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校正サービスの選択
認定校正 は、各種サービスの中でも最も包括性が高く、ISO 17025の要件を満たしています。認定校正は統計的プロセス管理の手法をサポートします。産業分野やエンドユーザによっては、認定校正の完全な実施を契約要件の1つとして義務付けている場合もあります。
- 優秀な技術者が担当、豊富な実績に裏付けられた校正タスクの遂行能力、 認定施設 において実施
- 必要に応じて調整を実施し、工場仕様性能を復元
- テスト・データ・レポート、測定の不確かさを報告
- 規格に準拠した 校正証明書 付き
トレーサブル校正 は、機器が工場仕様として記載の性能を実際に発揮しているかどうかを検査するもので、多くのアプリケーションはこの校正だけで十分目的を果たします。校正プログラムは以下のような内容で構成されており、測定に関する問題があった場合にはお客様に通知が行われます。
- 仕様の検証
- 国家計量標準機関までのトレーサビリティ
- 校正証明書
- 搬入品の状態についての記述(許容誤差範囲内、許容誤差範囲外など)
- 工場仕様性能を復元するための調整
- テスト・データ・レポート(オプション)
Functional Verification 機能検査とは、あるレベルの校正を表すものですが、測定対象となる信号を取り込んだり生成したりする機能を持たない、測定器以外の機器を対象とするものです。 機能検査には以下の内容が含まれます。
- 予防保守
- ファームウェアの更新
- 機器の測定確度がカタログ仕様を満たしていることの確認(該当する場合)
- トレーサブル校正の要件を満たしていない機器が対象
- 必要に応じて調整を実施し、工場仕様性能を復元
- 搬入品についての記述(校正品の状態が許容誤差範囲内、許容誤差範囲外など)
計測学に関するリンク、リスト、および用語集については、 計測学に関するリファレンスとリソース を参照してください。
テクトロニクスの各種校正サービスの詳細については、 校正プラン を参照してください。
校正証明書
認定校正とトレーサブル校正では、どちらも校正証明書が発行されます。これは機器が所有者に返却されたときに同梱されます。
校正証明書には、機器の状態に関する重要な情報が記載されています。また、許容誤差範囲外といった状態、特定の測定条件、その他についても明記されます。 各証明書にはシリアル番号が付与されており、校正と機器は一対一で関連付けられています。 この書類は、機器を使用してテストを行った製品のエンドユーザから提示を求められる場合があります。特に政府関係の契約に際しては必要になる場合が多く見られます。
校正証明書の書式は地域や各国政府の法規によってさまざまに異なります。 テクトロニクスのほとんどの証明書には以下の情報が記載されています。
- 校正を実施した日付と環境条件
- 搬入品の状態
- 許容誤差範囲内/すべての仕様に適合
- 異常動作(その状態に関する記述)
- 許容誤差範囲外(その状態に関する記述)
- 返却品の状態
- 許容誤差範囲内/すべての仕様に適合
- 限定的な仕様または特別な仕様に適合(顧客の要求があった場合のみ)
- トレーサビリティ証明
- 校正中に使用された標準の証明。 この証明書に関連付けられた特定のトレーサブルな標準器。
- 使用された校正手順、改訂レベル(該当する場合)
- 校正期間および推奨期間の提示者:テクトロニクスまたは顧客認定校正証明書には校正有効期限は記載されません。
- この証明書に関する問い合わせ先