(「ac」) | +/-4 dB、+4/-6 dB(各種帯域幅、20~160 MHz) | |
送信中心周波数許容範囲 | 16.4.7.6(「DSSS」) | +/-25 ppm |
17.4.7.5(「b」) | +/-25 ppm | |
18.3.9.5(「a」) | +/-20 ppm(20 MHzおよび10 MHz)、+/-10 ppm(5 MHz) | |
19.4.8.3(「g」) | +/-25 ppm | |
20.3.20.4(「n」) | +/-20 ppm(5 GHz帯域)、+/-25 ppm(2.4 GHz帯域) | |
22.3.18.3(「ac」) | +/-20 ppm | |
シンボル・クロック周波数許容範囲 | 16.4.7.7(「DSSS」) | +/-25 ppm |
17.4.7.6(「b」) | +/-25 ppm | |
18.3.9.6(「a」) | +/-20 ppm(20 MHzおよび10 MHz)、+/-10 ppm(5 MHz) | |
19.4.8.4(「g」) | +/-25 ppm | |
20.3.20.6(「n」) | +/-20 ppm(5 GHz帯域)、+/-25 ppm(2.4 GHz帯域) | |
22.3.18.3(「ac」) | +/-20 ppm | |
送信変調確度 | 16.4.7.10(「DSSS」) | ピークEVM 0.35未満 |
17.4.7.9(「b」) | ピークEVM 0.36未満 |
IEEE 802.11 RFレイヤ・テスト | IEEEリファレンス802.11-2012 | limit | ||
---|---|---|---|---|
トランスミッタ・コンスタレーション・エラー | 18.3.9.7.4(「A」) | 変調 | コーディング・レート(R) | 相対コンスタレーション・エラー |
BPSK | 1/2 | -5 | ||
BPSK | 3/4 | -8 | ||
QPSK | 1/2 | -10 | ||
QPSK | 3/4 | -13 | ||
16-QAM | 1/2 | -16 | ||
16-QAM | 3/4 | -19 | ||
64-QAM | 2/3 | -22 | ||
64-QAM | 3/4 | -25 | ||
20.3.20.7.3(「n」) | BPSK | 1/2 | -5 | |
QPSK | 1/2 | -10 | ||
QPSK | 3/4 | -13 | ||
16-QAM | 1/2 | -16 | ||
16-QAM | 3/4 | -19 | ||
64-QAM | 2/3 | -22 | ||
64-QAM | 3/4 | -25 | ||
64-QAM | 5/6 | -27 | ||
22.3.18.4.3(「ac」) | BPSK | 1/2 | -5 | |
QPSK | 1/2 | -10 | ||
QPSK | 3/4 | -13 | ||
16-QAM | 1/2 | -16 | ||
16-QAM | 3/4 | -19 | ||
64-QAM | 2/3 | -22 | ||
64-QAM | 3/4 | -25 | ||
64-QAM | 5/6 | -27 | ||
256-QAM | 3/4 | -30 | ||
256-QAM | 5/6 | -32 |
Bluetoothトランスミッタ・テスト
2つのオプションが追加されたことで、Bluetooth SIG規格ベースのトランスミッタRF測定を時間、周波数、変調のドメインで効率的に実行できます。Opt. SV27では、RF.TS.4.2.0およびRF-PHY.TSのテスト仕様で定義されている、Basic RateとLow Energyのトランスミッタ測定がサポートされます。4.2.0テスト仕様。さらに、Enhanced Data Rate(EDR)パケットを復調し、シンボル情報を提供する機能も備えています。Opt. SV31では、Bluetooth 5規格(LE 1M、LE 2M、LE Coded)とコア仕様で定義された測定がサポートされます。どちらのオプションでも、転送される物理層のデータがデコードされ、シンボル・テーブルにパケットのフィールドが色分けされて表示されるため、効率的な解析が可能です。
パス/フェイル判定では、カスタマイズ可能なリミットを使用できます。また、Bluetoothプリセットを使用すれば、ボタンを押すだけで異なるセットアップのテストを実行できます。
Opt. SV27およびSV31を使用することにより自動化される測定項目を以下に示します(別途記載がある場合を除く)。
- Bluetooth Low Energy(BLE)トランスミッタ測定
- NOC TRM-LE/CA/01/CおよびEOC TRM-LE/CA/02/Cでの出力パワー
- NOC TRM-LE/CA/03/CおよびEOC TRM-LE/CA/04/Cでのインバンド・エミッション
- 変調特性TRM-LE/CA/05/C
- NOC TRM-LE/CA/06/CおよびEOC TRM-LE/CA/07/Cでのキャリア周波数オフセットおよびドリフト
- Basic Rateトランスミッタ測定
- 出力パワーTRM/CA/01/C
- パワー密度TRM/CA/02/C(プリセットなし)
- パワー制御TRM/CA/03/C(プリセットなし)
- Tx出力スペクトラム – 周波数範囲TRM/CA/04/C(プリセットなし)
- Tx出力スペクトラム - 20 dB帯域幅TRM/CA/05/C
- Tx出力スペクトラム - 隣接チャンネル・パワーTRM/CA/06/C
- 変調特性TRM/CA/07/C
- 初期キャリア周波数許容範囲TRM/CA/08/C
- キャリア周波数-ドリフトTRM/CA/09/C
SV27およびSV31を使用すると、フィールド情報が色分けされたシンボル・テーブル、コンスタレーション、アイ・ダイアグラム、周波数偏差対時間(パケット/オクテットをハイライト表示)、周波数オフセット/ドリフトの詳細テーブル、パケット・ヘッダ・フィールド・デコードなどの情報も利用できます。マーカーを使用すれば、時間、ベクトル、周波数情報を相互相関させることができます。
マッピング
電子コンパス付きのAlarisスマート・アンテナとバッテリ駆動のRSA500シリーズ(内蔵GPSトランシーバ付き)またはRSA306B(サード・パーティ製GPSドングル付き)とペアリングすると、マッピング(MAP)アプリケーションによって干渉ハンティング、スペクトラム・クリア、カバレッジ・マッピング、調査、信号ソースの三角測量が可能になります。
方位機能により干渉信号の場所を特定しながら、マッピング・ツール上に線や矢印を引けるため、測定を行うときにアンテナが指している方向を示すことができます。また、測定結果とラベルを追加し、表示することもできます。
LTE FDD/TDD基地局トランスミッタRFテスト
Opt. SV28を使用することにより、次のLTE測定を実行できます。
セルID
チャンネル・パワー
占有帯域幅(OBW)
隣接チャンネル漏洩比(ACLR)
スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)
TDDのトランスミッタ・オフ・パワー
リファレンス信号パワー
4つのプリセットにより、プリコンプライアンス・テストやセルIDの検出が効率化されます。これらのプリセットは、セルID、ACLR、SEM、チャンネル・パワー、およびTDD Toffパワーとして定義されています。測定方法は3GPP TSバージョン12.5の定義に従っており、ピコセル/フェムトセルを含むすべてのカテゴリの基地局に対応しています。パス/フェイル情報が報告され、すべてのチャンネル周波数帯域がサポートされます。
セルIDプリセットでは、プライマリ同期信号(PSS)とセカンダリ同期信号(SSS)がコンスタレーション・ダイアグラムに表示されます。さらに、周波数誤差やリファレンス信号(RS)パワーも表示されます。
ACLRプリセットでは、E-UTRA/UTRA隣接チャンネルが測定されます。UTRAでは異なるチップ・レートを使用できます。ACLRでは、入力が存在しない状態で測定されたノイズに基づいたノイズ補正機能もサポートされます。ACLRとSEMはどちらも掃引モード(デフォルト)で動作します。または、十分な取込帯域幅があるときには、より高速なシングル・アクイジションでも動作します。
5G NR変調解析および測定オプション
5G NRは、SignalVu-PC ベクトル信号解析(VSA)ソフトウェアでサポートされる信号規格、アプリケーション、変調タイプの数多くのセットの中の1つです。SignalVu-PC VSA 5G NR解析オプションは、3GPPの5G NR仕様に基づいた信号の周波数、時間、および変調ドメインの包括的な解析機能を提供します。
スペクトル、取込時間、およびNR固有の変調品質(EVM、周波数誤差、I/Qエラーなど)トレースとテーブルの結果トレースを設定することにより、エンジニアは全体的な信号特性を識別し、断続的なエラー・ピークや繰り返し発生する同期エラーのトラブルシューティングを行うことができます。
Error Vector Magnitude(EVM)は、信号品質の説明に使用される性能指数です。これは、指定されたシンボルの理想的なコンスタレーション点と実際の測定点との間のI/Q平面上の差を測定することによって行われます。理想的なサブシンボルのdBまたは%で測定し、受信した平均QAMパワーに正規化して、シンボルのコンスタレーションと理想的なシンボルを表示できます。EVM対信号またはEVM対時間は、考慮されるシンボル数またはスロット内の時間に存在するOFDMシンボルのEVMを提供します。
自動テストでは、SCPIリモート・インタフェースを使用して設計を迅速化できるため、設計検証および製造フェーズへの迅速な移行が可能になります。
5G NR トランスミッタ測定コアに対応する機能
5G NRオプション(5GNRNL-SVPC)1は、3GPPのTS38仕様のリリース15およびリリース16に従い、5G NR変調解析測定に対応しています。これには次のものが含まれます。
- アップリンクおよびダウンリンク・フレーム構造の解析
- 5G NRの測定値と表示には、次のものが含まれます
- 変調確度(ModAcc)
- チャンネル・パワー (CHP)
