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4シリーズMSO
ミックスド・シグナル・オシロスコープ・データ・シート
主な性能仕様
革新的なピンチ - スワイプ - ズーム操作に対応したタッチスクリーンによるユーザ・インタフェース、大型HDディスプレイ、チャンネルあたり1つのアナログ信号または8つのデジタル信号の測定が可能なFlexChannel®入力を4/6チャンネル備えた4シリーズMSOは、今日、および将来予想される困難な課題にも対応できます。性能、解析機能、そしてユーザ・エクスペリエンス全般についても、新しい基準を確立しました。
入力チャンネル数
- 4または6(FlexChannel®入力)
- 1つのFlexChannelで以下の入力をサポートします。
- 1つのアナログ信号入力(波形表示、Spectrum View、または両方を同時)
- 8つのデジタル・ロジック入力(TLP058型ロジック・プローブを使用)
周波数帯域(全アナログ・チャンネル)
- 200MHz、350MHz、500MHz、1GHz、1.5GHz(アップグレード可能)
サンプル・レート(全アナログ/デジタル・チャンネル)
- リアルタイム:6.25GS/s
レコード長(全アナログ/デジタル・チャンネル)
- 標準31.25Mポイント(オプションによるアップグレードで62.5Mポイント)
波形取込みレート
- 500,000波形/秒以上
垂直分解能
- 12ビットADC
- 最高16ビット(ハイレゾ・モード)
標準のトリガ・タイプ
- エッジ、パルス幅、ラント、タイムアウト、ウィンドウ、ロジック、セットアップ/ホールド時間、立上り/立下り時間、パラレル・バス、シーケンス、ビジュアル・トリガ、ビデオ(オプション)、RF対時間(オプション)
- 外部トリガ:300VRMS以下(エッジ・トリガのみ)
標準解析機能
- カーソル:波形、垂直バー、水平バー、垂直/水平バー
- 測定項目:36種類
- Spectrum View:周波数領域解析(周波数領域と時間領域は独立して設定可能)
- FastFrame™:セグメント・メモリ・アクイジション・モードにより、毎秒最大5,000,000フレームを超える取込みが可能
プロット:タイム・トレンド、ヒストグラム、およびスペクトラム、
- 演算機能:基本波形演算、FFT、拡張数式エディタ
- サーチ機能:任意のトリガ条件で検索が可能
オプションの解析
- 高度なSpectrum View
- RF対時間波形、トリガ、スペクトログラム、およびIQキャプチャ
- マスク/リミット・テスト
- 拡張パワー測定/解析
- 三相電気解析(6チャンネル型のみ)
オプションのプロトコルのトリガ、デコード、解析
I2C、SPI、eSPI、I3C、RS-232/422/485/UART、SPMI、SMBus、CAN、CAN FD、CAN XL、LIN、FlexRay、SENT、PSI5、CXPI、USB 2.0、eUSB2.0、Ethernet、EtherCAT、オーディオ、MIL-STD-1553、ARINC 429、Spacewire、NRZ、マンチェスター、SVID、SDLC、1-Wire、MDIOおよびNFC
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプションおよびアップグレード可能)
- MHz波形の生成
- 波形タイプ:任意波形、正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、三角波、DCレベル、ガウシアン、ローレンツ、指数立上り/立下り、Sin(x)/x、ランダム・ノイズ、ハーバーサイン、心電図
デジタル電圧計(製品登録により無料で提供)
- 4桁のAC実効値電圧、DC電圧、およびDC+AC実効値電圧測定
周波数カウンタ(製品登録により無料で提供)
- 8桁
ディスプレイ
- 13.3型(338 mm)TFTカラー
- 解像度:HD(1,920×1,080)
- 静電容量式(マルチタッチ)タッチスクリーン
拡張機能
- USB 2.0ホスト、USB 2.0デバイス(5ポート)、LAN(10/100/1000 Base-T Ethernet)、HDMI、 HDディスプレイ(解像度1,920 × 1,080)に接続する必要があります
保証期間
- 3年間 (標準)
寸法
- 286.99 mmx405 mmx155 mm(高さx幅x奥行)
- 質量:7.6 kg
チャンネル数の不足によって、検証やデバッグの作業が遅れる心配はもうありません。
4シリーズMSOは、4または6チャンネルの機種が用意されており、13.3型HD(1,920×1,080)ディスプレイを備えているため、複雑なシステムも効率的に解析できます。組込みシステム、三相パワー・エレクトロニクス、カー・エレクトロニクス、電源設計、DC-DCパワー・コンバータなど、多くのアプリケーションでは、デバイス性能の検証や特性評価、複雑なシステムの問題のデバッグを行うために、4つ以上のアナログ信号を観測する必要があります。
ほとんどのエンジニアは、非常に困難な問題のデバッグ中に、システムをより詳細かつ広範囲に解析する必要があったのに、使用しているオシロスコープのアナログ・チャンネル数が2つ、あるいは4つに限られていたという体験をしているはずです。オシロスコープをもう1台追加したとしても、トリガ・ポイントを揃えなければならないだけでなく、2つのディスプレイに渡ってのタイミング相関や、データの文書化において、大きな困難が付きまといます。
6チャンネルのオシロスコープの価格は、4チャンネルのモデルより、少なくとも50%高くなるはずだ、と思われがちですが、実際に追加になる価格は、6チャンネルの機種で20%以下、わずかなコストでアナログ・チャンネルを追加するだけで、プロジェクトを常に予定通りに進めることができるようになります。
優れた柔軟性を持ち、システム全体の広範囲な観測が可能なFlexChannel®技術
4シリーズMSOには、従来のミックスド・シグナル・オシロスコープ(MSO)の常識を超える新技術が取り入れられています。FlexChannel技術により、それぞれのチャンネル入力を1つのアナログ・チャンネル、8つのデジタル・チャンネル(TLP058型ロジック・プローブを使用)、またはそれぞれの領域を独立に設定し、アナログとスペクトラムを同時に表示することもできます。従来にない、柔軟なチャンネル構成が可能です。
6つのFlexChannelを備えた機種の場合、6つのチャンネルをすべてアナログ信号に割り当て、デジタル信号は未使用という構成も可能です。または、5つのアナログと8つのデジタル、あるいは4つのアナログと16のデジタル、3つのアナログと24のデジタルなど、柔軟な組み合わせが可能です。こうした構成は、TLP058型ロジック・プローブを着脱するだけで、いつでも簡単に変更できます。そのため、常に最適な数のデジタル・チャンネルを確保できます。
従来のMSOでは、デジタル・チャンネルはアナログ・チャンネルに比べてサンプル・レートが低く、レコード長も短いなど、さまざまなトレードオフがありました。4シリーズMSOでは、デジタル・チャンネルを新しいレベルで統合できます。デジタル・チャンネルでも、アナログ・チャンネルと同様に、高サンプル・レート(最高 6.25 GS/s)と長いレコード長(最大62.5M ポイント)を利用できます。
優れた信号表示機能
13.3型(338mm)ディスプレイは、クラス最大の大型ディスプレイで、さらに、解像度もトップクラスで、フルHDの解像度(1,920×1,080)を備えているため、重要なリードアウトや解析のための領域を確保しながら、多くの信号を同時に観測できます。
表示領域は、垂直方向のスペースを波形表示に最大に利用できるように、最適化されています。右側の結果バーを非表示にすると、画面の横幅全体を波形表示に使用できます。
4シリーズMSOは、最新技術のスタック表示モードを備えています。従来、オシロスコープでは同じ目盛にすべての波形を重ねて表示していたため、さまざまなトレードオフが生じていました。
それぞれの波形を表示するには、波形が重なり合わないように、波形の垂直軸スケールと位置を調整しなければならない。それぞれの波形で利用できるADコンバータのレンジがわずかしかないため、測定確度が低下する
測定確度を維持するためには、それぞれの波形の垂直軸スケールと位置を調整して、画面全体に表示する必要がある。波形が互いに重なり合うため、個々の波形では信号の細部まで識別しにくい
新しいスタック表示では、これらのトレードオフが解消されます。波形のオン/オフが行われると、自動的に水平波形の"スライス"(追加の目盛)が追加または削除されます。それぞれのスライスが、その波形のADコンバータの全レンジを使用します。すべての波形は、別々に表示されてはいますが、ADコンバータの全レンジが使用されているため、表示機能と確度が最大に生かされます。これらの処理は、波形が追加または削除されると、すべて自動的に行われます。スタック表示モードでは、チャンネル/波形バッジをディスプレイ下部の設定バーにドラッグ・アンド・ドロップするだけでチャンネルの順序を簡単に変更できます。スライスの内部にチャンネルのグループをオーバーレイすることもできるため、信号の表示を見ながら簡単に比較できます。
大型ディスプレイを備えており、表示領域を確保できるため、信号だけでなく、プロット、測定結果テーブル、バス・デコード・テーブルなど、豊富な情報を表示できます。アプリケーションに合わせて、サイズや位置も簡単に変更できます。
タスクに集中できる使いやすいユーザ・インタフェース
設定バー:主要パラメータと波形の管理
ディスプレイ下部の設定バーには、波形、オシロスコープの動作に関連する各種のパラメータが、"バッジ"として一列に表示されます。設定バーを使用すると、使用頻度の高い波形管理タスクにすばやくアクセスできます。以下のような操作は、シングル・タップで実行できます。
- チャンネルをオンにする
- 演算波形の追加
- リファレンス波形の追加
- バス波形の追加
- オプションの任意波形/ファンクション・ジェネレータ(AFG)を有効にする
- オプションの内蔵デジタル・ボルトメータ(DVM)を有効にする
結果バー:解析と測定
ディスプレイ右側の結果バーは、タップするだけで、カーソル、測定、サーチ、測定/バス・デコード結果テーブル、プロット、メモなど、使用頻度の高い解析ツールにすばやくアクセスできます。
DVM/測定/サーチ結果バッジは、すべて結果バーに表示されるため、波形表示エリアを圧迫することはありません。波形表示エリアをさらに広くしたい場合には、結果バーを消すこともできます。もちろん、いつでも再表示できます。
オシロスコープに最適化されたタッチ操作
タッチ・インタフェースを備えたオシロスコープは、今では決して珍しいものではありません。しかし、それらはすべて、後から付け足した機能に過ぎませんでした。4シリーズMSOは、静電容量方式のタッチスクリーンを備えたディスプレイと、タッチ操作に最適化されたユーザ・インタフェースを備えた業界初のオシロスコープです。
スマホやタブレット、その他のタッチスクリーン対応デバイスでお馴染みのタッチ操作がサポートされています。
- 波形を左右上下にドラッグすることで、水平/垂直位置の調整やパン/ズーム表示が可能
- ピンチ操作により、水平または垂直方向のスケールの変更やズーム・イン/アウトが可能
- 画面の端からアイテムをドラッグして削除
- 右側からスワイプ(結果バーを表示)または上側からスワイプ(ディスプレイの左上にメニューを表示)
操作性に優れた前面パネル操作部を使用して、馴染みのあるノブやボタンによる調整を行えるだけでなく、マウスやキーボードを使用することもできます。
可変フォント・サイズ
従来、オシロスコープのユーザ・インタフェースでは、波形やリードアウトの表示を最適化するために、フォント・サイズを固定して設計されてきました。すべてのユーザが同じ表示設定であれば問題になりませんが、そうではない場合もあります。ユーザは画面を長時間凝視しなければならないため、これは大きな問題であると認識しています。4シリーズMSOは、可変フォント・サイズを実現しており、好みに合わせて、12ポイント~20ポイントまで自由に設定できます。フォント・サイズを調整すると、ユーザ・インタフェースは連動して拡大縮小するため、アプリケーションに合わせて最適なサイズに設定することができます。
前面パネルによる操作
従来、オシロスコープ前面は、表面の約50%がディスプレイ、残りの50%が操作部という構成が一般的でした。4シリーズMSOは、本機前面の約75%~がディスプレイで占められています。広い表示領域を確保するために、前面パネルの構造を見直し、重要性の高い操作については、従来からの簡単で直観的な操作を維持する一方で、ディスプレイ上のオブジェクトから各種の機能に直接アクセスできるようにしたことで、メニュー・ボタンの数を減らすことに成功しています。
操作部の周囲がLEDで色分けされるため、トリガ・ソースや垂直軸スケール/ポジション・ノブがどのチャンネルに割り当てられているのか一目でわかります。実行/停止やシングル・シーケンスといった機能については、大きな専用ボタンが右上の目立つ場所に配置されています。強制トリガ、トリガ・スロープ、トリガ・モード、デフォルト・セットアップ、オートセット、クイックセーブといった機能についても、すべて専用の前面パネル・ボタンを使用できます。
優れた性能
デジタル・フォスファ技術とFastAcq™高速波形取込み
設計上の問題をデバッグするためには、まず問題の存在を知る必要があります。FastAcqとデジタル・フォスファ技術により、デバイスの実際の動作を確認することができます。毎秒500,000波形以上という高速の波形取込レートにより、デジタル・システムでよく見られるラント・パルス、グリッチ、タイミング問題など、間欠的に発生する問題も非常に高い確率で観測することができます。まれにしか発生しないイベントをはっきりと表示させるため、輝度階調表示を使用することで、通常の信号特性に対する、まれなトランジェントの発生頻度を表示します。
業界トップクラスの垂直分解能
大きな振幅の信号を取込みながら、信号の細部まで観察しなければならない場合でも、4シリーズMSOは、不要なノイズの影響を最小限に抑えながら、目的の信号を確実に取込める性能を備えています。本機の中心となる技術は、12ビットのADコンバータ(ADC)であり、従来の8ビットADCの16倍という優れた垂直軸分解能を実現しています。
新しいハイレゾ・モードでは、選択されたサンプル・レートに基づいて、ハードウェア・ベースの独自の有限インパルス応答(FIR)フィルタが適用されます。FIRフィルタは、そのサンプル・レートで利用可能な最高帯域幅を維持しながら、エイリアシングを抑制し、選択したサンプル・レートに対する使用可能帯域幅を上回る雑音をオシロスコープの増幅器やADCから除去します。ハイレゾ・モードでは、常に最低でも12ビットの垂直分解能が確保され、125MS/s以下のサンプル・レートでは垂直分解能は16ビットにまで拡張されます。
新しい低ノイズのフロント・エンド増幅器により、信号解像能力がさらに向上しています。
トリガ
デバイスの障害を検出するのは、デバッグの第1段階です。次に、原因を特定するために、想定されるイベントを取込まなければなりません。4シリーズMSOは、さまざまなタイプに対応した、高度なトリガ機能を提供しています。
- ラント
- ロジック
- パルス幅
- ウィンドウ
- タイムアウト
- 立上り/立下り時間
- セットアップ/ホールド時間違反
- シリアル・パケット
- パラレル・データ
- シーケンス
- ビデオ
- ビジュアル・トリガ
- RF対時間(オプション)
最大62.5Mポイントのレコード長により、数多くのイベントを取込むことができます。数千というシリアル・パケットでも1回で取込むことができ、高い分解能のままズーム表示して詳細に信号を観測し、信頼性の高い測定結果を記録できます。
ビジュアル・トリガ - 特定の信号をすばやく検出
複雑なバスから特定のサイクルを検出するには、何時間もデータを取込み、何千というアクイジションを調べる必要があります。そのイベントが発生したときのみ表示するようにトリガ設定できれば、この時間を短縮することができます。
ビジュアル・トリガは、オシロスコープのトリガ機能を拡張し、取込んだすべての波形取込をスキャンし、ディスプレイに表示されるエリア(図形形状)と比較します。マウスまたはタッチスクリーンにより、無制限数のエリアを作成できます。さまざまな形状(三角形、長方形、六角形、台形)を使用して、さまざまなトリガ動作に対応するエリアが設定できます。形状が作成できれば、必要に応じてカスタム形状を作成し、理想的なトリガ条件になるように編集することもできます。複数のエリアを定義すれば、オンスクリーンの編集機能を使用して、ブール論理式を使用した複雑なトリガ条件を設定できます。
重要な信号インベントにのみトリガすることで、手作業での取込み、アクイジションから検索するのに要する時間を大幅に短縮できます。秒、分の単位で重要なイベントが検出でき、短時間のうちにデバッグ/解析作業を終わらせることができます。ビジュアル・トリガは複数のチャンネルに対しても使用できるため、複雑なシステムのトラブルシューティングやデバッグにも最適です。
正確で高速プローブ
TPPシリーズは、広いダイナミック・レンジ、豊富なプロービング・オプション、堅牢な機械設計などの汎用プローブの特長と、アクティブ・プローブの優れた性能を併せ持っています。1GHzのアナログ周波数帯域により、信号の高周波成分も観測できます。また、容量負荷がわずか3.9pFと優れており、回路に及ぼす影響が最小に抑えられるため、長いグランド・リードも使用できます。
減衰比が2:1のTPPプローブ(オプション)も用意されているため、低電圧の測定にも対応できます。一般的な低い減衰比の受動プローブと違い、TPP0502型の周波数帯域は500MHzでありながら、容量負荷も12.7pFと抑えられています。
TekVPIプローブ・インタフェース
TekVPI®プローブ・インタフェースは、プローブの使い勝手が格段に向上しています。安全性と信頼性に優れた接続が可能なだけでなく、TekVPIプローブの補正ボックス上には、多くのステータス・インジケータ、操作ボタンおよびプローブ・メニュー・ボタンが装備されています。このプローブ・メニュー・ボタンを押すと、すべてのプローブ設定や操作メニューがオシロスコープ上にプローブ・メニューとして表示されます。TekVPIインタフェースは、外部電源の必要なしに電流プローブを直接接続することができます。さらにTekVPIプローブは、USBまたはLAN経由でリモート制御できますので、自動試験装置においても汎用性の高いソリューションが可能になります。4シリーズMSOの前面パネル・コネクタには、最高80Wの電力給電が可能で、接続されたすべてのTekVPIプローブに十分な電力を供給できるため、プローブ専用の電源を追加する必要がありません。
IsoVu™光アイソレーション型測定システム
インバータの設計、電源の最適化、通信リンクのテスト、シャント抵抗による電流の検出、EMI/ESD問題のデバッグを行う場合、あるいはテスト・セットアップからグランド・ループを取り除きたい場合、コモンモード干渉があると正確な測定が困難になり、設計/デバッグ/評価/最適化といった作業に支障が生じていました。
当社の画期的な新技術IsoVuでは、光給電型光ファイバを使用することにより、完全なガルバニック絶縁を可能にしています。TekVPIインタフェースを搭載した4シリーズMSOで使用すると、大きなコモンモード電圧がある場合でも、高い周波数の差動信号を正確に測定できる機能を備えた、業界初の測定システムが実現します。
- 完全なガルバニック絶縁
- 最高1GHzの周波数帯域に対応
- 同相除去比(CMRR):DC~100MHzで120dB(100万:1)以上
- 同相除去比(CMRR):全帯域で80dB(10,000:1)
- 差動電圧のダイナミック・レンジ:最高2,500V
- コモンモード電圧レンジ:60kV
IsoVuを使用したハイサイド・ゲート電圧測定
次の図は、標準差動プローブを使用したときのハイサイド・ゲート電圧と、光絶縁型プローブを使用したときのハイサイド・ゲート電圧との比較を示しています。オフおよびオンのときはどちらのプローブでも、デバイスのゲートがスレッショルド値の領域を通過した後に、ゲートにおいて高周波数リンギングが見られます。ゲートと電源ループのカップリングにより、ある程度のリンギングが予想されます。ただし、差動プローブの場合、リンギングの振幅は光絶縁型プローブで測定される振幅よりも著しく高くなります。これは、プローブ内でコモン・モード電流を誘起する基準電圧の変化、および標準差動プローブのアーチファクトが原因と考えられます。差動プローブによって測定された波形は、デバイスの最大ゲート電圧を通過しているように見えます。一方、光絶縁型プローブでは、測定精度が高いほどデバイスが仕様範囲内にあることが明らかになっています。ゲート電圧測定に標準差動プローブを使用するアプリケーション設計者は、ここに示したプローブおよび測定システムのアーチファクトと、デバイス定格の実際の違反を区別できない可能性があるため、注意が必要です。この測定時のアーチファクトが発生したときに、設計者はゲート抵抗を高くして、スイッチング過渡現象を遅くしようとしたり、リンギングを減らそうとするかもしれません。しかし、そのようにすると、SiC デバイスでの損失を不必要に増加させることになります。このため、適切なシステムを設計して性能を最適化するためには、デバイスの実際の変動を正確に反映する測定システムが不可欠となります。
豊富な解析機能
基本波形解析機能
プロトタイプの性能がシミュレーション結果と一致していて、プロジェクトの設計目標を満たしていることを検証するためには、注意深く解析を行う必要があります。そこには、立上り時間やパルス幅のチェックといった単純なものから、電力損失の解析、システム・クロックの特性評価、ノイズ発生源の調査といった高度なものまで、さまざまな作業が伴います。
4シリーズMSOは、以下の豊富な解析ツールなどを標準で備えています。
- 波形/スクリーン・ベースのカーソル
- 36種類の自動測定結果にはレコードのすべてのインスタンスが含まれており、あるイベントから次のイベントへとナビゲートできるだけでなく、レコードの最小値または最大値をすばやく表示することも可能
- 基本波形演算
- 基本FFT解析
- フィルタや変数を使用した任意波形の数式編集などの高度な波形演算
- Spectrum View周波数領域解析(時間領域と周波数領域は独立して設定可能)
- FastFrame™セグメント・メモリにより、オシロスコープのアクイジション・メモリを効率的に活用できるため、1つの波形レコードに数多くのトリガ・イベントを効率的に取込むことができ、イベント間の時間ギャップを無視できます。各セグメントは個別に、または重ねて表示できます。
標準の振幅測定と時間測定では、波形表示にバーやマーカーを付けて、関連情報を示します。測定結果テーブルには、測定結果についての総合的な統計表示のほか、現在のアクイジションと、すべてのアクイジションの両方を対象とした統計値も表示されます。
コールアウト
- 注:書込んだテキスト・ボックスを画面上に配置します。
- 矢印:書込んだテキスト・ボックスを配置し、画面上の特定の位置に矢印を追加します。
- ボックス:テキストを書込み、画面上にサイズ変更可能なボックスとして示される領域を作成します。
- ブックマーク:トリガ・ポイントに関連する特定の時間に動的リードアウトを作成します。このリードアウトには、テキスト、信号の振幅、信号単位に加えて、ブックマークの基準ポイントを示す線とターゲットが含まれます。
テストの結果や手順を文書化することは、チーム間でデータを共有したり、後日の再測定、顧客レポートを作成する際に非常に重要です。画面上で数回タップするだけで、必要な数だけカスタム・コールアウトを作成できるため、テスト結果の具体的な詳細を文書化することができます。それぞれのコールアウトは、テキスト、位置、色、フォント・サイズ、フォントをカスタマイズできます。
ナビゲーションとサーチ
長いレコード長の波形から目的のイベントを探す場合、適切なサーチ・ツールがないと時間のかかる作業になります。今ではレコード長は数百万ポイントにもなり、目的のイベントを特定するためには数千画面をスクロールしなければなりません。
4シリーズMSOには、革新的なWave Inspector®という波形検索、操作ツールがあり、波形レコード内をすばやくパン、ズーム表示することができます。独自のフォースフィードバック・システムにより、波形レコードの最初から最後までをわずか数秒で移動できます。ディスプレイ上でドラッグやピンチ/拡大といったジェスチャを使用すれば、長いレコードでも目的の領域を効率的に調査できます。
サーチ機能では、独自に定義した条件でロング・メモリ上のイベントを検索できます。条件に該当するすべてのイベントには検索マークが付き、前面パネルまたはディスプレイのサーチ・バッジの戻る(←)、次へ(→)ボタンを押すことで、イベント箇所に簡単に移動することができます。サーチの種類には、エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント、ウィンドウ、ロジック、セットアップ/ホールド、立上り/立下り時間、パラレル/シリアル・バス・パケットのデータなどがあります。独自のサーチを定義することもできます。
サーチ・バッジのMin/Maxボタンを使用すると、検索結果の最小値および最大値にすばやくジャンプできます。
マスク/リミット・テスト(オプション)
シグナル・インテグリティにフォーカスしたい場合、または製造試験の合否条件を設定する場合にも、マスク・テストは、システム内の特定の信号の動作の特性評価をするための効率的なツールです。画面上にマスク・セグメントを描くことで、カスタム・マスクをすばやく作成できます。特定の要件に合わせてテストを調整し、マスク・ヒットが検出されたとき、またはテスト結果がパスまたはフェイルになったときに取るべきアクションを設定します。
リミット・テストは、信号の長期的な挙動を監視するために有効な手法であり、生産ラインのテストで新しい設計を特性評価したり、ハードウェアの性能を検証するのに役立ちます。リミット・テストは、ユーザが設定する垂直方向、水平方向のマージンを持った基準波形と測定信号を比較します。
マスク・テストやリミット・テストは、以下のように特定の要件に合わせて簡単にカスタマイズできます。
- 波形の数でテスト期間を定義
- 違反判定のためのスレッショルド値を設定
- 違反/不合格の数をカウントし、統計情報レポートを作成
- 違反時、テスト不合格時、およびテスト完了時のアクションを設定
プロトコルのデコード/解析(オプション)
デバッグでは、1つまたは複数のシリアル・バスを観察することによって、システムのアクティビティの流れを追跡できると大変有効です。たった1つのシリアル・パケットであっても、手動でデコードしようとすると、かなり手間がかかります。長いメモリ長の場合だと、パケット数は数千にも達します。
取り込もうと試みているイベントが明確であり、シリアル・バスに特定のコマンドが送出されたときにそのイベントが発生するというのであれば、そのイベントでトリガできれば、効率よく解析できるはずです。残念ながら、エッジまたはパルス幅トリガを指定するだけで、こうしたトリガが可能になるわけではありません。
4シリーズMSOは、I2C、SPI、eSPI、I3C、RS-232/422/485/UART、SPMI、SMBus、CAN、CAN FD、CAN XL、LIN、FlexRay、SENT、PSI5、CXPI、USB 1.0(1.5 Mbps)、USB 1.1(12 Mbps)、USB 2.0(480 Mbps)、eUSB2.0、Ethernet 10/100、EtherCAT、Audio(I2S/LJ/RJ/TDM)、MIL-STD-1553、ARINC 429、Spacewire、NRZ、Manchester、SVID、SDLC、1-Wire、MDIO、NFCなど、組込み設計によく使用される、ほとんどのシリアル・バスに対応できます。