- 隣接チャンネル電力 (ACP)
- スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)
- 占有帯域幅(OBW)
- パワー対時間(PVT)2
- エラー・ベクトル振幅(EVM)
- ModAcc、SEM、CHP、ACP、OBW、PVT、EVM測定のすべてのスカラ値結果を含むサマリ・テーブル
- 領域におけるカップリング測定を使用した、詳細解析とトラブルシューティング。複数のマーカーを使用して結果を相関させ、根本原因を特定。
- 設定パラメータと測定結果を使用して、レポートをCSV形式で保存
- 各コンポーネント・キャリアの PDSCH または PUSCH の設定可能なパラメータ
- ダウンリンクについては、3GPP仕様に準拠したFDDとTDD対応のテスト・モデル
WiGig IEEE802.11ad/ay 60 GHz Wi-Fiトランスミッタのテスト(オフライン解析)
オプションのSV30NL-SVPCおよびSV30FL-SVPCは、WiGig IEEE802.11ad/ay ICの特性評価に対応したオフライン解析機能を提供します。ただし、オプションSV30を搭載したテクトロニクスのDPO70000SXシリーズ・オシロスコープは、SignalVuを使用した60GHzのフル・オンライン測定と解析に使用できます。詳細については、本書のSignalVu-PCとSignalVuについての項を参照してください。
オシロスコープにオプションSV30をインストールすることで、規格要件と比較した場合のEVM性能の有意差が明確になります。Control PHY(802.11ad)とSingle Carrier PHY(802.11adおよび802.11ay)がサポートされているため、802.11ayの2.16GHzパケットまたは隣接2チャンネル結合の4.23GHzパケットの解析にも対応しています。
テストおよび検証はIFおよびRFのセットアップで実施できます。サマリ表示には、RFパワー、受信電力インジケータ(RCPI)、周波数誤差(最大、平均、標準偏差)、DCオフセット、IQ DC原点オフセット、IQゲイン/位相不均衡、信号品質、SNR推定部などが表示されます。パス/フェイル判定では、カスタマイズ可能なリミットを使用できます。また、プリセットを使用すれば、ボタンを押すだけでテスト・セットアップを実行できます。
信号をさらに詳細に解析できるように、色分けされたユーザ・インタフェースが採用されています。パケット全体に広がるEVMも領域ごとに見やすく色分けしながら解析を進められます。復調されたシンボルを色分けして表形式で表示できるほか、それぞれの領域の開始ポイントに移動するオプションも用意されているため、効率的なナビゲーションが可能です。
変調形式 | 802.11ad:MCS0-12.6 802.11ay:MCS1-21 |
802.11ad/ay Single Carrier:π/2 BPSK、π/2 QPSK、π/2 16QAM、π/2 64QAM 802.11ad Control PHY:π/2 DBPSK | |
測定項目 | RF出力パワー、受信チャンネル・パワー・インジケータ(RCPI)、推定SNR、周波数誤差、シンボル・レート誤差、IQ原点オフセット、IQ位相不均衡、IQゲイン不均衡、IQ直交エラー、各パケット領域(STF、CEF、ヘッダおよびデータ)のEVM合否判定。パケット情報には、パケット・タイプ、プリアンブル、同期ワードまたはアクセス・コード、パケット・ヘッダ、ペイロード長、およびCRCの詳細が含まれる |
ディスプレイ | コンスタレーション、EVM対時間、シンボル・テーブル、サマリ |
ストリーミング記録されたファイルの再生
SV56を使用することにより、USBスペクトラム・アナライザでストリーミング記録されたファイルの再生が可能になります。ストリーミング記録された信号を再生する機能により、スペクトラム違反の発生を何時間も監視する必要がなくなり、記録データを確認するわずか数分間の作業で済みます。記録時間はストレージ・メディアの容量によってのみ制限されます。記録はSignalVu-PCに組み込まれている基本機能です。SV56の再生機能を利用することで、DPXスペクトログラムなど、SignalVu-PCのあらゆる測定機能を使用した解析が可能になります。再生においても最小信号時間の仕様は変わりません。AM/FMオーディオ変調解析も実行できます。可変スパン、分解能帯域幅、解析長、周波数帯域についてもすべて通常の使用と変わりません。周波数マスク・テストも、記録された信号に対して最大40MHzのスパンで実行できます。マスク違反に対しては、ビープ音、取込みの停止、トレースの保存、画像の保存、およびデータの保存といったアクションを設定できます。選択した箇所を再生できるだけでなく、ループを使用して目的の信号を繰り返し検査することもできます。ギャップフリーで再生可能。または時間ギャップを挿入して確認時間を短縮できます。ライブ・レート再生機能により、AM/FM変調の忠実度を保ちながら、実際の時間と同じスピードで再生できます。記録時の時刻がスペクトラム・マーカに表示されるので、実際のイベントとも簡単に関連付けられます。次の図は、スペクトラム違反を検出するためにマスクが適用された状態で、同時に92.3MHzの中心周波数でFM信号をリスニングしながら、FM帯域が再生されている例を示しています。
信号調査
信号識別ソフトウェア(SV54)では、専門システムのガイダンスを信号の識別に役立てることができます。目的のスペクトラム領域を速やかに作成できるグラフィック・ツールが提供され、信号を効率的に区分して分類できるようになります。スペクトラム・プロファイル・マスクをトレースの最上部にオーバーレイすると、信号形状のガイダンスが提供され、同時に周波数、帯域幅、チャンネル数、および位置が表示され、簡単にチェックできます。WLAN、GSM、W-CDMA、CDMA、Bluetooth規格および拡張データ・レート、LTE FDDおよびTDD、ならびにATSCの各信号を素早く、簡単に識別できます。データベースは、H500型/RSA2500型の信号データベース・ライブラリからインポートして、新しいソフトウェア・ベースに簡単に移行できます。
マッピング機能を備えたSignalVu-PCを使用すると、屋外で行われた測定の方位を手動で示すことができ、トライアンギュレーション作業を大いに助けます。★★★日本では適用されないので削除★★★★★★日本では適用されないので削除★★★テクトロニクスのマッピング機能は、完全な干渉検出ソリューションの一部として、20 MHz~8.5 GHz(オプションの9 kHz~20 MHz)の周波数範囲を持つサードパーティ製のAlaris DF-A0047ハンドヘルド方向検出アンテナをサポートします。すべてのSignalVu-PCデータ・ストリームには、効果的なデータ・ロギングおよびコヒーレント信号解析アプリケーション用のタイムスタンプ情報が含まれています。DF-A0047アンテナの詳細な仕様については、https://www.alarisantennas.com/products/df-a0047-handheld-wideband-direction-finding-antenna/を参照してください。
高度なパルス解析
拡張パルス解析パッケージ(SVP)は、31種類の測定で長いパルス列の特性を自動評価します。次の図は、中心周波数3.85 GHzの850 MHz幅のリニアLFMチャープのパルス7~14が測定されている画面を示しています(右上)。パルス形状は、左上に振幅対時間プロットとして表示されている。パルス#8の周波数偏差と放物位相曲線は下2つの画面に表示されている
マルチチャンネル・サポートは、5/6シリーズMSO機器を使用している場合にのみ有効になります。これにより、各MSO入力のハードウェアDDCを活用することで、最大10秒の8位相コヒーレントRFパルス列を取り込んで解析できます。
位相ノイズおよびジッタ測定の自動化
位相ノイズは、レーダー・システムのドップラ情報を処理する能力を低下させ、デジタル変調通信システムでのエラー・ベクトル振幅を低下させます。スペクトラム・アナライザで位相ノイズとジッタ測定を自動化することとで、専用の位相ノイズ・テスタが不要になり、測定コストを抑えることができます。
次の例では、1 GHzのキャリアの位相ノイズは-133dBc/Hz(10kHzオフセット)と測定されます。単側波帯位相ノイズは、キャリヤからのオフセット周波数に対してdBc/Hzで表示され、トレースまたは表形式で示されます。1つは±ピーク・トレース(青)、1つは平均トレース(黄)です。トレース・スムージングと平均化がサポートされています。
RSA7100Bの本質的な位相ノイズである-134 dBc/Hzは、この周波数とその動作範囲全体で、大部分のアプリケーションに十分な測定マージンを提供します。
アプリケーションには、VCO位相ノイズ、オシレータ位相ノイズ、クロック・ソース・ジッタ、信号ジェネレータ位相ノイズなどのテストが含まれます。テクトロニクスの位相ノイズ/ジッタ・アプリケーションをDPX®信号処理と組み合わせると、不安定な信号ソースの設計とトラブルシューティングを行う強力なソリューションとなります。
位相ノイズ・アプリケーションは、自動でキャリア・トラッキング、平均化、および動的測定帯域幅調整を実行し、10 Hzから1 GHzまでのすべてのキャリア・オフセットで必要な測定の精度と速度を提供します。結果は、ログ周波数トレース形式または表形式で表示され、画面上またはプログラムによる制御によってパス/フェイルの制限が適用されます。積分限界は、RMS位相ノイズ、ジッタ、および残留FMに対してプログラム可能です。この測定アプリケーションとRSA7100Bの低位相ノイズを組み合わせることで、最大26.5 GHzの周波数で高性能位相ノイズを測定できます。
前の図はRSA7100Bの標準的な位相ノイズと公称位相ノイズの性能を示しています
エデュケーション・ライセンス
教育機関のお客様は、コスト効率のよいSignalVu-PCを教育環境で使用できます。特別価格で提供されるエデュケーション・バージョンには5GNR 解析オプションを除くすべての利用可能なアプリケーションが含まれますが、結果にはEducation Versionという透かしが入ります。
測定機能
スペクトラム・ アナライザ測定 (ベース・ソフトウェア) | チャンネル・パワー、隣接チャンネル・パワー、マルチキャリア隣接チャンネル・パワー/リーケージ比、専有帯域幅、xdBダウン、マーカによるパワー測定、デルタ・パワー、統合パワー、パワー密度、dBm/Hz、dBc/Hz、フィードバック音による信号強度 |
時間領域と統計測定 (ベース・ソフトウェア) | RF IQ対時間、振幅対時間、パワー対時間、周波数対時間、位相対時間、CCDF、ピーク・アベレージ比、振幅、周波数、および位相の変調解析 |
位相ノイズ/ジッタ測定(PHAS)の自動化(RSA7100のみ) | キャリア・パワー、周波数誤差、RMS位相ノイズ、ジッタ、残留FM |
WLAN 802.11a/b/g/j/p測定アプリケーション(SV23) | IEEE規格に定義されたすべてのRFトランスミッタ測定、広範な追加のスカラ測定(キャリア周波数誤差、シンボル・タイミング誤差、平均/ピーク・バースト・パワー、IQ原点オフセット、RMS/ピークEVMなど)、解析表示(EVMおよび位相/振幅誤差対時間/周波数または対シンボル/サブキャリアなど)、およびパケット・ヘッダのデコード情報とシンボル・テーブル SV24にはSV23が必要 SV25にはSV24が必要 |
WLAN 802.11n測定アプリケーション(SV24) | |
WLAN 802.11ac測定アプリケーション(SV25) | |
APCO P25のコンプライアンス・テストおよび解析アプリケーション(SV26) | 測定開始ボタンを押すだけでTIA-102規格に基づいたトランスミッタ測定(ACPR、トランスミッタ・パワー/エンコーダ・アタック・タイム、トランスミッタ・スループット遅延、周波数偏差、変調忠実度、シンボル・レート確度、および過渡的周波数変動、さらにHCPMトランスミッタ論理チャンネル・ピークACPR、オフ・スロット・パワー、パワー・エンベロープ、およびタイム・アライメントなど)のパス/フェイル判定を実施。 |
Bluetooth LE TX SIGの基本測定(SV27) | Bluetooth SIGにより定義されているBasic RateとBluetooth Low Energyのトランスミッタ測定用のプリセット。結果にはパス/ファイル情報も含まれる。アプリケーションはパケット・ヘッダ・フィールドのデコードにも対応しており、Enhanced Data Rateなどの規格の自動検出が可能 |
Bluetooth 5測定(SV31) | Bluetooth Low Energyバージョン5に対応したBluetooth SIG測定結果にはパス/ファイル情報も含まれる。LEデータ・パケットのヘッダ・フィールドのデコードにも対応。 SV31にはSV27が必要 |
AM/FM/PM変調およびオーディオ測定 (SVA) | キャリア・パワー、周波数誤差、変調周波数、変調パラメータ(±ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪、S/N、THD、TNHD、ハムおよびノイズ |
セトリング時間(周波数と位相) (SVT) | 測定された周波数、最後に落ち着いた周波数からのセトリング時間、最後に落ち着いた位相からのセトリング時間、トリガからのセトリング時間。リファレンス周波数は自動またはマニュアルで選択。測定帯域幅、アベレージング、スムージングは設定可能。3つの設定ゾーンによるパス/フェイル・テストが可能 |
高度なパルス解析 (SVP) | パルソグラム(Pulse-Ogram™)のウォーターフォール表示では、複数のセグメント化された取込みを振幅対時間と各パルスのスペクトラムと一緒に表示可能。パルス周波数、デルタ周波数、平均オン・パワー、ピーク・パワー、平均送信パワー、パルス幅、立上り時間、立下り時間、繰返し間隔(秒)、繰返し間隔(Hz)、デューティ・ファクタ(%)、デューティ・ファクタ(比率)、リップル(dB)、リップル(%)、ドループ(dB)、ドループ(%)、オーバシュート(dB)、オーバーシュート(%)、パルスと基準パルスの周波数差、パルスと基準パルスの位相差、パルスとパルスの周波数差、パルスとパルスの位相差、RMS周波数誤差、最大周波数誤差、RMS位相誤差、最大位相誤差、周波数偏差、位相偏差、インパルス応答(dB)、インパルス応答(時間)、タイムスタンプ。 |
柔軟なOFDM解析 (SVO) | WLAN 802.11a/g/jおよびWiMAX 802.16-2004に対応したOFDM解析機能。コンスタレーション、スカラ測定サマリ、EVMまたはパワー対キャリア、シンボル・テーブル(バイナリまたは16進) |
汎用デジタル変調解析 (SVM) | EVM(RMS、ピーク、EVM対時間)、変調エラー比(MER)、振幅エラー(RMS、ピーク、振幅エラー対時間)、位相エラー(RMS、ピーク、位相エラー対時間)、原点オフセット、周波数誤差、ゲイン不平衡、直交エラー、ロー(ρ)、コンスタレーション、シンボル・テーブル。 FSKのみ:周波数偏差、シンボル・タイミング・エラー |
ストリーミング記録されたファイルの再生(SV56) | USBスペクトラム・アナライザ(RSA306型、RSA500シリーズまたはRSA600シリーズ)でストリーミング記録されたファイルの再生。ファイル選択や開始/終了ポイントの制御。ギャップフリーまたはライブ・レート再生に対応したレート・コントロール機能。 |
LTEダウンリンクRF測定(SV28) | セルID、ACLR、SEM、チャンネル・パワー、およびTDD Toffパワーに対応したプリセット。3GPP TSバージョン12.5 で定義されているTDD/FDDフレーム・フォーマットおよびすべての基地局に対応。結果にはパス/ファイル情報が含まれる。接続された機器で必要な帯域幅を利用できる場合には、リアルタイム設定により、ACLR/SEM測定の高速化が可能 |
5G NR測定(5GNRNL-SVPC) | チャンネル・パワー(CHP)、隣接チャンネル・パワー(ACP)、パワー対時間(PVT)2、変調精度(エラー・ベクトル振幅(EVM)、周波数誤差、IQエラーを含む)、EVM対シンボル、占有帯域幅(OBW)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、コンスタレーション・ダイアグラム、およびスカラ結果を含むサマリ・テーブル。 |
WiGig IEEE 802.11ad/ay(SV30) (オフライン解析のみに使用します。60 GHzのリアルタイム測定は、DPO70000SXシリーズ・オシロスコープでSV30オプションを使用して行うことができます) | Control PHY(802.11ad)およびSingle Carrier PHY(802.11adおよび802.11ay)のプリセット。802.11ay解析の結果は、EDMG、PREEDMG1、およびPREEDMG2領域で表示されます。規格にしたがってそれぞれのパケット・フィールドのEVMが測定され、ヘッダ・パケット情報がデコードされます。RFパワー、受信電力インジケータ、周波数誤差、IQ DC原点オフセット、IQゲイン/位相不均衡のサマリ表示。カスタマイズ可能なリミットを使用したパス/フェイル判定が可能 |
CISPR検波器(準尖頭値/アベレージ)(SVQP) | このオプションにより、スペクトラム/スプリアス表示においてCISPR準尖頭値/アベレージ検波器(CISPR16で定義)を使用可能 |
EMC/EMIのプリコンプライアンスとトラブルシューティング(EMCVU) | このオプションでは、各規格のリミット・ラインがあらかじめ設定されています。また、ウィザード機能が追加されており、ボタンを押すだけでアンテナ、LISN、その他の推奨EMCアクセサリを簡単にセットアップできます。新しいEMC-EMI表示を使用すると、エラー時にのみ時間のかかる準尖頭値が適用されるようにできるため、効率的にテストを進めることができます。この表示機能では、ボタンを押すだけで環境測定を行うこともできます。Inspectツールを使用すると、目的の周波数をローカルに測定できるため、スキャニングを行う必要がありません。 |
仕様
性能(代表値)
- 周波数関連
- 周波数レンジ
- 適切な機器のデータ・シートを参照
- 初期中心周波数設定確度
- 機器の時間軸確度と同等
- 中心周波数設定分解能
- 0.1 Hz
- 周波数オフセット・レンジ
- 0Hzからオシロスコープの最高周波数帯域まで
- 周波数マーカ読取確度
- ±(基準周波数誤差×マーカ周波数+0.001×スパン+2)Hz
- スパン確度
- ±0.3%
- 基準周波数誤差
- オシロスコープの基準周波数確度、エージング、ドリフトと同じ。MSO/DPOのデータ・シートを参照
- チャンネル・テーブル
- 以下の規格に基づいたチャンネル・リストの表が用意されています。
- 携帯の規格ファミリ:AMPS、NADC、NMT-450、PDC、GSM、CDMA、CDMA-2000、1xEV-DO WCDMA、TD-SCDMA、LTE、WiMax
- 近距離無線通信:802.11a/b/j/g/p/n/ac、Bluetooth
- コードレス電話:DECT、PHS
- ブロードキャスト:AM、FM、ATSC、DVBT/H、NTSC
- 携帯ラジオ、ポケベル、その他:GMRS/FRS、iDEN、FLEX、P25、PWT、SMR、WiMax
- 解析関連
- 周波数(ベース・ソフトウェア)
- スペクトラム(振幅対リニアまたはログ周波数)
- スペクトログラム(時間にともに変化するスペクトラム)
- 時間と統計(ベース・ソフトウェア)
- 振幅対時間
- 周波数対時間
- 位相対時間
- 振幅変調対時間
- 周波数変調対時間
- 位相変調対時間
- RF IQ対時間
- 時間軸でのオーバビュー
- CCDF
- ピーク・アベレージ比
- セトリング時間、周波数、位相(SVT)
- 周波数セトリング時間対時間
- 位相セトリング時間対時間
- 拡張パルス測定解析機能(SVP)
- パルス・パラメータのテーブル表示
- パルス波形(パルス番号で選択)
- パルス統計(パルス測定結果のトレンド、タイム・トレンドのFFT、ヒストグラム)
- 累積統計
- 累積ヒストグラム