プロトコル・サーチを使用すると、長いメモリ長でも効率的にシリアル・パケットを検索できるため、指定した特定のパケット内容を確実に検出できます。検出されたイベントには検索マークが付きます。前面パネルまたは結果バーに表示されるサーチ・バッジの戻る(←)ボタンや次へ(→)ボタンを押すだけで、マーク間をすばやく移動することができます。
ツールはシリアル・バスのために用意されたものですが、パラレル・バスでも機能します。本機では、パラレル・バスも標準でサポートされています。パラレル・バスは、最大48ビット幅で、アナログ・チャンネルとデジタル・チャンネルを混在させることができます。
- シリアル・プロトコル・トリガを使用することで、パケットの開始、特定のアドレス、特定のデータ内容、固有の識別子、エラーなど、特定のパケット内容でトリガできます。
- バス波形により、バスを構成する個々の信号(Clock、Data、Chip Enableなど)に沿ってわかりやすく表示でき、パケットの開始と終了、アドレス、データ、識別子、CRCなどのサブパケット・コンポーネントを簡単に識別できる
- バス波形は、表示された他の信号と時間相関が取れているため、被測定システムの異なる部分のタイミング関係も簡単に測定できます。
- バス・デコード・テーブルには、アクイジションのすべてのデコードされたパケットが(一般的なソフトウェアのリスト表示と同様の)表形式で表示されます。パケットにはタイムスタンプが付き、コンポーネント(アドレス、データなど)ごとにカラムとして連続にリスト表示されます。
NFCデコード/解析(オプション)
多くの場合において、プロトコル・レベルの結果をパラメータの信号レベルまでトレースできないことから、NFCデザインの性能マージンを評価することは困難です。これはつまり、特に設計がトレードオフや周辺の電子機器によって干渉やシグナル・インテグリティの問題を受けやすくなっており、プロトコル・アナライザやRFシグナル・アナライザなどの複数の機器で時間のかかるデバッグを必要とする場合に、マージナル・パスがテスト・フローの後半で失敗する可能性があるということです。
4シリーズMSONFCプロトコル・デコード/検索オプションを使用することで、NFCリンクのトランザクションを表示し、プロトコル・レベルから基本的な信号レベルまで、標準での信号操作のすべてのステップで結果をトレースできるようになり、NFCチップ、タグ、リーダ、またはモバイル・デバイスがどのように動作しているかを正確に把握するためのインサイトが得られます。
NFCトランザクションは長くなることがあります。このソフトウェア・オプションは、他とは異なり、Spectrum Viewに使用されるハードウェアDDCからのデータを利用します。これにより、サンプル・レート圧縮が可能になり、転送時間とメモリが節約され、100ミリ秒、または数秒の信号データをもキャプチャして分析できます。
さらに、I/O信号は、テスト対象デバイスからのプローブとトリガに常に使用できるわけではないため、NFCの小さな変調指数を考慮すると、RFエンベロープ自体でトリガすることも難題となります。Spectrum Viewでは、RF対時間の波形とトリガを使用して13.56 MHzエンベロープでトリガできます。これも他の機器にはない独自のものです。
この機能により設計の初期検証が簡素化されます。また、障害が発生した場合の強力なデバッグ・ツールも、単一の機器で提供されます。
Spectrum View
多くの場合、周波数領域で1つまたは複数の信号を表示することで、問題のデバッグが容易になります。こうしたニーズに対応するために、従来からオシロスコープには演算ベースのFFT機能が内蔵されていました。しかし、FFTの使用には以下の2つの点で難点があることが知られていました。
第一に、周波数ドメイン解析を行う場合、スペクトラム・アナライザに通常搭載されている中心周波数、スパン、分解能帯域幅(RBW)といった項目が当然設定できると考えるはずです。ところがFFTを使用すると、サンプル・レート、レコード長、時間軸といった従来からのオシロスコープの設定を使用しなければなりません。周波数ドメインに目的の信号を表示するには、ある程度の経験と技術が必要です。
次に、FFTはアナログの時間ドメイン表示と同じアクイジション・システムによって駆動されていることが挙げられます。アナログ表示に合わせて取込み設定を最適化すると、目的の周波数ドメイン表示が得られません。期待通りの周波数領域表示が得られると、今度はアナログ表示に問題が生じます。演算ベースのFFTでは、両方の領域の表示を最適化することは事実上不可能です。
Spectrum Viewはこうした問題をすべて解決します。当社独自の特許技術により、それぞれのFlexChannelにデシメータ(時間領域)とデジタル・ダウンコンバータ(DDC)を配しています。2つの異なる取込み経路を使用することで、入力信号を時間領域表示と周波数領域表示の両方で同時に観測できます。それぞれの領域は、独立した取込み設定が可能です。それぞれのドメインには独立した取込み設定を使用できます。他社製品ではさまざまな種類の「スペクトラム解析」パッケージが提供されており使いやすさを謳っていますが、そうした製品にはすべて前述した通りの制限が見られます。本当に使いやすく、両方の領域で同時に最適な表示が得られる優れた機能を備えているのは、当社のSpectrum Viewだけです。
従来、RFチャンネル・パワー(CHP)、隣接チャンネル・パワー比(ACPR)、占有帯域幅(OBW)などのRF測定を実行するには、専用のスペクトラム・アナライザ、信号アナライザ、またはスペクトラム・アナライザ・ソフトウェアが必要でした。このようにハードウェアやソフトウェアを追加することで、複雑さが増し、コストが高くなります。Spectrum Viewを標準装備し、各チャンネルにRF測定機能を統合したことで、RFトランスミッタのCHP、ACPR、OBWをオシロスコープで直接検証できるようになったため、時間、作業スペース、コストを節約できます。
さらに、DDCは中心周波数ではなくスパンの関数になるため、従来のFFTと比較して信号を解像するために必要なサンプル・レートを大幅に削減できます。これにより、ファイル・サイズの縮小、周波数分解能の向上、スペクトラムの更新レートの高速化が可能になり、10数秒間のスペクトラム・データをキャプチャできる、応答性と正確性の高いソリューションが実現します。
RF信号変化の観測(オプション)
RF時間ドメイン波形は、時間とともに変化するRF信号の理解に役立ちます。Spectrum Viewの基盤であるI/Qデータから得られた、以下の3つのRF時間領域波形があります。
- 振幅 - スペクトルの瞬時振幅対時間
- 周波数 - 中心周波数に対するスペクトラムの瞬時周波数対時間
- 位相 - 中心周波数に対するスペクトラムの瞬時位相対時間
これらの波形は個別にオン/オフすることも、3つ同時に表示することもできます。
データは同相および直交(I&Q)サンプルとして保存され、時間領域データとI&Qデータの間で正確な同期が維持されます。
RF対時間の波形が有効な場合、IQデータがファイルに取り込まれて、エクスポートされ、サードパーティ製アプリケーション内でさらに拡張解析が実施されます。
X軸が周波数、Y軸が時間、色の変化が電力レベルを示すスペクトログラム表示(オプションRFVTに付属)により、時間の経過に伴う信号振幅と周波数成分の変化をより詳細に把握し、スペクトラム活動の変化がいつどこで発生するかを確認できます。これは、複雑なスプリアス信号や周波数ホッピング信号、マルチチャンネル信号、動的に変化する信号などのスペクトラム・データの傾向を表示するのに最適です。
スペクトログラムの利点は次のとおりです。
- FFTオーバーラップやスペクトラム時間を指定することなく、所定のスパンおよびアクイジションにおけるすべてのスペクトラム活動を即座に表示
- 時間相関カーソルと最大3つのオーバーレイされたスペクトラム・レースを使用して、時間内のさまざまな瞬間のスペクトラムをすばやく比較
- ディスプレイ解像度とFFTオーバーラップが自動的に最適化され、関心のあるスペクトラム活動をピンチしてズームイン
- 必要に応じて、中心周波数、スパン、RBW、振幅のカラースケーリングを調整して、目的の信号をすべて表示
- 使用可能な各オシロスコープのチャンネルでスペクトログラムをアクティブにし、中心周波数と振幅スケーリングを個別に設定することで、マルチチャンネルや非連続スペクトラムのトレンドを同時に表示
RF信号の変化でトリガ(オプション)
電磁干渉の発生源を見つける必要がある場合や、VCOの動作を理解する必要がある場合に、RF対時間のハードウェア・トリガを使用することで、RF信号の挙動を簡単に分離、捕捉し、検査できます。RF振幅対時間やRF周波数対時間のエッジ、パルス幅、およびタイムアウトでもトリガできます
パワー解析(オプション)
4シリーズMSOは、オプションでパワー解析パッケージが統合でき、電力品質、入力容量、突入電流、高調波、スイッチング・ロス、安全動作領域(SOA)、変調、リップル、効率、変調、タイミング、スルー・レート(dv/dtおよびdi/dt)などを優れた再現性で効率的に測定できます。
自動測定機能では、ボタンにタッチするだけで測定品質や再現性を最適化できるため、外部PCやソフトウェアの複雑なセットアップも一切不要です。
拡張パワー解析パッケージ(オプション)はパワー解析則パッケージのすべての測定機能に加えて、磁気測定、制御ループ応答(ボード線図)、電源電圧変動除去比(PSRR)の機能も含まれています。詳細は、注文情報セクションをご覧ください。
三相電気解析(オプション)
三相電源システムの測定と解析は、単相システムよりも複雑です。オシロスコープは、高いサンプル・レートで電圧、電流波形を取り込むことができますが、データから測定値を生成するには再度計算が必要にな ります。オシロスコープ・ベースの三相ソリューションでは、高速のサンプル・レートと、ハイレゾ・モードによる最大16ビットの長いレコード長で三相電圧/電流波形を取り込めます。また、三相ソリューションは、自動測定もサポートしており、電力測定の測定結果が自動的に生成されます。パルス幅変調(PWM)をベースにしたパワー・コンバータでは、PWM信号の正確なゼロクロス・ポイントの検出が非常に重要となるため、測定は非常に複雑になます。このため、モータの設計エンジニアの検証、トラブルシュートでは、オシロスコープが推奨のテスト・ツールとなっています。
ソフトウェアはパワー解析を自動化するように設計されているため、PWMシステムで三相電力測定を大幅に簡素化し、エンジニアは設計に関する詳細データを迅速に得ることができます。テクトロニクスの三相解析ソリューションは、計測器の高度なユーザ・インタフェース、6つのアナログ入力チャンネル、およびHiResモード(16ビット)を存分に生かし、エンジニアによる三相システムの効率的な設計を支援します。このソリューションは、サポートされている電気的測定に対して、すばやく、正確に、再現性のある結果を提供します。DC測定から、電気自動車で使用される三相ACコンバータなどの測定にも構成可能です。
主な特長と仕様
- 三相PWM信号を正確に解析
- 画期的なオシロスコープベースの位相図により、VRMS、IRMS、VMAG、IMAG、および設定された配線ペアの位相関係を表示
- 位相図と同時にドライブの入力/出力電圧と電流信号を時間軸で観測可能。三相設計のデバッグに最適
- 三相オートセット機能により、オシロスコープの水平、垂直、トリガ、アクイジションの各パラメータを三相信号の取込みに最適化して自動設定
- IEEE-519規格に従って、またはカスタムのリミット値を使用して、三相の高調波を測定
- 4シリーズMSOの直感的なドラッグ・アンド・ドロップ・インタフェースを使用して、測定項目をすばやく追加、構成することが可能
- DC-ACトポロジのインバータおよび車載用三相設計の解析
- 解析において、PWMフィルタリングされるエッジ・クオリファイア波形を表示
- 特定の測定において、レコードごと、サイクルごとのモードによるテスト結果を表示
- 特定の測定において、時間トレンド、アクイジション・トレンドのプロットを表示
- 特定の結線構成における線間からライン-ニュートラルへの演算変換をサポート
測定の概要
4シリーズMSOでの三相解析は、以下の3つの主要なカテゴリの電気測定を自動化します。
- 入力解析
- 出力解析
- リップル解析
これらの各セクションでは、三相アプリケーションにとって重要な測定項目がカバーされています。
ワイド・バンドギャップ・ダブル・パルス・テスト(オプション)
ワイド・バンドギャップ・ダブル・パルス・テスト・アプリケーションにより、デバイスとシステムの検証を容易にする正確なワイド・バンドギャップ測定が可能になります。SiCまたはGaNデバイスに加え、Si MOSFETおよびIGBTもテストできます。このアプリケーションは、当社のすべてのVPIプローブと互換性があり、当社のIsoVu™プローブと併用することで、SiCまたはGaNデバイスの隠れたすべてのアーチファクトを回路レベルで発見するのに役立ちます。このアプリケーションは、JEDECおよびIEC規格に従って測定を自動化します。注釈付きのサイクルごとの解析、カスタム基準レベル設定での柔軟性、構成可能な統合ポイント、DUT設計に基づいて設定可能な電源プリセットなど、独自の機能を提供します。
以下の測定が実行されます。
- ロー・サイド・スイッチング・パラメータおよびハイ・サイド・ダイオード逆回復測定
- ロー・サイドおよびハイ・サイド・スイッチングパラメータ
豊富な機能であらゆるニーズに対応
接続機能