- パルソグラム(Pulse-Ogram)
- デジタル復調(SVM)
- コンスタレーション・ダイアグラム
- EVM対時間
- シンボル・テーブル(バイナリまたは16進)
- 振幅と位相誤差対時間と信号品質
- 復調IQ対時間
- アイ・ダイアグラム
- トレリス・ダイアグラム
- 周波数偏差対時間
- フレキシブルOFDM(SVO)
- EVM対シンボル、対サブキャリア
- サブキャリア・パワー対シンボル、対サブキャリア
- サブキャリア・コンスタレーション
- シンボル・データ・テーブル
- 振幅誤差対シンボル、対サブキャリア
- 位相誤差対シンボル、対サブキャリア
- チャンネル周波数応答
- 位相ノイズおよびジッタ測定(PHAS)の自動化
- キャリア・パワー
- 周波数誤差
- RMS位相ノイズ
- ジッタ
- 残留FM
- WLAN測定(SV23、SV24、SV25またはSV2C)
- バースト・インデックス
- バースト・パワー
- ピーク対平均バースト・パワー
- IQ原点オフセット
- 周波数誤差
- コモン・パイロット・エラー
- シンボル・クロック・エラー
- パイロット/データの実効値とピークEVM
- シンボルとサブキャリアごとのピークEVM
- パケット・ヘッダ・フォーマット情報
- 平均パワーとヘッダのセクションごとの実効値EVM
- WLANパワー対時間、または対シンボル
- バースト幅
- WLANシンボル・テーブル
- WLANコンスタレーション
- スペクトラム・エミッション・マスク
- スプリアス
- EVM対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 振幅誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 位相誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- WLANチャンネル周波数応答対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- WLANスペクトラム平坦性対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- APCO P25測定アプリケーション(SV26)
- RF出力パワー、動作周波数確度、変調エミッション・スペクトラム、不要なエミッション・スプリアス、隣接チャンネル・パワー比、周波数偏差、変調忠実度、周波数誤差、アイ・ダイアグラム、シンボル・テーブル、シンボル・レート確度、トランスミッタ・パワー/エンコーダ・アタック・タイム、トランスミッタ・スループット遅延、周波数偏差対時間、パワー対時間、過渡的周波数変動、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・ピークACPR、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・オフ・スロット・パワー、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・パワー・エンベロープ、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・タイム・アライメント、相互相関マーカー
- Bluetooth Basic LE Tx(SV27)およびBluetooth 5(SV31)測定
- ピーク・パワー、平均パワー、隣接チャンネル・パワーまたはインバンド・エミッション・マスク、-20dB帯域幅、周波数誤差、変調特性(ΔF1avg(11110000)、ΔF2avg(10101010)、ΔF2>115kHz、ΔF2/ΔF1比)、周波数偏差対時間(パケット/オクテット・レベルの測定情報)、キャリア周波数f0、周波数オフセット(プリアンブルおよびペイロード)、最大周波数オフセット、周波数ドリフトf1-f0、最大ドリフト比fn-f0およびfn-fn-5、中心周波数オフセット・テーブルおよび周波数ドリフト・テーブル、カラーコードによるシンボル・テーブル、パケット・ヘッダ・デコード情報、アイ・ダイアグラム、コンスタレーション・ダイアグラム、編集可能なリミット・テスト
- LTEダウンリンクRF測定(SV28)
- 隣接チャンネル漏洩比(ACLR)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、チャンネル・パワー、占有帯域幅、TDD信号のトランスミッタ・オフ・パワーのパワー対時間表示、PSS/SSSのLTEコンスタレーション・ダイアグラムおよびセルID、グループID、セクタID、リファレンス信号(RS)パワー、周波数誤差
- 5G NRアップリンク/ダウンリンク測定(5GNRNL-SVPC)
- チャンネル・パワー(CHP)、隣接チャンネル・パワー(ACP)、パワー対時間(PVT)2、変調確度(エラー・ベクトル振幅(EVM)、周波数誤差、IQエラーを含む)、EVM対シンボル、占有帯域幅(OBW)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、コンスタレーション・ダイアグラム、およびスカラ結果を含むサマリ・テーブル。
- WiGig 802.11ad/ay測定(SV30)(オフライン解析)
- RF出力パワー、受信チャンネル・パワー・インジケータ(RCPI)、推定SNR、周波数誤差、シンボル・レート・エラー、IQ原点オフセット、IQゲイン不均衡、IQ位相不均衡、IQ直交エラー、
- 各パケット領域のEVM結果:パケット情報、802.11ad(STF、CEF、ヘッダ、ガード、データ)、802.11ay(LSTF、LCEF、Lヘッダ、EDMGヘッダA、EDMG STF、EDMG CEFガード、データ)。パケット・タイプ、プリアンブル、同期ワードまたはアクセス・コード、パケット・ヘッダ、ペイロード長、CRCの詳細を含む。
信号強度
- 信号強度表示
- 信号強度インジケータ
- ディスプレイ右側に表示
- 測定帯域範囲
- 最大40MHz(スパンおよびRBW設定により異なる)
- トーン・タイプ
受信信号の強度に応じて周波数を可変
AM/FM/PM変調とオーディオ測定(SVA)
性能条件-入力信号:0 dBm、入力周波数:100MHz、RBW:オート、アベレージング:オフ、フィルタ:オフ。サンプリングと入力パラメータは、最良な結果になるように最適化。
- キャリア周波数範囲3
- 1kHzまたは(1/2×オーディオ解析帯域)~最高入力周波数
- 最大オーディオ周波数スパン
- 10 MHz
- オーディオ・フィルタ
- ロー・パス(kHz)
- 0.3、3、15、30、80、300、0.9×オーディオ帯域までのユーザ設定
- ハイ・パス(Hz)
- 20、50、300、400、0.9×オーディオ帯域までのユーザ設定
- 標準
- CCITT、C-Message
- ディエンファシス(μs)
- 25、50、75、750、ユーザ設定
- ファイル
- .TXTまたは.CVSファイルによる振幅/周波数ペア。最大1000ペア
- FM変調解析
- FM測定、
- キャリア電力、キャリア周波数誤差、オーディオ周波数、偏差(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、総合高調波歪み、総合非高調波歪み、ハム/ノイズ
- FM偏移確度
- 偏移の±1.5%
- FMレート確度
- ±1.0 Hz
- キャリア周波数確度
- ±1 Hz+(伝送周波数×基準周波数誤差)
- 残留FM(レート:1kHz~10kHz、偏移:(5 kHz を推奨)
- THD
- 0.2%(MSO/DPO70000)
- 1.0%(MDO4000Bシリーズ)
- SINAD
- 44 dB(MSO/DPO70000)
- 38dB(MDO4000Bシリーズ)
- AM変調解析
- AM測定
- キャリア電力、オーディオ周波数、偏差深度(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、総合高調波歪み、総合非高調波歪み、ハム/ノイズ
- AM変調度確度(レート:1kHz、深度:50 %)
- ±1%+0.01×測定値
- AMレート確度(レート:1kHz、深度:50 %)
- ±1.0 Hz
- 残留(AM)
- THD
- 0.3%(MSO/DPO70000)
- 1.0%(MDO4000Bシリーズ)
- SINAD
- 48 dB(MSO/DPO70000)
- 43 dB(MDO4000Bシリーズ)
- PM変調解析
- PM測定
- キャリア電力、キャリア周波数誤差、オーディオ周波数、偏差(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、総合高調波歪み、総合非高調波歪み、ハム/ノイズ
- PM偏移確度(レート:1kHz、偏移:0.628°)
- ±100% × (0.01 +(レート/1MHz))
- PMレート確度(レート:1kHz、偏移:0.628°)
- ±1 Hz
- 残留(PM)
- THD
- 0.1%(MSO/DPO70000)
- 0.5%(MDO4000Bシリーズ)
- SINAD
- 48 dB(MSO/DPO70000)
- 43 dB(MDO4000Bシリーズ)
- ダイレクト・オーディオ入力
- オーディオ測定
- 信号電力、オーディオ周波数(+ピーク、-ピーク、ピーク・ピーク/2、RMS)、SINAD、変調歪み、S/N、総合高調波歪み、総合非高調波歪み、ハム/ノイズ
- ダイレクト入力周波数範囲(オーディオ測定のみ)
1 Hz~10 MHz
- 最大オーディオ周波数スパン
10 MHz
- オーディオ周波数確度
- ±1 Hz
- 残留(PM)
- THD
- 1.5%
- SINAD
- 38 dB
- 最小オーディオ解析帯域幅とRBW対オシロスコープのメモリとサンプル・レート(SVA)
型名 サンプル・レート:1GS/s サンプル・レート:最大 標準のメモリ 最長のメモリ 標準のメモリ 最長のメモリ 最小オーディオBW RBW(自動) 最小オーディオBW RBW(自動) 最小オーディオBW RBW(自動) 最小オーディオBW RBW(自動) DPO/DSA/MSO 70000シリーズ 12.5GHz帯域以上の機種
200 kHz 400 Hz 10 kHz 20 Hz 推奨しない >4 kHz 1 MHz 2 kHz DPO/DSA/MSO70000シリーズ 12.5GHz帯域未満の機種 200 kHz 400 Hz 20 kHz 40 Hz 推奨しない >4 kHz 500 kHz 1 kHz
- 最小オーディオ解析帯域幅(MDO4000B RF入力)
- 7.8 kHz
- 最小オーディオ解析RBW(MDO4000B RF入力)
- ≥ 15 Hz (Span set to minimum 1 kHz)
セトリング時間、周波数、位相(SVT)
- セトリング周波数の不確かさ4
- 測定周波数:1 GHz
アベレージ回数 測定帯域幅における周波数確度 1 GHz 100 MHz 10 MHz 1 MHz 1回の測定 20 kHz 2 kHz 500 Hz 100 Hz 100回のアベレージ 10 kHz 500 Hz 200 Hz 50 Hz 1000回のアベレージ 2 kHz 200 Hz 50 Hz 10 Hz - 測定周波数:9 GHz
アベレージ回数 測定帯域幅における周波数確度 1 GHz 100 MHz 10 MHz 1 MHz 1回の測定 20 kHz 5 kHz 2 kHz 200 Hz 100回のアベレージ 10 kHz 2 kHz 500 Hz 50 Hz 1000回のアベレージ 2 kHz 500 Hz 200 Hz 20 Hz
- セトリング位相確度4
- 測定周波数:1 GHz
アベレージ回数 測定帯域幅における位相確度 1 GHz 100 MHz 10 MHz 1 MHz 1回の測定 2 % 2% 2% 2% 100回のアベレージ 0.5 % 0.5% 0.5% 0.5% 1000回のアベレージ 0.2 % 0.2% 0.2% 0.2% - 測定周波数:9 GHz
アベレージ回数 測定帯域幅における位相確度 1 GHz 100 MHz 10 MHz 1 MHz 1回の測定 5 % 5% 5% 5% 100回のアベレージ 2 % 2% 2% 2% 1000回のアベレージ 0.5 % 0.5% 0.5% 0.5%
拡張パルス測定解析機能(SVP)
- 基本特性
- 測定項目
- パルソグラム(Pulse-Ogram™)のウォーターフォール表示では、複数のセグメント化された取込みを振幅対時間と各パルスのスペクトラムと一緒に表示可能。パルス周波数、デルタ周波数、平均オン・パワー、ピーク・パワー、平均送信パワー、パルス幅、立上り時間、立下り時間、繰返し間隔(秒)、繰返し間隔(Hz)、デューティ・ファクタ(%)、デューティ・ファクタ(比率)、リップル(dB)、リップル(%)、ドループ(dB)、ドループ(%)、オーバシュート(dB)、オーバーシュート(%)、パルスと基準パルスの周波数差、パルスと基準パルスの位相差、パルスとパルスの周波数差、パルスとパルスの位相差、RMS周波数誤差、最大周波数誤差、RMS位相誤差、最大位相誤差、周波数偏差、位相偏差、インパルス応答(dB)、インパルス応答(時間)、タイムスタンプ。
- システム立上り時間(代表値)
- オシロスコープの立上り時間と同じ
- 検出最小パルス幅5
型名 最小パルス幅 MDO4000B ≧5 ns MSO54 300 ps MSO56 300 ps MSO58 300 ps MSO64B 300 ps MSO66B 300 ps MSO68B 300 ps
- パルス測定確度(代表値)6
- 平均オン・パワー
- ±0.3 dB+機器の絶対振幅確度
- 平均送信パワー
- ±0.4dB+機器の絶対振幅確度
- ピーク・パワー
- ±0.4dB+機器の絶対振幅確度
- パルス幅
- ±(読取値の3%+0.5×サンプル間隔)
- パルス繰返しレート
- ±(読取値の3%+0.5×サンプル間隔)
デジタル変調解析(SVM)
- 変調形式
- π/2DBPSK、BPSK、SBPSK、QPSK、DQPSK、π/4DQPSK、D8PSK、8PSK、OQPSK、SOQPSK、CPM、16/32/64/128/256QAM、MSK、GMSK、GFSK、2-FSK、4-FSK、8-FSK、16-FSK、C4FM、D16PSK、16APSK、32APSK
- 解析範囲
- 最大80,000サンプル
- 測定フィルタ
- ルート・レイズド・コサイン、レイズド・コサイン、ガウシャン、方形、IS-95、IS-95EQ、C4FM-P25、ハーフサイン、なし、ユーザ定義
- 基準フィルタ
- レイズド・コサイン、ガウシャン、方形、IS-95、SBPSK-MIL、SOQPSK-MIL、SOQPSK-ARTM、なし、ユーザ定義
- Alpha/B x Tレンジ
- 0.001~1、0.001ステップ
- 測定項目
コンスタレーション、エラー・ベクトル振幅(EVM)対時間、最高変調エラー率(MER)、振幅エラー対時間、位相エラー対時間、信号品質、シンボル・テーブル
ローFSKのみ:周波数偏差、シンボル・タイミング・エラー
- シンボル・レート範囲
- 1kシンボル/秒~(0.4×サンプル・レート)Gシンボル/秒(変調信号は取込帯域内に完全に入っていること)
- 適応イコライザ
- タイプ
- 線形、Decision-directed、係数適応およびコンバージョン・レート調整可能なFIR(Feed Forward)イコライザ
- サポートされる変調方式
- π/2 DBPSK、BPSK、SBPSK、QPSK、DQPSK、π/4 DQPSK、D8PSK、8PSK、D16PSK、OQPSK、SOQPSK、CPM、16/32/64/128/256QAM、MSK、2-FSK、4-FSK、8-FSK、16-FSK、C4FM
- OQPSK以外のすべての変調形式の基準フィルタ
- レイズド・コサイン、方形、なし
- OQPSKの基準フィルタ
- レイズド・コサイン、ハーフ・サイン
- フィルタ長
- 1~128タップ
- タップ/シンボル:レイズド・コサイン、ハーフ・サイン、フィルタなし
- 1、2、4、8
- タップ/シンボル:方形フィルタ
- 1
- イコライザ制御
- オフ、トレイン、ホールド、リセット
- 16QAM残留EVM(DPO/DSA/MSO70000シリーズ)(代表値)7
シンボル・レート RF IQ 100 MS/s 2.0%未満 2.0%未満 312.5 MS/s 3.0%未満 3.0%未満
- OFDM残留EVM、2.4 GHzの802.11g信号、最高性能を得るために最適化された入力レベル
- DPO/DSA/MSO70000シリーズ型名
- -38 dB
- QPSK残留EVM(代表値)、MDO4000BシリーズのRF入力8
- Single Carrier、1 GHzで測定
- 0.1 Mシンボル/秒レート
- 0.26%
- 10 Mシンボル/秒レート
- 0.28 %
- 100 Mシンボル/秒レート
- 1.0 %
- 312.5 Mシンボル/秒レート
- 3.0 %
WLAN IEEE802.11a/b/g/j/p (SV23)
- 基本特性
- 変調形式
- DBPSK (DSSS1M)、DQPSK (DSSS2M)、CCK5.5M、CCK11M、OFDM (BPSK、QPSK、16、または64QAM)
- 測定および表示
- バースト・インデックス、バースト・パワー、ピーク対平均バースト・パワー、IQ原点オフセット、周波数誤差、コモン・パイロット・エラー、シンボル・クロック・エラー
- パイロット/データの実効値とピークEVM、シンボル/サブキャリアごとのピークEVM
- パケット・ヘッダ・フォーマット情報
- 平均パワーとヘッダのセクションごとの実効値EVM
- WLANパワー対時間、WLANシンボル・テーブル、WLANコンスタレーション
- スペクトラム・エミッション・マスク9、スプリアス
- EVM(Error Vector Magnitude)対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 振幅誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 位相誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- WLANチャンネル周波数応答対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- WLANスペクトラム平坦性対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 残留EVM(代表値) ― 802.11b(CCK-11Mbps)、MDO4000Bシリーズ使用10
- RMS-EVM(1000チップ)、イコライザON
- 1.04%(2.4GHz)
- 残留EVM(代表値) ― 802.11a/g/j(OFDM、20MHz、64-QAM)、MDO4000Bシリーズ使用10
- -44 dB(2.4GHz)
- -43 dB(5.8 GHz)
- (20バーストの平均EVM(実効値)、各16シンボル)
WLAN IEEE802.11n(SV24)
- 基本特性
- 変調形式
- SISO、OFDM(BPSK、QPSK、16または64QAM)
- 測定および表示
- バースト・インデックス、バースト・パワー、ピーク対平均バースト・パワー、IQ原点オフセット、周波数誤差、コモン・パイロット・エラー、シンボル・クロック・エラー
- パイロット/データの実効値とピークEVM、シンボル/サブキャリアごとのピークEVM
- パケット・ヘッダ・フォーマット情報
- 平均パワーとヘッダのセクションごとの実効値EVM
- WLANパワー対時間、WLANシンボル・テーブル、WLANコンスタレーション
- スペクトラム・エミッション・マスク9、スプリアス
- EVM(Error Vector Magnitude)対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 振幅誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 位相誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- WLANチャンネル周波数応答対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- WLANスペクトラム平坦性対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 残留EVM(代表値) - 802.11n(40 MHz QAM)、MDO4000Bシリーズ10