4シリーズMSOは、複数の外部接続ポートを経由して、ネットワーク接続、PCへの直接接続、または他のテスト機器に接続することができます。
- 前面パネルには3個のUSB 2.0ポートと2個のUSB 2.0ホスト・ポートがありますがあり、スクリーン・ショット、機器の設定、波形データなどをUSB大容量デバイスに簡単に転送できます。USBホスト・ポートには、USBマウスやキーボードも接続でき、機器のコントロールやデータ入力に利用できます。
- 後部パネルにはUSBデバイス・ポートが装備されており、PCでオシロスコープをリモート制御することができます。
- 後部パネルには10/100/1000BASE-T Ethernetポートがあり、ネットワークに簡単に接続して、制御でき、LXI Core 2011にも対応します。
- 後部パネルのHDMIポートから、画面を外部モニタまたはプロジェクタ(解像度:1,920×1,080)に表示することができます。
リモート操作による共同作業の効率化
離れた場所にいる設計チームと一緒に作業ができます。
オシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、ブラウザにWebページが表示されます。離れた場所からでも、その場にいるのとまったく同じように、内蔵タッチスクリーンを使ってオシロスコープを制御できます。
業界標準のTekVISA™プロトコル・インタフェースが含まれており、データ解析やドキュメンテーションなどのWindowsアプリケーションの利用や拡張も可能です。IVI-COM機器ドライバが含まれており、オシロスコープ上または外部PC上のプログラムから、LANまたはUSBTMC接続を使用して、オシロスコープと容易に通信することができます。
PCベースの解析とオシロスコープへのリモート接続
数々の受賞に輝くオシロスコープの解析機能をPCで利用できます。いつでもどこでも波形を解析できます。ベーシック・ライセンスでは、オシロスコープにリモート・アクセスしながら、波形の表示/解析、各種測定、および最も一般的なシリアル・バスのデコードを行うことができますアドバンスド・ライセンス・オプションでは、マルチスコープ解析、より多くのシリアル・バス・デコード・オプション、および電力測定などの機能が追加されます。
TekScope PC解析ソフトウェアは、以下のような機能を備えています。
- テクトロニクスや他社の機器から、当社のオシロスコープ・セッション・ファイル/波形ファイルの呼び出しが可能
- サポートされている波形ファイル・フォーマット:.wfm、.isf、.csv、.h5、.tr0、.trc、.bin
- 当社4/5/6シリーズMSOにリモート接続してリアルタイムでデータを取得
- チームでデータをリモートで共有できるので、誰もが実際にオシロスコープを使用するのと変わらない操作感で測定や解析を実行可能
- 複数のオシロスコープの波形をリアルタイムに同期させることが可能
- オシロスコープにTekScope PC解析ソフトウェアが搭載されていない場合でも、高度な解析を行うことが可能
TekDriveコラボレーション・テストおよび測定ワークスペース
TekDriveを使用すると、接続されているデバイスのあらゆる種類のファイルをアップロード、保存、整理、検索、ダウンロード、および共有できます。TekDriveは、シームレスなファイルの共有や呼び出しを実現するために、計測器にネイティブに統合されています。USBメモリは必要ありません。スムーズなインタラクティブ波形ビューアを使用して、ブラウザで直接、.wfm、.isf、.tss、.csvなどの標準ファイルの分析や確認を行います。TekDrive は、統合、自動化、セキュリティ強化を目的として設計されています。
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(AFG)
オプションの任意波形/ファンクション・ジェネレータを追加すると、センサ信号のシミュレーション信号を出力できるほか、信号にノイズを付加してマージン・テストを実行することもできます。統合されたファンクション・ジェネレータは、最高 MHzの標準波形(サイン、方形、パルス、ランプ/三角、DC、ノイズ、sin(x)/x (Sinc)、ガウシアン、ローレンツ、指数立上り/立下り、ハーバサイン、Cardiac)を出力します。AFGは最大128kポイントの波形を内蔵ストレージまたはUSBデバイスから読み込むことができます。
AFGの機能は当社のArbExpress(PCベースの波形作成/編集ソフトウェア)と互換性があり、複雑な波形を迅速かつ容易に作成できます。
デジタル・ボルトメータ(DVM)とトリガ周波数カウンタ
本機は4桁のデジタル・ボルトメータ(DVM)と8桁のトリガ周波数カウンタを内蔵しています。オシロスコープ付属のプローブを使用して、任意のアナログ入力を電圧計の測定対象にすることができます。トリガ周波数カウンタは、きわめて精度の高いリードアウトを備えており、トリガとして設定したイベントの周波数を確実に読み取れます。
DVMおよびトリガ周波数カウンタは、どちらも製品登録いただくと無償でアクティベートされて利用可能になります。
セキュリティ強化
4シリーズMSOで、Security Menu(セキュリティメニュー)を通じて企業データを保護するオプションを利用できます。これには、リモート・ネットワーク・アクセス、I/Oポート、ファームウェアの更新をパスワード保護することで機器へのアクセスを制限し、データのセキュリティを保証するオプションが含まれます。デフォルトでは、オシロスコープは初期使用でのリモート・アクセスを無効にし、パスワードを使用、または使用しないでリモート・アクセスを有効にするオプションを提示します。
ユーザ・データをクリアするには、メニューからTekSecureTMを実行します。機器の底部からSSDを取り外し、オシロスコープを消毒します。
必要にときに、必要な状況におけるヘルプ表示
すばやく質問に回答できるよう、複数の役立つリソースが用意されているため、マニュアルやWebサイトを参照する必要はありません。
- 多くのメニューには、グラフィカルなイメージと説明テキストが使用されており、機能の概要をすばやく把握できます。
- すべてのメニューの右上には、クエスチョン・マークが表示されており、内蔵ヘルプ・システムのそのメニュー項目に関連する部分を直接参照できます。
- ヘルプ・メニューには、ユーザ・インタフェースに関する簡単なチュートリアルが内蔵されているため、初心者でも短時間で操作方法を習得できます。
仕様
すべての仕様は、特に断りのないかぎり保証値であり、すべての機種に適用されます。
モデル概要
MSO44型 | MSO46型 | ||
---|---|---|---|
FlexChannel入力数 | 4 | 6 | |
最大アナログ・チャンネル数 | 4 | 6 | |
最大デジタル・チャンネル数(オプションのロジック・プローブを使用) | 32 | 48 | |
補助トリガ入力 | 300V RMS以下(エッジ・トリガのみ) | ||
周波数帯域(立上り時間の計算値) | 200 MHz(2.3 ns)、350 MHz(1.3 ns)、500 MHz(900 ps)、1 GHz(450 ps)、1.5 GHz(333 ps) | ||
DCゲイン確度 | 50Ω:±1%、(1mV/divおよび500µV/div設定で±2.5%)、30℃以上では1℃につき0.100%の割合で低下 1MΩおよび250kΩ:±1.0%(1mV/divおよび500μV/divの設定では±2.0%) | ||
ADC分解能 | 12ビット | ||
垂直分解能 | 8ビット@6.25GS/s 12ビット@3.125GS/s 13ビット@1.25GS/s(ハイレゾ) 14ビット@625MS/s(ハイレゾ) 15ビット@312.5MS/s(ハイレゾ) 16ビット@125MS/s以下(ハイレゾ) | ||
サンプル・レート | 6.25GS/s(全アナログ/デジタル・チャンネル、分解能:160ps) | ||
レコード長(標準) | 31.25Mポイント(全アナログ/デジタル・チャンネル) | ||
レコード長(オプション) | 62.5Mポイント(全アナログ/デジタル・チャンネル) | ||
波形取込みレート(代表値) | 500,000波形/秒以上 | ||
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプション) | 13種類の定義済み波形タイプ、最高50MHz出力 | ||
DVM | 4桁のDVM(Webからの製品登録で無償) | ||
トリガ周波数カウンタ | 8桁の周波数カウンタ(Webからの製品登録で無償) |
垂直軸システム-アナログ部
- 帯域の選択
- 50Ω:20MHz、250MHz、その機種の全帯域
- 1MΩ:20MHz、250MHz、500MHz
- 入力カップリング
- DC、AC
- 入力インピーダンス
- 50Ω±1%
- 1MΩ±1%(13.0pF±1.5pF)
- 入力感度
- 1MΩ
- 500µV/div~10V/div(1-2-5シーケンス)
- 50Ω
- 500µV/div ~1V/div(1-2-5シーケンス)
- 機器の周波数帯域設定により異なりますが、500 μV/divは1 mV/divをデジタル・ズームで2倍に拡大したものか、または2 mV/divをデジタル・ズームで4倍に拡大したものです。
- 最大入力電圧
- 50Ω:5VRMS、ピーク電圧≦±20V(DF≦6.25%)
- 1MΩ:300VRMS
- 4.5 MHz~45 MHzでは20 dB/decadeの割合で低下、45 MHz~450 MHzでは14 dB/decadeの割合で低下。450MHz超では5.5VRMS
- 有効ビット数(ENOB)、代表値
- ハイレゾ・モード、50Ω、10MHz入力、フル・スクリーンの90%
周波数帯域 ENOB 1.5GHz 7.1 1GHz 7.6 500MHz 7.9 350MHz 8.2 250MHz 8.2 20MHz 8.9
- 理論上の立上り時間(代表値)
型名 50 Ω TP1000 Probe TPP0500 Probe TPP0250 Probe 500 µV~1 V 5 mV~10 V 5 mV~10 V 5 mV~10 V 1.5 GHz 333ps 450ps 900ps 1.8ns 1 GHz 450ps 450ps 900ps 1.8ns 500 MHz 900ps 900ps 900ps 1.8ns 350 MHz 1.3ns 1.3ns 1.3ns 1.8ns 200 MHz 2.3ns 2.3ns 2.3ns 2.3ns
- ランダム・ノイズ(RMS、代表値)
- 1.5GHz、1GHz、500MHz、350MHz、200MHzの機種、ハイレゾ・モード(RMS)、代表値
50Ω 1MΩ V/div 1GHz 500MHz 350MHz 250MHz 20MHz 500MHz 350MHz 250MHz 20MHz 1mV/div未満 260 μV 200 μV 150 μV 125μV 75.0μV 200 μV 140μV 120 μV 75.0μV 2mV/div 280 μV 200 μV 150 μV 125μV 75.0μV 200 μV 140μV 120 μV 75.0μV 5mV/div 305μV 235μV 185μV 135μV 75.0μV 210μV 150 μV 130 μV 75.0μV 10mV/div 335μV 275μV 220 μV 160μV 80.0μV 230 μV 160μV 150 μV 80.0μV 20mV/div 425μV 360μV 270μV 230 μV 110μV 280 μV 200 μV 200 μV 100 μV 50mV/div 800 μV 800 μV 570μV 460μV 200 μV 520μV 370μV 410μV 180μV 100mV/div 1.62mV 1.23mV 1.04mV 1.04mV 470μV 1.24mV 880μV 930μV 460μV 1V/div 13.0 mV 9.90 mV 8.95mV 8.95mV 3.78mV 14.30mV 10.20mV 10.30mV 5.45mV
- DCゲイン確度
- 50Ω
±2.0%1(2mV/divでは±2.0%、1mV/divでは±4%、代表値)
フル・スケールの±1.0%2(2 mV/divではフル・スケールの±1.0%、1 mV/divでは±2%、代表値)
- ポジション・レンジ
- ±5div
- オフセット・レンジ(最大)
- 全機種共通
- 入力信号は、50Ω入力パスの最大入力電圧を超えることはできません。
V/div設定 最大オフセット・レンジ、50Ω入力 1mV/div - 99 mV/div ±1V 100mV/div - 1 V/div ±10V V/div設定 最大オフセット・レンジ、50Ω入力 500µV/div - 99mV/div ±1V 100mV/div - 1V/div ±10V V/div設定 最大オフセット・レンジ、1MΩ入力 500µV/div - 63mV/div ±1V 64mV/div - 999mV/div ±10V 1V/div - 10V/div ±100V
- オフセット確度
±(0.005 ×|オフセット-ポジション|+0.2div(500μV/divでは0.4div))
- チャンネル間クロストーク(代表値)
- 200:1以上(定格周波数まで。V/div設定が等しい任意の2つのチャンネル)
垂直軸システム - デジタル部
- チャンネル数
- 接続されたTLP058型1本あたり8つのデジタル入力(D7-D0)(アナログ・チャンネルは使用不可)
- 垂直分解能
- 1ビット
- 最小検出パルス幅(代表値)
- 1 ns
- スレッショルド
- デジタル・チャンネルごとに1つのスレッショルド
- スレッショルド・レンジ
- ±40V
- スレッショルド分解能
- 10mV
- スレッショルド確度