- -41dB(代表値、5.8GHz)
- -42dB(2.4GHz)
- (20バーストの平均EVM(実効値)、各16シンボル)
WLAN IEEE802.11ac(SV25)
- 基本特性
- 変調形式
- SISO、OFDM(BPSK、QPSK、 16/64/256/1024 QAM)
- 測定および表示
バースト・インデックス、バースト・パワー、ピーク対平均バースト・パワー、IQ原点オフセット、周波数誤差、コモン・パイロット・エラー、シンボル・クロック・エラー
パイロット/データの実効値とピークEVM、シンボル/サブキャリアごとのピークEVM
パケット・ヘッダ・フォーマット情報
平均パワーとヘッダのセクションごとの実効値EVM
WLANパワー対時間、WLANシンボル・テーブル、WLANコンスタレーション
スペクトラム・エミッション・マスク9、スプリアス
EVM(Error Vector Magnitude)対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
振幅誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
位相誤差対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
WLANチャンネル周波数応答対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
WLANスペクトラム平坦性対シンボル(または時間)、対サブキャリア(または周波数)
- 残留EVM(代表値) - 802.11ac(160 MHz 256-QAM)、MDO4000Bシリーズ10
- –37.3dB(5.8GHz)、RMS-EVM、20バーストにわたって平均、各16シンボル
APCO P25(SV26)
- 変調形式
- フェーズ1(C4FM)、フェーズ2(HCPM、HDQPSK)
- 測定および表示
- RF出力パワー、動作周波数確度、変調エミッション・スペクトラム、
不要なエミッション・スプリアス、隣接チャンネル・パワー比、周波数偏差、
変調忠実度、周波数エラー、アイ・ダイアグラム、シンボル・テーブル、シンボル・レート確度、
トランスミッタ・パワー/エンコーダ・アタック・タイム、トランスミッタ・スループット遅延、周波数
偏差対時間、パワー対時間、過渡周波数の動作、HCPMトランスミッタ論理
チャンネル・ピーク隣接チャンネル・パワー比、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・オフ・スロット・パワー、
HCPMトランスミッタ論理チャンネル・パワー・エンベロープ、HCPMトランスミッタ論理チャンネル・タイム・アライメント
- 残留変調忠実度(MDO4000B、5/6シリーズMSO、USB RF、RSA7100)
- フェーズ1(C4FM)
- 1.0%以下、代表値
- フェーズ2(HCPM)
- 0.5%以下、代表値
- フェーズ2(HDQPSK)
- 0.5%以下、代表値
- 隣接チャンネル・パワー比
- 中心周波数オフセット:25 kHz、周波数帯域:6 kHz11
- フェーズ1(C4FM):-76dBc(代表値)
- フェーズ2(HCPM):-74dBc(代表値)
- フェーズ2(HDQPSK):-74dBc(代表値)
- 中心周波数オフセット:62.5kHz、周波数帯域:6kHz
- フェーズ1(C4FM):-77dBc(代表値)
- フェーズ2(HCPM):-78dBc(代表値)
- フェーズ2(HDQPSK):-76dBc(代表値)
LTEダウンリンクRF測定(SV28)
- サポート規格
- 3GPP TS 36.141バージョン12.5
- 対応フレーム・フォーマット
- FDDおよびTDD
- サポートされる測定/表示機能
- 隣接チャンネル漏洩比(ACLR)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、チャンネル・パワー、占有帯域幅、TDD信号のトランスミッタ・オフ・パワーのパワー対時間表示、PSS/SSSのLTEコンスタレーション・ダイアグラムおよびセルID、グループID、セクタID、周波数誤差、リファレンス信号(RS)パワー
- E-UTRA帯域でのACLR(代表値、ノイズ補正あり)
- 1st隣接チャンネル
60dB(MDO4000Bシリーズ)、61dB(RSA600/RSA500シリーズ)、65dB(RSA396/B型)
- 2nd隣接チャンネル
65dB(MDO4000Bシリーズ)、63dB(RSA600/RSA500シリーズ)、66dB(RSA306/B型)
5G NRアップリンク/ダウンリンク測定(5GNRNL-SVPC)
- サポート規格
- BSの場合はTS 38.141-1、UEの場合は38.521-1
- 変調確度
- BSの場合はセクション6.5.2、UEの場合はセクション6.4.2
- ACP
- BSの場合はセクション6.6.3、UEの場合はセクション6.5.2.4
- サポートされるフレーム・フォーマット
- アップリンク(FDDおよびTDD)
- ダウンリンク(FDDおよびTDD)
- サポートされる測定および表示機能
- チャンネル・パワー(CHP)、隣接チャンネル・パワー(ACP)、パワー対時間(PVT)2、変調確度(エラー・ベクトル振幅(EVM)、周波数誤差、IQエラーを含む)、EVM対シンボル、占有帯域幅(OBW)、スペクトラム・エミッション・マスク(SEM)、コンスタレーション・ダイアグラム、およびスカラ結果を含むサマリ・テーブル。
測定項目 周波数(GHz) MSO68B DPO77002SX RSA5126B RSA518A RSA306B 100 MHz帯域幅1CC 256 QAM UL 30 kHzサブキャリア・スペース。 20 MHz帯域幅1CC 256 QAM UL 30 kHzサブキャリア・スペース。 ACLR 7 GHz未満 -48 dBc -48 dBc 48 dBc以下 -48 dB以下 -48 dB未満 EVM(代表値) 1 GHz 0.31% 0.50% 0.40% 0.78% 1.28% 2 GHz 0.40% 0.50% - 0.93% 0.97% 3 GHz 0.40% 0.70% - - 1.13% 3.5 GHz - 0.70% 0.41% 1.04% 1.16% 4 GHz 0.48% 0.70% - - 1.08% 5 GHz 0.59% 0.70% 0.46% 0.87% 1.25% 6 GHz 0.68% 0.90% - 1.01% - 7 GHz 0.80% 0.90% 0.53% 1.05% - 6シリーズB MSOについて
RSA5100Bシリーズ・スペクトラム・アナライザ1 GHz~7 GHzの範囲で44.4 dB rms EVM以下
RSA518シリーズ・スペクトラム・アナライザ1 GHz~7 GHzの範囲で39.2 dB rms EVM以下
- チャンネル・パワー確度
- ±1 dB、±0.4 dB(代表値)
- EVM(代表値)
- ACLR(代表値)
Bluetooth(SV27およびSV31)
- 変調形式
- Bluetooth® 4.2 Basic Rate、Bluetooth® 4.2 Low Energy、Bluetooth® 4.2 Enhanced Data Rate。Bluetooth® 5(SV31が有効な場合)
- 測定および表示
ピーク・パワー、平均パワー、隣接チャンネル・パワーまたはインバンド・エミッション・マスク、-20dB帯域幅、周波数誤差、変調特性(ΔF1avg(11110000)、ΔF2avg(10101010)、ΔF2>115 Hz、ΔF2/ΔF1比)、周波数偏差対時間(パケット/オクテット・レベルの測定情報)、キャリア周波数f0、周波数オフセット(プリアンブルおよびペイロード)、最大周波数オフセット、周波数ドリフトf1-f0、最大ドリフト比fn-f0およびfn-fn-5、中心周波数オフセット・テーブルおよび周波数ドリフト・テーブル、カラーコードによるシンボル・テーブル、パケット・ヘッダ・デコード情報、アイ・ダイアグラム、コンスタレーション・ダイアグラム
- 出力電力(平均およびピーク・パワー)
- レベルの不確かさ
- 機器の振幅およびフラットネスの仕様を参照
- 測定レンジ
- 信号レベル:-70dBm(USBスペクトラム・アナライザの場合)、-60dBm(MDO4000Bシリーズの場合)
- 変調特性(ΔF1avg、ΔF2avg、ΔF2avg/ΔF1avg、ΔF2max≧115kHz)
- 偏差範囲
- ±280 kHz
- 偏差の不確かさ(0dBm)
- 2kHz未満+機器の周波数の不確かさ(Basic Rate)
- 3kHz未満+機器の周波数の不確かさ(USBスペクトラム・アナライザおよびLow Energyの場合)
- 4kHz未満+MDO4000Bシリーズの周波数の不確かさ(MDO4000BシリーズおよびLow Energyの場合)
- 測定分解能
- 10 Hz
- 測定レンジ
- チャンネル周波数±100kHz
- 初期キャリア周波数許容範囲(ICFT)
- 測定の不確かさ(0dBm)
- 1kHz未満+機器の周波数の不確かさ(USBスペクトラム・アナライザの場合)
- 1.5kHz未満+MDO4000Bシリーズの周波数の不確かさ(MDO4000Bシリーズの場合)
- 測定分解能
- 10 Hz
- 測定レンジ
- チャンネル周波数±100kHz
- キャリア周波数ドリフト(最大周波数オフセット、ドリフトf1- f0、最大ドリフトfn-f0、最大ドリフトfn-fn-5(50μs))
- 測定確度
- 2kHz未満+機器の周波数の不確かさ(RSA306型およびMDO4000Bシリーズの場合)
- 1kHz未満+機器の周波数の不確かさ(RSA600シリーズおよびRSA500シリーズの場合)
- 測定分解能
- 10 Hz
- 測定レンジ
- チャンネル周波数±100kHz