±(100mV+校正後のスレッショルド値設定の3%)
- 入力ヒステリシス(代表値)
- 100mV(プローブ・チップ)
- 入力ダイナミック・レンジ(代表値)
- 30Vpp(Fin≦200MHz)、10Vpp(Fin>200MHz)
- 絶対最大入力電圧(代表値)
- ±42Vpeak
- 最小電圧スイング(代表値)
- 400mVp-p
- 入力インピーダンス(代表値)
- 100kΩ
- プローブ負荷(代表値)
- 2pF
水平軸システム
- 時間軸レンジ
- 200ps/div ~1,000s/div
- サンプル・レート・レンジ
- 1.5625S/s~6.25GS/s(リアルタイム)
- 12.5GS/s~500GS/s(補間)
- レコード長の範囲
- 標準
- 1Kポイント~31.25Mポイント(サンプル・インクリメント:1)
- オプション
- 62.5Mポイント
- アパーチャ・タイム
- ≤ 0.450 ps + (10-11x測定期間)RMS、測定期間が100ms以下の測定
- 時間軸確度
- 1ms以上の任意の時間間隔で±2.5 × 10-6
概要 仕様 ファクトリ・トレランス ±5.0 x10-7 、校正時、周囲温度25℃、1ms以上のタイム・インターバルにおいて 温度安定度、代表値 ±5.0 x10-7 、動作温度でテスト エージング ±1.5 x 10-6 、1年を超えると、25℃における周波数許容偏差が変化
- デルタ時間測定確度(公称値)
(ガウス・フィルタ応答から生じるエッジ形状を仮定)
特定の機器の設定および入力信号に対するデルタ時間測定確度(DTA)を計算するための公式は、次のとおりです(ナイキスト周波数を超える信号成分は無視できるものとします)。
SR 1 = 測定の第1ポイント近辺のスルー・レート(最初のエッジ)
SR 2 = 測定の第2ポイント近辺のスルー・レート(2番目のエッジ)
N = 入力換算ノイズ・リミット(保証値、(VRMS)
TBA = タイムベース確度または基準周波数誤差
t p = デルタ時間測定期間(秒)
- 最高サンプル・レートでの最長記録時間
- 5 ms(標準)または10 ms(オプション)
- 遅延時間範囲
- -10 div~5000 s
- デスキュー・レンジ
- -125ns~+125ns(分解能:40ps)
- アナログ・チャンネル間の遅延時間、全帯域、代表値
100ps以下(2つのチャンネルの入力インピーダンスが50Ωに設定されており、同一のV/divまたは10mV/div以上でDCカップリングされている場合)
- 遅延、FlexChannel 間 (アナログとデジタル、代表値)
- 3ns(TLP058型およびオシロスコープの周波数帯域に合った受動プローブを使用する場合。帯域制限が適用されていない状態)
- 遅延、2つのデジタルFlexChannel間、代表値
- 3ns(FlexChannelのビット0から他のいずれかのFlexChannelのビット0までの時間)
- 遅延、デジタルFlexChannelの2つのビット間、代表値
- 160ps
トリガ・システム
- トリガ・モード
- オート、ノーマル、シングル
- トリガ・カップリング
DC、HF除去(50KHz以上で減衰)、LF除去(50KHz未満で減衰)、ノイズ除去(感度が低下)
- トリガ・ホールドオフ範囲
- 0ns~20s
- エッジタイプ・トリガ感度(DCカップリング、代表値)
経路 範囲 仕様 1MΩ経路(全機種) 0.5mV/div~0.99mV/div 4.5div(DC~機器の周波数帯域) ≥ 1mV/div 5mVまたは0.7divの大きい方 50Ω経路(全機種) DCと500MHzまたは機器の周波数帯域間で周波数が5.6mVまたは0.7div以上(いずれか大きい方) 周波数が500MHzの場合、7mVまたは0.8div以上(必要な場合)
- トリガ・ジッタ(代表値)
- 7 psRMS以下(サンプル・モード、エッジタイプ・トリガ)
- トリガ・レベル・レンジ
- この仕様はロジックおよびパルスのスレッショルドに適用されます。
ソース レンジ 任意のチャンネル スクリーン中心から±5div 外部入力トリガ(代表値) ±8V ライン ライン電圧の約50%に固定
- トリガ・タイプ
- エッジ:
- 任意のチャンネルの立上り、立下り、またはその両方。カップリング:DC、AC、ノイズ除去、HF除去、LF除去
- パルス幅:
正のパルスまたは負のパルスでトリガ。イベントは、時間または他チャンネルの論理状態で設定可能
- タイムアウト:
- 指定した時間にわたって、イベントがハイ、ロー、いずれかのままである場合にトリガ。イベントは、他チャンネルの論理状態で設定可能
- ラント:
- 2つのスレッショルド・レベルのうち、1つ目のスレッショルドを横切り、2つ目のスレッショルドを横切ることなく、再び1つ目のスレッショルド・レベルを横切る場合にトリガ。イベントは、時間または他チャンネルの論理状態で設定可能
- ウィンドウ:
- ユーザが調整可能な2つのスレッショルドと時間軸によって定義されたウィンドウに、信号が出入りするか、または範囲内/範囲外にとどまるイベントにトリガ。イベントは、時間または他チャンネルの論理状態で設定可能
- ロジック:
- ロジック・パターンが真または偽になるか、クロック・エッジが発生するタイミングでトリガ。すべてのアナログ、デジタルの入力チャンネルのパターン(AND、OR、NAND、NOR)は、High、LowまたはDon't Careとして定義。真になるロジック・パターンは時間クオリファイされる
- セットアップ&ホールド:
- 任意のチャンネルで、クロックとデータの間にセットアップ時間とホールド時間の違反がある場合にトリガ
- 立上り/立下り時間:
- 指定したパルス・エッジ・レートよりも速いまたは遅い場合にトリガ。スロープは正、負またはいずれかが選択可能。イベントは、他チャンネルの論理状態で設定可能
- ビデオ(Opt. 4-VID):
- NTSC、PAL、およびSECAMビデオ信号の全ライン、奇数ライン、偶数ライン、または全フィールドでトリガ
- シーケンス:
- AトリガがCイベントでリセットされた後のBイベントの回数、またはイベント数でトリガ。一般に、AおよびBトリガ・イベントには、任意のトリガ・タイプを設定できるが、AイベントまたはBイベントのどちらかがセットアップ/ホールドに設定されていて、もう片方のイベントをエッジに設定する必要がある場合には、ロジック・クオリフィケーションはサポートされない。EthernetおよびハイスピードUSB(480Mbps)もサポートされない
- ビジュアル・トリガ
- 標準トリガの機能を拡張し、すべての波形取込をスキャンし、ディスプレイに表示されるエリア(図形形状)と比較する。無制限の数のエリアを定義することができ、それぞれのエリアにクオリファイア(In、Out、Don't Care)を使用できる。ビジュアル・トリガの任意のエリアの組み合わせを使用して論理式を定義できるため、アクイジション・メモリに格納されるイベントを詳細にクオリファイできる。長方形、三角形、台形、六角形、ユーザ定義などの形状で定義可能
- パラレル・バス:
- パラレル・バスのデータ値でトリガ。パラレル・バスは1~48ビット(デジタル・チャンネルおよびアナログ・チャンネルから)。バイナリまたはHexをサポート
- I2Cバス(Opt. 4-SREMBD):
- 10MbpsまでのI2Cバスのスタート、リピーテッド・スタート、ストップ、ミッシング・アクノレッジ、アドレス(7または10ビット)、データ、またはアドレスとデータでトリガ
- I3Cバス(Opt. 4-SRI3C)
- 10 Mb/sまでのI3Cバスのスタート、リピーテッド・スタート、ストップ、アドレス、データ、I3C SDRダイレクト、I3C SDRブロードキャスト、ACKなし、Tビット・エラー、ブロードキャスト・アドレス・エラー、ホットジョイン、HDR再開、HDR終了でトリガ
- SPIバス(Opt. 4-SREMBD):
- 20 Mbps以下のSPIバスのSS(Slave Select)、アイドル時間、またはデータ(1~16ワード)でトリガ
- RS-232/422/485/UARTバス(Opt. 4-SRCOMP):
- スタート・ビット、パケットの末尾、データ、およびパリティ・エラーでトリガ(15Mbpsまで)
- CANバス(Opt. 4-SRAUTO):
- 1MbpsまでのCANバスのフレームの開始、フレーム・タイプ(データ、リモート、エラー、オーバロード)、識別子、データ、識別子とデータ、フレームの最後、ミッシング・アクノレッジ、ビット・スタッフィング・エラーにトリガ
- CAN FDバス(Opt. 4-SRAUTO):
- 16 MbpsまでのCAN FDバスのフレームの開始、フレームの種類(データ、リモート、エラー、またはオーバロード)、識別子(標準または拡張)、データ(1~8バイト)、識別子とデータ、フレームの終了、エラー(Ackなし、ビット・スタッフ・エラー、FDフォーム・エラー、任意のエラー)
- LINバス(Opt. 4-SRAUTO):
- 1 MbpsまでのLINバスの同期、識別子、データ、IDとデータ、ウェイクアップ・フレーム、スリープ・フレーム、エラーでトリガ
- FlexRayバス(Opt. 4-SRAUTO):
- 10 MbpsまでのFlexRayバスのフレームの開始、インジケータ・ビット(ノーマル、ペイロード、ヌル、同期、スタートアップ)、フレームID,サイクル・カウント、ヘッダ・フィールド(インジケータ・ビット、識別子、ペイロード長、ヘッダCRC、サイクル・カウント)、識別子、データ、識別子とデータ、フレームの終了、エラーでトリガ
- SENTバス(Opt. 4-SRAUTOSEN):
- パケットの開始、高速チャンネルのステータスとデータ、低速チャンネルのメッセージIDとデータ、CRCエラーにトリガ
- SPMIバス(Opt. 4-SRPM):
- シーケンスの開始、リセット、スリープ、シャットダウン、ウェイクアップ、マスタ・リード、マスタ・ライト、レジスタ・リード、レジスタ・ライト、拡張レジスタ・リード、拡張レジスタ・ライト、拡張レジスタ・リード・ロング、拡張レジスタ・ライト・ロング、デバイス・ディスクリプタ・ブロック・マスタ・リード、デバイス・ディスクリプタ・ブロック・スレーブ・リード、レジスタ0ライト、バス所有権の転送、パリティ・エラーにトリガ
- USB 2.0 LS/FS/HSバス(Opt. 4-SRUSB2):
- 480MbpsまでのUSBバスのシンク、リセット、サスペンド、レジューム、パケットの終了、トークン(アドレス)パケット、データ・パケット、ハンドシェイク・パケット、スペシャル・パケット、エラーにトリガ
- Ethernetバス(Opt. 4-SRENET):
- 10BASE-Tおよび100BASE-TXバスのスタート・フレーム、MACアドレス、MAC Qタグ、MAC長/タイプ、MACデータ、IPヘッダ、TCPヘッダ、TCP/IPv4データ、パケットの終了、FCS(CRC)エラーでトリガ
- オーディオ(I2S、LJ、RJ、TDM)バス(Opt. 4-SRAUDIO):
- ワード・セレクト、フレーム・シンク、またはデータにトリガ。I2S/LJ/RJの最高データ・レートは12.5Mbps。TDMの最大データ・レートは25Mbps
- MIL-STD-1553バス(Opt. 4-SRAERO):
- MIL-STD-1553バス上のシンク、コマンド(送受信ビット、パリティ、サブアドレス/モード、ワード/モード・カウント、RTアドレス)、ステータス(パリティ、メッセージ・エラー、インストゥルメンテーション、サービス・リクエスト、ブロードキャスト・コマンド・レシーブ、ビジー、サブシステム・フラグ、ダイナミック・バス・コントロール・アクセプタンス(DBCA)、ターミナル・フラグ)、データ、時間(RT/IMG)、およびエラー(パリティ・エラー、シンク・エラー、マンチェスター・エラー、非連続データ)にトリガ
- ARINC 429バス(Opt. 4-SRAERO):
- 1 MbpsまでのARINC 429バスのワードの開始、ラベル、データ、ラベルとデータ、ワードの終了、およびエラー(任意のエラー、パリティ・エラー、ワード・エラー、ギャップ・エラー)でトリガ
- RF振幅対時間およびRF周波数対時間(Opt. 4-SV-RFVT)
- エッジ、パルス幅、タイムアウト・イベントでトリガ
アクイジション・システム
- サンプル
- サンプル値の取込み
- ピーク検出
- すべての掃引速度において、640psまでのグリッチを取込み可能
- アベレージング
- 2~10,240波形
- 高速なハードウェア平均化
- 短時間で多数の平均値を取得するための取得モードです。高速なハードウェア平均化では収集パスを最適化して、ストレージの切り捨てエラーを減らしたり、オプションのオフセット・ディザリング手法を使用して非線形の不完全部の微調整を行ったりします。この機能は、プログラム可能なインタフェース・コマンドを通じて使用できます。
- 2~1,000,000波形
- 最大平均速度 = 32,000 波形/秒
- エンベロープ
- 複数回の波形取込みから、最小値と最大値の包絡線を表示することでピーク値を検出
- ハイレゾ
それぞれのサンプル・レートに、固有の有限インパルス応答(FIR)フィルタを適用することで、そのサンプル・レートで利用可能な最高帯域幅を維持しながら、エリアシングを防止し、オシロスコープの増幅器やADCから、選択したサンプル・レートに対する使用可能帯域幅を上回る雑音を除去します。
ハイレゾ・モードでは、常に最低でも12ビットの垂直分解能が確保され、125MS/s 以下のサンプル・レートでは垂直分解能は16ビットにまで拡張されます。
- FastAcq®
FastAcqは、500,000波形/秒以上の取込みが可能で、動的に変化する信号の解析や間欠的なイベントの取込に最適(アクティブなチャンネルが1つの場合。すべてのチャンネルがアクティブな場合は100K波形/秒以上).