- インバンド・エミッションおよびACP(隣接チャンネル漏洩電力)
- レベルの不確かさ
機器の振幅およびフラットネスの仕様を参照
位相ノイズとジッタ測定(PHAS)
- キャリア周波数範囲
- 1MHzから機器の最高周波数
- 測定項目
- キャリア・パワー、周波数誤差、RMS位相ノイズ、ジッタ(時間間隔誤差)、残留FM
- 残留位相ノイズ
- 機器位相ノイズ仕様を参照のこと。
- 位相ノイズおよびジッタ測定のための積分範囲
キャリアからの最小オフセット:10 Hz
キャリアからの最大オフセット:1 GHz
- トレース数
- 2
- トレースと測定機能
検出:アベレージまたは±ピーク
スムージング・アベレージングの最適化:速度またはダイナミックレンジ
マッピング(MAP)
- 直接サポートされるマップの種類
- Pitney Bowes MapInfo(*.mif)、ビットマップ(*.bmp)、オープン・ストリート・マップ(.osm)
- 測定結果の保存
測定データ・ファイル(測定結果のエクスポート)
測定結果に使用されるマップ・ファイル
Google EarthのKMZファイル
再呼び出し可能な測定結果ファイル(トレースおよびセットアップ・ファイル)
MapInfo互換のMIF/MIDファイル
WiGig 802.11ad/ay(SV30)測定値(オフライン解析のみ)
- WiGig 802.11ad/ay(SV30)測定
- (オフライン解析のみ。オンライン解析では、60 GHz測定は、DPO70000SXシリーズ・オシロスコープでSV30オプションを使用して行うことができます)
- RF出力パワー、受信チャンネル・パワー・インジケータ(RCPI)、推定SNR、周波数誤差、シンボル・レート・エラー、IQ原点オフセット、IQゲイン不均衡、IQ位相不均衡、IQ直交エラー、
- 各パケット領域のEVM結果:パケット情報、802.11ad(STF、CEF、ヘッダ、ガード、データ)、802.11ay(LSTF、LCEF、Lヘッダ、EDMGヘッダA、EDMG STF、EDMG CEFガード、データ)。パケット・タイプ、プリアンブル、同期ワードまたはアクセス・コード、パケット・ヘッダ、ペイロード長、CRCの詳細を含む。
ストリーミング記録された信号の再生(SV56)
- 再生ファイル・タイプ
RSA306型、RSA500シリーズ、またはRSA600シリーズによって記録されたR3Fファイル
- 記録されたファイルの帯域幅
- 40 MHz
- ファイルの再生コントロール
- 一般:再生、停止、再生中止
場所再生開始/終了ポイントの設定(0~100 %)
スキップ:スキップ・サイズの定義(73 μs~ファイル・サイズの99 %)
ライブ・レート:記録時と同じ時間での再生
ループ・コントロール:1回のみ再生、または連続的にループ再生
- メモリ要件
- 信号を記録するには、300 MB/秒の書き込み速度で保存する必要があります。ライブレートで録画ファイルを再生するには、300 MB/sの読み取り速度で保存する必要があります。
EMCのプリコンプライアンスとトラブルシューティング(EMCVU)
- 規格
- EN55011、EN55012、EN55013、EN55014、EN55015、EN55025、EN55032、EN60601、DEF STAN、FCC Part 15、FCC Part18、MIL-STD 461G
- 特長
- EMC-EMI表示、ウィザード(アクセサリ/リミット・ラインのセットアップ)、Inspectツール、高調波マーカ、レベル・ターゲット、トレースの比較、環境測定、レポート生成、スポットの再測定
- 検波器
+ピーク、アベレージ、アベレージ(Log)、アベレージ(VRMS)、CISPR準尖頭値、CISPR尖頭値、CISPRアベレージ、CISPRアベレージ(Log)、MIL+ピーク、DEF STANアベレージ、DEF STANピーク
- リミット・ライン
- 最大3つのリミット・ライン(対応するマージンも表示)
- 分解能帯域幅
- 規格に準拠した設定またはユーザ定義可能
- ドウェル・タイム
- 規格に準拠した設定またはユーザ定義可能
- レポート・フォーマット
- PDF、HTML、MHT、RTF、XLSX、イメージ・ファイル・フォーマット
- アクセサリの種類
- アンテナ、近接界プローブ、ケーブル、増幅器、減衰器、フィルタ、その他
- 補正フォーマット
- ゲイン/ロス定数、ゲイン/ロス・テーブル、アンテナ係数
- トレース
- 最大5つのトレース、演算波形(トレース1-トレース2)、環境トレースの保存と呼出し
基本特性
- CON
- 5シリーズ/6シリーズ/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDまたはMDO4000シリーズ・オシロスコープにより、Connectに接続します(CISPR検出器などの一部の機能が無効になっています)。
- 更新レート
- <0.2/秒(802.11ac EVM、acq BW:200MHzレコード長:400 µs)
- プログラム・インタフェース
- SCPI互換コマンド・セットTektronix VISA(Virtual Instrument Software Architecture)ドライバのインストールが必要
システム要件
Requirements
- オペレーティング・システム
- Windows 10 x64
- Windows 8 x64
- ディスク容量
- C:ドライブに20 GBの空き容量が必要
- RAM
- 1GB(4GBを推奨)
USBリアルタイム・スペクトラム・アナライザでご利用になる場合は、これ以外にも要件があります。詳細は関連する機器のデータ・シートを参照してください。
5G NR解析は、Windows 10(SignalVu-PC)、5シリーズ/6シリーズ/6シリーズB MSO、および6シリーズLPDオシロスコープ・モデルでサポートされています。
機種とサポートされるファイル・タイプ
- 機種ファミリ
- オシロスコープ
ファイルの種類 .WFM .ISF .TIQ .IQT .MAT パフォーマンス: DPO70000SX
X X12 ミックスド・ドメイン: MDO4000 &
MDO4000B/C
X X13 タッチスクリーン混在ドメイン: 5シリーズ/6シリーズ/6シリーズMSO
X X14 - リアルタイム・シグナル・アナライザ
ファイルの種類 .WFM .ISF .TIQ .IQT .CSV .R3F .CDIF .MAT RSA5000 X X X RSA306B X X X X X X RSA500/600 X X X X X X RSA7100 X X X X X - その他
ファイルの種類 .WFM .ISF .TIQ .IQT .MAT MATLABレベル5およびレべル7.3フォーマットのサードパーティ波形 X
- SignalVu-PCとSignalVuについて
- SignalVuはオシロスコープ用のソフトウェアであり、テクトロニクスのパフォーマンス・オシロスコープ上で直接実行します。SignalVuはオシロスコープの設定を直接制御し、オシロスコープ・チャンネルで取込んだデータを自動的にSignalVuソフトウェアに転送します。
SignalVu-PCは、単独のWindows 10 PC(64ビット)で動作するように設計されています。5シリーズ/6シリーズ/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDでは、SignalVu-PCをオシロスコープのWindows 10 SSDに直接インストールすることを選択できます(opt.5/6-WINが必要です)。オシロスコープとスペクトラム・アナライザのファイルを呼び出して解析することができます。SignalVu-PCのベース・バージョンは無償でダウンロードして、オフラインでの信号解析や、テクトロニクスのRSA306、RSA500、RSA600、RSA7100シリーズ・リアルタイム・スペクトラム(信号)アナライザの通信および制御に使用できます。SignalVu-PC Connect(CON-SVPC)を使用すると、5シリーズ/6シリーズ/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDまたはMDO4000シリーズ・オシロスコープ(オプションSV-RFVTを使用)を使用して、SignalVu-PCと信号をオンライン(ライブ)で接続および解析できます。2 Ghzのスパンで10 m/sを超える取込時間をサポートするには、RL-1(125 Mポイント記録長)以上のライセンスを6シリーズ/6シリーズB MSOまたは6シリーズLPDオシロスコープにインストールする必要があります。
ご注文の際は以下の型名をご使用ください。
ご購入、ライセンスおよびアクティベーション
SignalVu-PCおよび関連するアプリケーションは、当社ウェブ・サイト(http://www.tektronix.com/downloads)からダウンロードできます。EDUFL-SVPCは教育機関向けのSignalVu-PCで、5GNR解析オプションを除くすべての解析アプリケーションを含んでいます。
SignalVu-PCでは、各種のライセンスされたアプリケーションを、オプションとしてご購入いただけます。これらのライセンスは、お客様がご使用のPC、またはRSA300シリーズ、RSA500シリーズ、RSA600シリーズ、およびRSA7100Aシリーズ・スペクトラム・アナライザのいずれかに関連付けられ、それぞれのハードウェアに保存されます。ライセンスは、ハードウェアのオプションとしてご購入いただけるほか、ノード・ロック/フローティング・ライセンスとして、別途に購入していただくことも可能です。
ライセンスの購入は、当社営業担当までお問合せください。機器オプションとしてライセンスをご購入された場合以外は、ご購入いただいたアプリケーションのリストと、当社のプロダクト・ライセンスのWebページのURLが記載された電子メールが送信されます。Webページでアカウントを作成していただくと、当社のアセット管理システム(AMS)を使用して、お客様のライセンスを管理していただけます。http://www.tek.com/products/product-license.