- ロール・モード
- オート・トリガ・モードでは、40ms/divより遅いタイムベース速度において、画面の右から左に波形をスクロール表示。
- 履歴モード
- 最大レコード長を使用して、多くのトリガ・アクイジションを取得したり、目的のものが表示されたときに停止したり、保存されているすべてのトリガ・アクイジションを迅速に確認したりできます。
履歴に保存できるアクイジションの数は、(最大レコード長)/(現在のレコード長設定)です。
- FastFrame™アクイジション
アクイジション・メモリをセグメントに分割
最大トリガ・レートは5,000,000波形/秒以上
最小フレーム・サイズは50ポイント
最大フレーム数:1,000ポイント以上のフレーム・サイズでは、最大フレーム数はレコード長/フレーム・サイズ。
50ポイントのフレームでは、最大フレーム数は1,500,000
波形測定
- カーソル・タイプ
- 波形、垂直バー、水平バー、垂直/水平バー、ポーラ(XY/XYZプロットのみ)
- DC 電圧測定確度、アベレージ・アクイジション・モード
測定の種類 DC確度(V) 16以上の波形の平均 ±((DC ゲイン確度) x ¦読み値 - (オフセット - ポジション) ¦ + オフセット確度 + 0.1 x V/div 設定) 16回以上のアベレージ2回のデルタ電圧(同じオシロスコープ設定と環境条件で測定) ±(DCゲイン確度 × ¦ 読み値 ¦+0.05div)
- 自動測定
- 36種類の自動測定項目。表示可能な測定項目の数に制限はなく、測定バッジとして個別に表示することも、または測定結果テーブルにまとめて表示することも可能
- 振幅測定
- 振幅、最大値、最小値、p-p、正のオーバシュート、負のオーバシュート、平均値、実効値、AC実効値、トップ、ベース、領域
- タイミング測定
- 周期、周波数、UI、データ・レート、正のパルス幅、負のパルス幅、スキュー、遅延、立上り時間、立下り時間、位相、立上りスルー・レート、立下りスルー・レート、バースト幅、正のデューティ比、負のデューティ比、レベル外の時間、セットアップ時間、ホールド時間、N周期、ハイ時間、ロー時間、最小になる時間、最大になる時間
- 測定結果の統計値
- 平均、標準偏差、最大値、最小値、母集団統計値は、現在のアクイジション、およびすべてのアクイジションのどちらでも利用可能
- リファレンス・レベル
- 自動測定で使用されるリファレンス・レベルは、%または単位でユーザ定義が可能リファレンス・レベルは、すべての測定にグローバルに設定することも、ソース・チャンネルまたは信号ごと、または測定ごとに個別に設定することも可能
- ゲーティング
- スクリーン、カーソル、ロジック、サーチ、または時間。測定を行うアクイジションの領域を指定する。ゲーティングはグローバル(グローバルに設定されたすべての測定に影響)にもローカル(測定にはすべて固有の時間ゲートを設定可能。スクリーン、カーソル、ロジック、サーチにはただ1つのローカル・ゲートのみを利用可能)にも設定可能
- 測定プロット
- ヒストグラム、タイム・トレンド、スペクトラム
- 測定リミット
- 測定値に対するユーザ定義可能なリミット値によるパス/フェイル・テスト。スクリーン・イメージの保存、波形の保存、システム・リクエスト(SRQ)、アクイジションの停止など、測定値がフェイルになった際のアクションの定義
- 三相電気解析(Opt. 4-3PHASE)では、以下の測定機能が追加されます。
- 測定項目
入力解析(電力品質、高調波、入力電圧、入力電流、入力電力)
リップル解析(ライン・リップル、スイッチング・リップル)
出力解析(位相図)
- 測定プロット
高調波バー・グラフ、位相図
- パワー解析(Opt. 4-PWR-BAS)および拡張パワー解析(Opt. 4-PWR)で追加される機能
- 測定項目
入力解析(周波数、VRMS、IRMS、電圧/電流クレスト・ファクタ、有効電力、皮相電力、無効電力、力率、位相角、高調波、突入電流、入力容量)
振幅解析(サイクル振幅、サイクル・トップ、サイクル・ベース、サイクル最大値、サイクル最小値、サイクル・ピーク)
タイミング解析(周期、周波数、負のデューティ・サイクル、正のデューティ・サイクル、負のパルス幅、正のパルス幅)
スイッチング解析(スイッチング・ロス、dv/dt、di/dt、安全動作領域、RDSon)
出力解析(電源リップル、スイッチング・リップル、効率、ターンオン時間、ターンオフ時間)
磁気解析(インダクタンス、I対Intg(V)、磁気損失、磁気プロパティ)、Opt. 4-PWRのみ
周波数応答解析(制御ループ応答ボード線図、電源電圧変動除去比、インピーダンス)、Opt. 4-PWRのみ
- 測定プロット
- 高調波バー・グラフ、スイッチング・ロス軌跡プロット、安全動作領域(SOA)
- 測定リミット
- 測定値に対するユーザ定義可能なリミット値によるパス/フェイル・テスト。スクリーン・イメージの保存、波形の保存、システム・リクエスト(SRQ)、アクイジションの停止など、測定値がフェイルになった際のアクションの定義
波形演算
- 演算波形数
- 無制限
- 演算
- 波形および定数の加算、減算、乗算、除算
- 代数式
- 波形、スカラ、任意の変数、波形測定結果などを含めた広範な代数式を定義可能。複雑な数式を使用して、演算を重ねて実行できる。例:(Integral(CH1-Mean(CH1))× 1.414 × VAR1)
- 演算関数
- 反転、積分、微分、平方根、指数、Log 10、Log e、Abs、Ceiling、Floor、Min、Max、Degree、Radian、Sin、Cos、Tan、ASin、ACos、ATan
- 関係式
- >、<、≧、≦、=、≠のブール値の結果
- ロジック
- AND、OR、NAND、NOR、XOR、EQV
- フィルタ関数 (標準)
- ユーザ定義フィルタのロード。フィルタ係数を含むファイルを指定。
- FFT関数
- スペクトラム(振幅、位相、実数および虚数)
- FFT垂直軸単位
振幅:リニアおよびログ(dBm)
位相:Degree、Radian、グループ遅延
- FFTの窓関数
- ハニング、方形、ハミング、ブラックマンハリス、フラットトップ2、ガウシアン、カイザー-ベッセル、Tek指数関数
スペクトラム表示
- 中心周波数
- アナログ帯域による制限あり
- スパン
- 18.6Hz~312.5MHz
18.6Hz~500MHz(Opt. 4-SV-BW-1)
粗調整(1-2-5シーケンス)
- RF測定
- Spectrum Viewのトレース・データおよび表示でのチャンネル・パワー(CHP)、隣接チャンネル・パワー比(ACPR)、占有帯域幅(OBW)の測定値
- RF対時間の波形
- 振幅対時間、周波数対時間、位相対時間(Opt. 4-SV-RFVTを使用)
- RF対時間トリガ
- RF振幅対時間/RF周波数対時間のエッジ、パルス幅、およびタイムアウト(Opt. 4-SV-RFVTを使用)
- スペクトログラム
- X軸にRF周波数対時間対振幅が周波数で表示され、Y軸には時間、パワー・レベルが異なる色で表示されます(Opt. 4-SV-RFVT)
- 分解能帯域幅(RBW)
18.6μHzから15.625MHz
18.6 μHz~25 MHz(Opt. 4-SV-BW-1)
- IQキャプチャ
- データは同相および直交(I&Q)サンプルとして保存され、時間領域データとI&Qデータの間で正確な同期が維持されます。
- RF対時間の波形が有効な場合(Opt. 4-SV-RFVT)、IQデータがファイルに取り込まれて、エクスポートされ、サードパーティ製アプリケーション内でさらに解析が実施されます。
- 最大取込時間は、スパンおよびサンプル・レートによって異なります。6.25 GS/sおよび500 MHzスパンでは、最大取込時間は0.021秒です。312.5 MHzスパンでは、最大取込時間は0.043秒です。40 MHzスパンでは、最大取込時間は0.172秒です。1 MHzスパンでは、最大取込時間は10.995秒です。
- ウィンドウ・タイプと係数
ウィンドウ・タイプ 帯域幅係数 ブラックマン-ハリス 1.90 フラットトップ:2 3.77 ハミング 1.30 ハニング 1.44 カイザー - ベッセル 2.23 方形 0.89
- スペクトラム・タイム
- FFTウィンドウ係数/RBW
- 基準レベル
- 基準レベルは、アナログ・チャンネルの Volts/Div 設定によって自動的に設定
- 設定範囲:-42dBm~+44dBm
- 垂直軸位置(Vertical Position)
- -100div~+100div
- 垂直軸単位
- dBm、dBµW、dBmV、dBµV、dBmA、dBµA
- 水平スケーリング
- リニア、対数
- マルチチャンネル・スペクトラム解析
- 各FlexChannel入力は、Spectrum View、RF対時間の波形(オプションRFVTを使用)、スペクトログラム(オプションRFVTを使用)で構成できます。
- チャンネル間で同時に複数のRF測定を実行できます。
- Spectrum時間と中心周波数の設定は、ロックを解除してチャンネル間で個別に移動できます。Spectrum Viewチャンネルはすべて、同じスパン、分解能帯域幅、ウィンドウ・タイプを共有する必要があります。
サーチ
- サーチの数
- 無制限
- サーチ・タイプ
- エッジ、パルス幅、タイムアウト、ラント・パルス、ウィンドウ違反、ロジック・パターン、セットアップ/ホールド違反、立上り/立下り時間、バス・プロトコル・イベントなど、ユーザ指定の条件に基づいて、ロング・メモリ全体から該当するすべてのイベントの検索が可能。サーチ結果は波形ビューまたは結果テーブルに表示可能
保存
- 保存
- オシロスコープまたはUSBメディア、リモート・ネットワーク・ドライブ、またはTekDriveコラボレーション・ワークスペースにファイルを直接保存します。
- 波形形式
- テクトロニクス波形データ(.wfm)、カンマ区切り値(.csv)、MATLAB(.mat)
- 波形ゲーティング
- カーソル、スクリーン、再サンプリング(n番目のサンプルごとに保存)
- スクリーン・キャプチャ形式
- ポータブル・ネットワーク・グラフィック(*.png)、
- セットアップ・タイプ
- テクトロニクス・セットアップ(.set)
- レポート形式
- Adobeポータブル・ドキュメント(.pdf)、シングル・ファイルのWebページ(.mht)
- セッション形式
- テクトロニクス・セッション・セットアップ(.tss)
ディスプレイ
- ディスプレイ・タイプ
- 338mm 液晶TFTカラー・ディスプレイ
- ディスプレイ解像度
- 1,920×1,080(水平ピクセル×垂直ピクセル)
- 表示モード
オーバレイ:トレースが互いに重なり合って表示される従来からのオシロスコープの表示モード
スタック:各波形が固有のスライスに表示される表示モード。それぞれの波形は別々に表示されていても、フル・レンジのADCを活用できるスライスの内部にチャンネルのグループをオーバーレイすることもできるため、信号の表示を見ながら簡単に比較できます。
- ズーム
- すべての波形およびプロット表示で水平および垂直ズームをサポート
- 補間方式
- Sin(x)/x、直線
- 波形スタイル
- ベクタ、ドット、可変パーシスタンス、無限パーシスタンス
- 波形目盛
- 移動可能/固定目盛、グリッド/時間/フル/なしから選択可能
- カラー・パレット
ノーマル、反転(スクリーンショット)
個々の波形の色をユーザが選択可能
- フォーマット
- YT、XY、XYZ
- 多言語ユーザ・インタフェース
- 英語、日本語、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語
- 多言語ヘルプ
- 英語版、日本語版、簡体字中国語版
任意波形/ファンクション・ジェネレータ(オプション)
- ファンクションのタイプ
- 任意波形、正弦波、方形波、パルス波、ランプ波、三角波、DC レベル、ガウシアン、ローレンツ、指数立上り/立下り、Sin(x)/x、不規則ノイズ、ハーバーサイン、Cardiac
- 正弦波
- 周波数レンジ
- 0.1 Hz~MHz
- 周波数の設定分解能
- 0.1Hz
- 周波数確度
- 130ppm(周波数≦10kHz)、50ppm(周波数>10kHz)
- これは正弦波、ランプ、方形波、パルス波形専用です。
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- 振幅フラットネス(代表値)
- ±0.5dB(1kHz)
- ±1.5dB(1kHz、20mVpp未満の振幅)
- 全高調波歪み(代表値)
- 1%(振幅:200mVpp以上、50Ω負荷)
- 2.5%(振幅:50mV以上、200mVpp未満、50Ω負荷)
- 正弦波のみに適用されます。
- スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ(代表値)
- 40 dB(Vpp≧0.1V)、30dB(Vpp≧0.02V)、50Ω負荷
- 方形波/パルス波
- 周波数レンジ
- 0.1 Hz~MHz
- 周波数の設定分解能
- 0.1Hz
- 周波数確度
- 130ppm(周波数≦10kHz)、50ppm(周波数>10kHz)
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- デューティ・サイクル・レンジ
- 10%~90%または最小パルス(10ns)、どちらか長い方
- 最小パルス時間は、オン・タイムとオフ・タイムの両方に適用されるため、周波数が高くなると、10nsのオフ・タイムを維持するために、最大デューティが低下
- デューティ・サイクル分解能
- 0.1%
- 最小パルス幅(代表値)
- 10ns。オンまたはオフのいずれかの継続時間の最小値
- 立上り/立下り時間(代表値)
- 5.5ns、10%~90%
- パルス幅分解能
- 100ps
- オーバシュート(代表値)
- 4 %未満、100mVppを超える信号ステップ
- これは正方向のトランジション (正のオーバシュート) および負方向のトランジション (負のオーバシュート) に適用される
- 非対称性(代表値)
- ±1% ±5ns、デューティ・サイクル50%のとき
- ジッタ(代表値)
- 60ps TIERMS未満、100mVpp以上の振幅、40%~60%のデューティ・サイクル
- ランプ/三角波
- 周波数範囲
- 0.1 Hz~
- 周波数の設定分解能
- 0.1Hz
- 周波数確度
- 130ppm(周波数≦10kHz)、50ppm(周波数>10kHz)
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- シンメトリ
- 0%~100%
- シンメトリの分解能
- 0.1%
- レベルの範囲
±2.5V(オープン回路)
±1.25V(50Ω)
- 不規則ノイズの振幅レンジ
20mVpp~5Vpp(オープン回路)
10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- Sin(x)/x
- 最高周波数
- MHz
- ガウシアン・パルス、ハーバーサイン、ローレンツ・パルス
- 最高周波数
- MHz
- ローレンツ・パルス
- 周波数範囲
- 0.1 Hz~ MHz
- 振幅レンジ
- 20mVpp~2.4Vpp(オープン回路)
10mVpp~1.2Vpp(50Ω)
- 心電図波形
- 周波数レンジ
- 0.1 Hz~
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、
10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- 任意波形
- メモリ容量
- 1~128k
- 振幅レンジ
- 20mVpp~5Vpp(オープン回路)、
10mVpp~2.5Vpp(50Ω)
- 繰返しレート
- 0.1 Hz~ MHz
- サンプル・レート
- 250 MS/s
- 信号振幅確度
- ±[(p-p振幅設定の1.5%)+(DCオフセット設定の1.5%)+1mV ](周波数=1kHz)
- 信号振幅分解能
1mV(オープン回路)
500μV(50Ω)
- 正弦波およびランプ波の周波数確度
- 1.3 × 10-4(周波数:10kHz以下)
- 5.0 × 10-5(周波数:>10kHz)
- DCオフセット・レンジ
±2.5V(オープン回路)
±1.25V(50Ω)
- DCオフセット分解能
1mV(オープン回路)
500μV(50Ω)
- DCオフセット確度
±[(絶対オフセット設定の1.5%)+1mV]
環境温度25℃から10℃ごとに3mVの不確実性を加算
デジタル・ボルトメータ(DVM)
- 測定項目
DC、ACRMS+DC、ACRMS
- 電圧分解能
- 4桁
- 電圧確度
- DC:
±((1.5% × ¦読み値-オフセット-ポジション)+(0.5% × ¦(オフセット-ポジション)¦)+(0.1 × Volts/div))
30℃超過分1℃につき、¦読み値-オフセット-ポジション¦が0.100%の割合で低下
±5div(スクリーン中央から)の信号
- AC:
±2%(40Hz~1kz)、40Hz~1kHz範囲外に高調波成分が存在しない場合
AC(代表値): ±2%(20Hz~10kHz)
AC測定においては、VPPの入力信号が4~10divの間に収まり、画面に波形全体が表示されるように、入力チャンネルの垂直軸を設定する必要があります。
トリガ周波数カウンタ
- 解像度
- 8桁
- 確度
±(1カウント+時間軸確度×入力周波数)
信号は8mVppまたは2div以上でなければならない(どちらか大きな方)
- 最高入力周波数
- 10Hz~アナログ・チャンネルの最高周波数帯域
- 信号は8mVppまたは2div以上でなければならない(どちらか大きな方)
プロセッサのシステム
- ホスト・プロセッサ
- ARM 1.5GHz、32ビット、デュアル・コア・プロセッサ
- オペレーティング・システム
- Closed Linux
- 内蔵ストレージ
- 64GB(eMMC)
入出力ポート
- HDMIビデオ・ポート
A 29ピンHDMIコネクタ
サポートされる解像度:1920 × 1080(60Hz)のみ。モニタは、機器の電源をオンにする前に取り付ける必要があります。
- プローブ補正出力(代表値)
- 接続機能:
- コネクタは機器の右側の下の部分に配置
- 振幅:
- 0~2.5V
- 周波数:
- 1kHz
- ソース・インピーダンス:
- 1kΩ
- 外部リファレンス入力
時間軸システムは外部10MHzリファレンス信号(±4ppm)に位相ロック可能
- USBインタフェース(ホスト、デバイス・ポート)
- USBホスト・ポート(前面パネル):USB 2.0ハイスピード・ポート(×3)
- USBホスト・ポート(後部パネル):USB 2.0ハイスピード・ポート(×2)
- USBデバイス・ポート(後部パネル):USB 2.0ハイスピード・デバイス・ポート(×1。USBTMC対応)
- Ethernetインタフェース
- 10/100/1000Mbps
- 補助出力
後部パネルにBNCコネクタ。オシロスコープのトリガ、オシロスコープの内部リファレンス・クロック出力、またはAFGシンク・パルスのイベント出力において正または負のパルス出力が可能
特性 リミット Vout(HI) 開回路: 2.5V以上、50Ω負荷で接地: 1.0V以上 Vout(LO) 4mA以下の負荷: 0.7V以下、50Ω負荷で接地: 0.25V以下
- ケンジントン・ロック
- 後部パネルにケンジントン・ロック用のセキュリティ・スロットを装備
- LXI
クラス:LXI Core 2016
バージョン:1.5
電源
- 電源
- 消費電力
最大400W
- ソース電圧
- 100~240V ±10%(50Hz~60Hz)
物理特性
- 寸法
高さ:286.99mm(脚をたたみ、ハンドルを後ろに回した状態)
高さ:351 mm(脚をたたみ、ハンドルを上げた状態)
幅:405mm(ハンドル・ハブ間)
奥行:155mm(脚の後ろからノブ前面まで、ハンドルを上げた状態)
高さ:265mm(脚をたたみ、ハンドルを後ろに回した状態)
- 質量
- 7.6kg未満
- 冷却
- 通気のために、(機器の前面から見て)右側および後面に50.8mm以上の隙間を確保してください。
- ラックマウント・タイプ
- 7U(オプションのRM4 ラックマウント・キット)
環境仕様
- 温度
- 動作時
- +0℃~+50℃
- 非動作時
- -30°C~+70°C
- 湿度
- 動作時
- 40℃以下で相対湿度5%~90%(RH)
- +40℃超、+50℃以下で相対湿度5%~50% (RH)、結露なし、最高湿球温度+39℃
- 非動作時
- +40℃以下で相対湿度5%~90%(RH)
- +40℃超、+50℃以下で相対湿度5%~50% (RH)、結露なし、最高湿球温度+39℃
- 高度
- 動作時
- 最高3,000m
- 非動作時
- 最高12,000m(39,370フィート)
- 温度
- 動作時
- +0℃~+50℃
- 非動作時
-30°C~+70°C
- 湿度
- 動作時
40℃以下で相対湿度5%~90%(RH)
+40℃超、+50℃以下で相対湿度5%~50% (RH)、結露なし、最高湿球温度+39℃
- 非動作時
+40℃以下で相対湿度5%~90%(RH)
+40℃超、+50℃以下で相対湿度5%~50% (RH)、結露なし、最高湿球温度+39℃
- 高度
- 動作時
- 最高3,000m
- 非動作時
- 最高12,000m
EMC適合性および安全性
- 安全性規格
- 米国NRTL認証取得 - UL61010-1およびUL61010-2-030
- カナダ認証 - CAN/CSA C22.2 No. 61010-1およびCAN/CSA C22.2 No. 61010-2-030
- EU適合性 - 低電圧指令2014-35-EUおよびEN61010-1。
- 国際規格準拠 - IEC 61010-1およびIEC61010-2-030
- 規制
CEマーク(EU)、CSA認定(米国/カナダ)
RoHS準拠
ソフトウェア
- IVIドライバ
LabVIEW、LabWindows/CVI、Microsoft .NET、およびMATLABなど、一般的なアプリケーションの標準測定器プログラム・インタフェースを提供VISAを介してPython、C/C++/C#など数多くの言語に対応が可能。
- TekDrive
- 接続されているデバイスのあらゆる種類のファイルをアップロード、保存、整理、検索、ダウンロード、および共有できます。TekDriveは、シームレスなファイルの共有や呼び出しを実現するために、計測器にネイティブに統合されています。USBメモリは必要ありません。ビューアを使用して、ブラウザで直接、 .wfm, .isf, .tss, and .csv などの標準ファイルの分析や確認を行います。詳細については、http://www.tek.com/software/tekdriveを参照してください。
- LXI Webインタフェース
ブラウザのアドレス・バーにオシロスコープのIPアドレスまたはネットワーク名を入力するだけで、標準のWebブラウザ経由でオシロスコープと接続できます。Webインタフェースで、機器のステータスと構成、ネットワーク設定のステータスと変更、SCPIトーカー/リスナーを通じた機器の制御を行うことができます。
- サンプル・プログラム
4/5/6シリーズ・プラットフォーム上でのプログラミングは簡単な作業ではありませんでした。プログラマ・マニュアルやGitHubサイトには、遠隔操作による自動化に役立つ数多くのコマンドやサンプル・プログラムが掲載されています。https://github.com/tektronix/programmatic-control-examplesをご覧ください。
ご注文の際は以下の型名をご使用ください。
以下のステップに従って、お客様の測定のニーズに合わせて、最適な機器とオプションを選択してください。
ステップ1
- 必要なFlexChannel入力数に基づいて機種を選択(各FlexChannel入力は、1つのアナログ入力または8つのデジタル入力のいずれにも使用可能)
型名 FlexChannelの数 MSO44型 4 MSO46型 6
- 全機種に付属
- チャンネルごとに1本の受動プローブ(アナログ):
- TPP0250型250MHzプローブと周波数帯域が200MHzの機種
- TPP0500B型500MHzプローブと周波数帯域が350MHzおよび500MHzの機種
- TPP1000型1GHzプローブと1GHzおよび1.5GHzの機種
- インストールおよび安全性に関するマニュアル
- 内蔵オンライン・ヘルプ
- 電源ケーブル
- 計量標準総合センターへのトレーサビリティと、ISO9001/ISO17025品質システム登録を文書化した校正証明書
- 本体は3年保証。
- 付属プローブは1年保証
ステップ2
- 周波数帯域の選択
必要な周波数帯域(アナログ・チャンネル)の選択。アップグレード・オプションを購入することで、いつでもアップグレードできます。
周波数帯域オプション 周波数帯域 4-BW-200 200MHz 4-BW-350 350MHz 4-BW-500 500MHz 4-BW-1000 1GHz 4-BW-1500 1.5GHz
ステップ3
- オプション・バンドルの追加
オプション・バンドルには、3つのクラス(スターター、プロ、アルティメット)があり、予算やアプリケーションのニーズに応じて様々なオプションをご利用になれます。各バンドルの現在の内容の詳細については、当社ウェブ・サイトhttps://www.tek.com/document/brochure/software-bundles-for-the-4-5-and-6-series-mso-oscilloscopesにアクセスして、ソフトウェア・バンドルのカタログをご覧ください。
- スターター・バンドルは、最も一般的なシリアル・バスのデコード、プロトコル解析、ハードウェア拡張オプションで構成されています。
- プロ・バンドルは、特定のアプリケーション(シリアル・トリガ/デコード、パワー・インテグリティ、シグナル・インテグリティ、車載、防衛/航空宇宙)に加えて、スターター・バンドルのすべてのオプションが含まれます。
- アルティメット・バンドルには、すべてのプロ・バンドルのすべてのオプションに加えて、スターター・バンドルのすべてのオプションが含まれます。
1年間ライセンス 永続的ライセンス バンドルの概要 4-STARTER-1Y 4-STARTER-ER 内容:I2C、SPI、RS-232/422/UARTシリアル・トリガ/解析、AFG(任意波形/ファンクション・ジェネレータ) 4-PRO-SERIAL-1Y 4-PRO-SERIAL-PER 内容:4-STARTERに加えて、62.5MS/Chのレコード長、選択したシリアル解析オプションを含む 4-PRO-POWER-1Y 4-PRO-POWER-PER 内容:4-STARTERに加えて、62.5MS/Chのレコード長、選択したパワー解析オプションを含む 4-PRO-AUTO-1Y 4-PRO-AUTO-PER 内容:4-STARTERに加えて、62.5MS/Chのレコード長、選択した車載用解析オプションを含む 4-PRO-MILGOV-1Y 4-PRO-MILGOV-PER 内容:4-STARTERに加えて、62.5MS/Chのレコード長、選択したシリアル解析オプションを含む 4-ULTIMATE-1Y 4-ULTIMATE-PER 内容:4-STARTER、すべての4-PROバンドル・オプションに加え、62.5 MS/Chのレコード長、RF対時間の波形、トリガ、スペクトログラム、IQキャプチャ、Spectrum Viewの取込帯域の拡張、ビデオ・トリガ・オプションを含む - 購入したバンドルにはそれぞれ、以下の2種類のライセンス期間のオプションがあります
- 1年間ライセンス:購入したバンドルのすべての機能と無償のアップグレードを1年間ご利用いただけます。1年を過ぎると、機能は無効になります。選択したバンドルには、1年間ライセンスを追加購入できます。
- 永続的ライセンス:購入したバンドルのすべての機能を永続的に有効にします。永続的ライセンスには、バンドルされた機能セットの1年間の無料アップグレードが含まれます。1年を過ぎると、前回のアップデートで有効になった機能セットの状態で凍結されます。
永続バンドルは、メンテナンス・ライセンスを購入することで、1年間のアクティベーション期間後も継続してアップグレードを受けられます。メンテナンス・ライセンスの情報は、以下のメンテナンス・ライセンスの表に記載されています。メンテナンス・ライセンスは、既存のStarter、Pro、またはUltimateのバンドル用に購入する必要があります。
メンテナンス・ライセンス 説明 4-STARTER-MNT-1Y 1年間のPerpetual Starter Bundle(永続スターター・バンドル)のアップデートが含まれています 4-PRO-MNT-1Y 1年間のPerpetual Pro Bundle(永続プロ・バンドル)のアップデートが含まれています 4-ULTIMATE-MNT-1Y 1年間のPerpetual Ultimate Bundle(永続アルティメット・バンドル)のアップデートが含まれています
ステップ4
- 内蔵機能の追加
これらは機器本体と同時に注文できますが、後でアップグレード・キットとして購入することもできます。
機器オプション 内蔵機能 4-RL-1 レコード長を62.5Mポイント/チャンネルに拡張 4-AFG 任意波形/ファンクション・ジェネレータの追加
ステップ5
- オプション機能(プロトコルのトリガ、デコード、サーチ)の追加
- 現段階で必要なプロトコル・サポートを、以下の解析オプションから選択してください。アップグレード・キットを購入することで、いつでもアップグレードできます。
計測器オプション サポートされるプロトコル 4-RFNFC ISO/IEC 15693、14443A、14443BおよびFeliCa(デコード/サーチのみ) 4-SRAERO 航空宇宙(MIL-STD-1553、ARINC 429) 4-SRAUDIO オーディオ(I2S、LJ、RJ、TDM) 4-SRAUTO 車載用(CAN, CAN FD、CAN XL、LIN、FlexRay、CANシンボル・デコード) 4-SRAUTOSEN 車載用センサー(SENT) 4-SRCOMP コンピュータ(RS-232/422/485/UART) 4-SRCXPI CXPI(デコード/サーチのみ) 4-SREMBD エンベデッド(I2C、SPI) 4-SRENET Ethernet(10BASE-T、100BASE-TX) 4-SRESPI eSPI(デコード/サーチのみ) 4-SRETHERCAT EtherCAT(デコード/サーチのみ) 4-SRI3C MIPI I3C 4-SRMANCH マンチェスター(デコード/サーチのみ) 4-SRMDIO MDIO(デコード/サーチのみ) 4-SRNRZ NRZ(デコード/サーチのみ) 4-SRONEWIRE 1-Wire(1-Wireデコード/サーチのみ) 4-SRPM パワー・マネジメント(SPMI) 4-SRPSI5 PSI5(デコード/サーチのみ) 4-SRSMBUS SMBus (デコード・サーチのみ) 4-SRSPACEWIRE Spacewire(デコード/サーチのみ) 4-SRSDLC 同期データ・リンク制御プロトコル(デコード/サーチのみ) 4-SRSVID SVID 4-SRUSB2 USB(USB2.0 LS、FS、HS) 4-SREUSB2 eUSB2.0(デコード/サーチのみ) 差動シリアル・バスの場合は、「アナログ・プローブ/アダプタの追加」をチェックしてください。
ステップ6
- データ解析機能の追加
機器オプション 拡張解析機能 4-3PHASE 三相電気解析(6チャンネル型のみ) 4-PWR 拡張パワー測定/解析(4-PWR-BASのすべての測定機能、FRA、磁気測定を含む) 4-MTM マスク/リミット・テスト 4-TDR 時間領域反射測定 4-VID NTSC、PAL、SECAMビデオ・トリガ 4-PWR-BAS パワー測定/解析(このオプションはOpt. 4-PS2とは同時発注できません) 4-SV-BW-1 Spectrum Viewの取込み帯域を500MHzに拡張 4-PS2 パワー・ソリューション・バンドル(Opt. 4-PWR-BAS、THDP0200型、TCP0030A型、067-1686-xx(デスキュー・フィクスチャ)) 4-WBG-DPT ワイド・バンドギャップSiC/GaNダブル・パルス・テストの測定および分析
ステップ7
- デジタル・プローブの追加
- FlexChannel入力にTLP058型ロジック・プローブを接続するだけで、各FlexChannel入力で8つのデジタル・チャンネルを使用できます。TLP058型プローブは、本体と同時に注文するか、または別途に注文することもできます。
この計測器には、 MSO44を 1~4個のTLP058プローブ、 8~32個のデジタル・チャンネルに、 MSO46を 1~6個のTLP058プローブ、 8~48個のデジタル・チャンネルに追加できます。
ステップ8
- アナログ・プローブ/アダプタの追加
- その他の推奨プローブ/アダプタの追加