AMSは、お客様がお持ちのライセンスの管理にご利用していただけます。ライセンスのチェック・アウト/チェック・インのほか、使用履歴も確認できます。
次のいずれかの種類のライセンスをご購入いただくことにより、オプショナル・アプリケーションが有効になります。次のいずれかの種類のライセンスをご購入いただくことにより、オプショナル・アプリケーションが有効になります。
ライセンスの種類 | 説明 |
---|---|
ノード・ロック・ライセンス(NL):機器オプションとして購入 | このライセンスは、製造時に工場出荷時オプションとして機器本体にインストールされます。機器を接続すると、SignalVu-PCを実行するPCによってランセンスが認識されます。ただし、ライセンスされた機器との接続が解除されると、PC上のアプリケーションのライセンスはディアクティベートされます。 これは、最も一般的なライセンスの形態であり、アプリケーションの管理が簡単です。 |
ノード・ロック・ライセンス(NL):別途に購入 | このライセンスは、購入時に特定のホストID(PCまたは機器)に対して割り当てられます。AMSを使用して、PCまたは機器に、2回まで再割り当てを行うことができます。 このライセンスは電子メールで配布され、ライセンスのインストール時に、PCまたは1台の機器に関連付けられます。 ライセンスをPCにインストールした状態で使用したいときや、既存のUSB計測器にランセンスをインストールしたい場合には、このライセンスを購入する必要があります。 |
フローティング・ライセンス(FL):別途に購入 | このライセンスは、異なるホストID(PCまたは機器)間で移動できます。AMSを使用して、別のPCまたは機器に再割り当てを行うことができます(回数は無制限)。 このライセンスは電子メールで配布され、ライセンスのインストール時に、PCまたは1台の機器に関連付けられます。 これは最も柔軟性の高いライセンス形態であり、ライセンスを頻繁に移動する必要があるアプリケーションにお勧めします。 |
2015年12月、SignalVu-PCおよびそのオプションのライセンス・ポリシー、ならびに名称が変更されました。
従来のシステムはサポートされなくなり、すべてのお客様は今後の新しいテクトロニクス・ライセンス管理システム(TekAMS)への移行を求められます。テクトロニクスの営業またはテクニカル・サポートに連絡して、以前に購入した従来のライセンスを新しいライセンス・ファイル・システムに移行してください。
新しいライセンスと従来のオプションの対照表を以下に示します。
従来のSignalVu-PCのオプション | 新しいアプリケーション・ライセンス | ライセンスの種類 | 説明 |
---|---|---|---|
SVA | SVANL-SVPC | NL | AM/FM/PM/ダイレクト・オーディオ解析 |
SVAFL-SVPC | FL | ||
SVT | SVTNL-SVPC | NL | セトリング時間(周波数と位相)測定 |
SVTFL-SVPC | FL | ||
SVM | SVMNL-SVPC | NL | 取込帯域が40MHz以下のアナライザ、5/6シリーズMSOまたはMDO4000B/Cで動作する汎用変調解析 |
SVMFL-SVPC | FL | ||
SVP | SVPNL-SVPC | NL | 取込帯域が40 MHz以下のアナライザ、5/6シリーズMSOまたはMDO4000B/Cで動作するパルス解析 |
SVPFL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | SVPHNL-SVPC | NL | 任意の取込帯域のアナライザで動作するパルス解析 |
SVPHFL-SVPC | FL | ||
SVO | SVONL-SVPC | NL | フレキシブルOFDM解析 |
SVOFL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | PHASNL-SVPC | NL | 位相ノイズ/ジッタ測定の自動化(RSA7100Aのみ) |
PHASFL-SVPC | FL | ||
SV23 | SV23NL-SVPC | NL | WLAN 802.11a/b/g/j/p測定 |
SV23FL-SVPC | FL | ||
SV24 | SV24NL-SVPC | NL | WLAN 802.11n測定(SV23が必要) |
SV24FL-SVPC | FL | ||
SV25 | SV25NL-SVPC | NL | WLAN 802.11ac測定(SV23およびSV24が必要) |
SV25FL-SVPC | FL | ||
SV26 | SV26NL-SVPC | NL | APCO P25測定 |
SV26FL-SVPC | FL | ||
SV27 | SV27NL-SVPC | NL | Bluetooth SIGに基づくBluetooth 4.2の測定値 |
SV27FL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | SV31NL-SVPC | NL | Bluetooth SIGに基づくBluetooth 4.2の測定値(Opt. SV27が必要) |
SV31FL-SVPC | FL | ||
MAP | MAPNL-SVPC | NL | マッピング |
MAPFL-SVPC | FL | ||
SV56 | SV56NL-SVPC | NL | ストリーミング記録されたファイルの再生 |
SV56FL-SVPC | FL | ||
SV60 | SV60NL-SVPC | NL | リターン・ロス、VSWR、ケーブル・ロス、障害位置検出(DTF)(RSA500A/600AシリーズにOpt. 04が必要) |
SV60FL-SVPC | FL | ||
CON | CONNL-SVPC | NL | 5シリーズまたは6シリーズMSOオシロスコープを使用したライブ接続およびベースSignalVu-PC VSA測定(オプションSV-RFVTを使用)。 |
CONFL-SVPC | FL | ||
SV2C | SV2CNL-SVPC | NL | WLAN 802.11a/b/g/j/p/n/acおよび5/6シリーズMSOとのコネクト機能(オプションSV-RFVTを使用)または取り込み帯域が40 MHz以下のスペクトラム・アナライザで動作 |
SV2CFL-SVPC | FL | ||
SV28 | SV28NL-SVPC | NL | LTEダウンリンクRF測定 |
SV28FL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | 5GNRNL-SVPC | NL15 | 5G NRアップリンク/ダウンリンクRFパワー、帯域幅、復調、およびエラー・ベクトル振幅の測定16 |
PHAS | PHASNL-SVPC | NL | 位相/ジッタ測定の自動化(RSA7100でのみ使用可能) |
PHASFL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | SV54NL-SVPC | NL | 信号調査/識別 |
SV54FL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | SVQPNL-SVPC | NL | EMI CISPR検波器 |
SVQPFL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | EMCVUNL-SVPC | NL | EMCのプリコンプライアンスとトラブルシューティング(EMI CISPR検波器を含む) |
EMCVUFL-SVPC | FL | ||
SignalVu-PCEDU | EDUFL-SVPC | FL | 5GNRを除くすべてのSignalVu-PCモジュールを備えた教育機関専用バージョン |
従来のライセンスでは使用不可 | SV30NL-SVPC | NL | WiGig 802.11ad/ay測定(オフライン解析のみ)17 |
SV30FL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | TRIGHNL-SVPC | NL | 拡張トリガ(周波数マスク、密度、タイム・クオリファイ)(RSA7100Aのみ) |
TRIGHNL-SVPC | FL | ||
従来のライセンスでは使用不可 | STREAMNL-SVPC | NL | IQデータをRAIDおよび40 GbEにストリーミングします(RSA7100Aのみ) |
STREAMNL-SVPC | FL |
SignalVu-PCアプリケーションのアップデート
SignalVu-PCアプリケーションをご購入のお客様は、ソフトウェアのバグ修正または機能強化を無償でダウンロードできます。新しい測定機能を持つオプションが発表された場合は、アップグレードのご購入により新しい機能をご利用になれます。前述の注文情報をご覧ください。