推奨プローブ/アダプタ 概要 TAP1500 1.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ、入力電圧±8V TAP2500 2.5GHz TekVPI®アクティブ・シングルエンド電圧プローブ、入力電圧±4V TCP0030A 30A AC/DC TekVPI®電流プローブ、周波数帯域120MHz TCP0020 20A AC/DC TekVPI®電流プローブ、周波数帯域50MHz TCP0030A 30A AC/DC TekVPI電流プローブ、周波数帯域120MHz TCP0150 150A AC/DC TekVPI®電流プローブ、周波数帯域20MHz TRCP0300 30MHz AC電流プローブ、250mA~300A TRCP0600 30 MHz AC電流プローブ、500mA~600A TRCP3000 16MHz AC電流プローブ、500mA~3000A TDP0500 500MHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±42V TDP1000 1 GHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±42V TDP1500 1.5GHz TekVPI®差動電圧プローブ、差動入力電圧±8.5V THDP0100 ±6kV, 100MHz TekVPI®高電圧差動プローブ THDP0200 ±1.5kV, 200MHz TekVPI®高電圧差動プローブ TMDP0200 ±750V, 200MHz TekVPI®高電圧差動プローブ TPR1000 1GHz、シングルエンドTekVPI®パワーレール・プローブ(TPR4KITアクセサリ・キットを含む) TIVP02 絶縁プローブ、200MHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、2mケーブル TIVP02L 絶縁プローブ、200MHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、10mケーブル光アイソレーション型差動プローブ、200MHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、10mケーブル TIVP05 絶縁プローブ、500MHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、2mケーブル TIVP05L 絶縁プローブ、500MHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、10mケーブル TIVP1 絶縁プローブ、1GHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、2mケーブル TIVP1L 絶縁プローブ、1GHz、±5V~±2500V(チップにより異なる)、10mケーブル TPP0502 500MHz、2X TekVPI®受動電圧プローブ、入力容量12.7pF TPP0850 2.5kV、800MHz、50X TekVPI®高電圧受動プローブ TPP1000 1GHz, 10X TekVPI®受動電圧プローブ、1.3mケーブル、入力容量3.9pF P6015A 20kV, 75MHz高電圧受動プローブ TPA-BNC TekVPI®-TekProbe™ BNCアダプタ(既存のTekProbeプローブを本機に接続する場合に推奨) TEK-DPG TekVPIデスキュー・パルス・ジェネレーター信号源 067-1686-xx パワー測定デスキュー/校正フィクスチャ - 他のプローブについては、プローブ選択ツール(www.tek.com/probes)をチェックしてください。
ステップ9
- アクセサリの追加
運搬/取り付け用アクセサリの追加
オプショナル・アクセサリ 概要 HC4 前面パネル保護カバー付きハード・キャリング・ケース RM4 ラックマウント・キット SC4 前面パネル保護カバー付きソフト・キャリング・ケース GPIB-Ethernetアダプタ ICS Electronics 社から直接4865B型(GPIB-Ethernetアダプタ)を購入可能www.icselect.com/gpib_instrument_intfc.html
ステップ10
- 電源ケーブル・オプションの選択
電源ケーブルのオプション 概要 A0 北米仕様電源プラグ(115V、60Hz) A1 ユニバーサル欧州仕様電源プラグ(220V、50Hz) A2 イギリス仕様電源プラグ(240V、50Hz) A3 オーストラリア仕様電源プラグ(240V、50Hz) A5 スイス仕様電源プラグ(220V、50Hz) A6 日本仕様電源プラグ(100V、50/60Hz) A10 中国仕様電源プラグ(50Hz) A11 インド仕様電源プラグ(50Hz) A12 ブラジル仕様電源プラグ(60Hz) A99 電源コードなし
ステップ11
- 延長修理/校正オプションの追加
サービス・オプション 概要 T3 3年間のトータル保証サービス・プランでは、通常使用による損傷、事故による破損(ESDまたはEOSを含む)の修理または交換を含む、。 C3 3 年間の校正サービス。必要に応じて、推奨される校正間隔でトレーサブル校正または機能検証が実施されます。保証期間には初回の校正に加えて、2 年間の校正サービスが含まれます。 T5 5年間のトータル保証サービス・プランでは、通常使用による損傷、事故による破損(ESDまたはEOSを含む)の修理または交換を含む、。 R5 標準保証期間を5年に延長。部品、作業、国内2日の発送を保証。保証がない場合よりも迅速な修理対応。すべての修理で校正とアップデートを実施。手続きは不要。電話一本で修理プロセスが開始。 C5 5 年間の校正サービス。必要に応じて、推奨される校正間隔でトレーサブル校正または機能検証が実施されます。保証期間には初回の校正に加えて、4 年間の校正サービスが含まれます。 D1 校正データ・レポート D3 3 年間の校正データ・レポート (オプション C3 型付き) D5 5 年間の校正データ・レポート (オプション C5 型付き)
購入後の機能アップグレード
- 機能アップグレードの追加
- 購入後も簡単に機能を追加できます。ノード・ロック・ライセンスの場合は、単一の製品のオプション機能が永続的に有効になります。フローティング・ライセンスの場合は、ライセンスが有効なオプションを対応機器間で簡単に移動できます。
アップグレード機能 | ノード・ロック・ライセンス・アップグレード | フローティング・ライセンス・アップグレード | 説明 |
---|---|---|---|
内蔵機能の追加 | SUP4-AFG | SUP4-AFG-FL | 任意波形/ファンクション・ジェネレータの追加 |
SUP4-RL-1 | SUP4-RL-1-FL | レコード長を 62.5 M ポイント/チャンネルに拡張 | |
プロトコル解析の追加 | SUP4-RFNFC | SUP4-RFNFC-FL | ISO/IEC15693およびISO/IEC14443A(デコード/サーチのみ) |
SUP4-SRAERO | SUP4-SRAERO-FL | 航空・宇宙通信用シリアル・トリガ/解析(MIL-STD-1553、ARINC 429) | |
SUP4-SRAUDIO | SUP4-SRAUDIO-FL | オーディオ・シリアル・トリガ/解析(I2S、LJ、RJ、TDM) | |
SUP4-SRAUTO | SUP4-SRAUTO-FL | 車載用シリアル・トリガ/解析(CAN、CAN FD、CAN XL、LIN、FlexRay、CANのシンボル・デコード) | |
SUP4-SRAUTOSEN | SUP4-SRAUTOSEN-FL | 車載用センサ・シリアル・トリガ/解析モジュール(SENT) | |
SUP4-SRCOMP | SUP4-SRCOMP-FL | コンピュータ・シリアル・トリガ/解析(RS-232/422/485/UART) | |
SUP4-SRCXPI | SUP4-SRCXPI-FL | CXPIシリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SREMBD | SUP4-SREMBD-FL | 組込みシリアル・トリガ/解析(I2C、SPI) | |
SUP4-SRENET | SUP4-SRENET-FL | Ethernetシリアル・トリガ/解析(10BASE-T、100BASE-TX) | |
SUP4-SRESPI | SUP4-SRESPI-FL | eSPIシリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SRETHERCAT | SUP4-SRETHERCAT-FL | EtherCATシリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SRI3C | SUP4-SRI3C-FL | MIPI I3C シリアル・トリガ/解析 | |
SUP4-SRMANCH | SUP4-SRMANCH-FL | マンチェスター(デコード/サーチのみ) | |
SUP4-SRMDIO | SUP4-SRMDIO-FL | 管理用データ入出力(MDIO)シリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SRNRZ | SUP4-SRNRZ-FL | NRZ シリアル解析 | |
SUP4-SRONEWIRE | SUP4-SRONEWIRE-FL | 1-Wireシリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SRPM | SUP4-SRPM-FL | 電源管理シリアル・トリガ/解析(SPMI) | |
SUP4-SRPSI5 | SUP4-SRPSI5-FL | PSI5 シリアル解析 | |
SUP4-SRSMBUS | SUP4-SRSMBUS-FL | SMBusシリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SRSPACEWIRE | SUP4-SRSPACEWIRE-FL | SpaceWireシリアル解析 | |
SUP4-SRSDLC | SUP4-SRSDLC-FL | 同期データ・リンク制御 | |
SUP4-SRSVID | SUP4-SRSVID-FL | シリアルVID(SVID)シリアル・デコード/解析 | |
SUP4-SRUSB2 | SUP4-SRUSB2-FL | USB 2.0シリアル・バス・トリガ/解析(LS、FS、およびHS) | |
SUP4-SREUSB2 | SUP4-SREUSB2-FL | eUSB 2.0 (Embedded USB 2.0) シリアル・デコード/解析 | |
拡張解析の追加 | SUP4-3PHASE | SUP4-3PHASE-FL | 三相電気解析(6チャンネル型のみ) |
SUP4-MTM | SUP4-MTM-FL | マスク/リミット・テスト | |
SUP4-PS2 | N/A | パワー・ソリューション・バンドル(Opt. 4-PWR、THDP0200型、TCP0030A型、067-1686-xx(デスキュー・フィクスチャ)) | |
SUP4-PWR-BAS | SUP4-PWR-BAS-FL | パワー測定/解析 | |
SUP4-PWR | SUP4-PWR-FL | 拡張パワー測定/解析 (SUP4-PWR-BAS のすべての測定機能を含む) | |
SUP4-SV-BW-1 | SUP4-SV-BW-1-FL | Spectrum Viewの取込み帯域を500 MHzに拡張 | |
SUP4-SV-RFVT | SUP4-SV-RFVT-FL | Spectrum ViewでのRF対時間波形、トリガ、スペクトログラム、およびIQキャプチャ | |
SUP4-TDR | SUP4-TDR-FL | 時間領域反射測定 | |
SUP4-VID | SUP4-VID-FL | NTSC、PAL、および SECAM ビデオ・トリガ | |
SUP4-WBG-DPT | SUP4-WBG-DPT-FL | ワイド・バンドギャップSiC/GaNダブル・パルス・テストの測定および分析 | |
デジタル・ボルトメータの追加 | N/A | N/A | デジタル・ボルトメータ/周波数カウンタ(製品登録により無料で提供:www.tek.com/register4mso) |
購入後の周波数帯域のアップグレード
- 購入後に周波数帯域のアップグレードを購入する
- 購入後も製品のアナログ周波数帯域を簡単にアップグレードできます。周波数帯域のアップグレードは、FlexChannelの入力数、現在の帯域、必要な帯域の組み合わせに基づいて購入してください。
全機種は、任意の周波数帯域にもアップグレードできます。
所有するオシロスコープの機種 | 帯域アップグレード製品 | アップグレード・オプション | アップグレード・オプションの概要 |
---|---|---|---|
MSO44 | SUP4-BW4 | 4-BW2T3-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を200 MHzから350 MHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス |
4-BW2T5-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を200MHzから500MHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW2T10-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を200MHzから1GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW2T15-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を200 MHzから1.5 GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW3T5-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を350MHzから500MHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW3T10-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を350MHzから1GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW3T15-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を350MHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW5T10-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を500MHzから1GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW5T15-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を500MHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW10T15-4 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 4)機種の周波数帯域を1GHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
MSO46 | SUP4-BW6 | 4-BW2T3-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を200MHzから350MHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス |
4-BW2T5-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を200MHzから500MHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW2T10-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を200MHzから1GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW2T15-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を200MHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW3T5-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を350MHzから500MHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW3T10-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を350MHzから1GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW3T15-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を350MHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW5T10-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を500MHzから1GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW5T15-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を500MHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス | ||
4-BW10T15-6 | ライセンス。周波数帯域のアップグレード。FlexChannnel(x 6)機種の周波数帯域を1GHzから1.5GHzにアップグレード。ノード・ロック・ライセンス |